事務所の研修リストに沿って、弥生会計・Google・LINE・マネーフォワード クラウド会計/給与・電子申告と納付・契約の手続きの操作を、全189項目に整理したスタッフ研修ガイドです。項目ごとに到達目標・手順・公式ヘルプの画面(141点)・事務所の注意をまとめ、習熟度を記録できます(2026年9月時点)。
会計ソフト・業務ツール 操作研修ガイド
研修リストの並びどおりに、分野ごとのページで1項目ずつ進めます。各項目で習熟度(未習熟・習熟済・習熟度高)を記録すると、このページのカリキュラムと学習の順番に進み具合が表示されます。
未習熟0習熟済0習熟度高0未確認0
カリキュラムと進捗
研修は「基本」と「応用」に分かれます。基本は弥生会計・Google・マネーフォワード・LINE・e-Taxで、どの分野も「基本操作ができて、応用的な事項は自分で対応できる(効率的な使い方の設定を含む)」ことを目標にします。よく使う項目は、細かい部分でも引っかかりやすいポイントまで含めています。
後半(別途時間を設けます)
- 確定申告:e-Taxの確定申告書等作成コーナー(所得税・消費税)。電子申告・納付のページの E12 で概要を確認できます。
- 応用(JDL):法定調書・年末調整、法人税・消費税(税務対応の場合)。2年目以降は相談しながら進めます。
学習の順番
カリキュラムはツールごとに並んでいますが、実務では次の順番で身につけると無理がありません。段階ごとに、対応する項目へのリンクを並べています(左の色が習熟度:灰=未確認、橙=未習熟、青=習熟済、緑=習熟度高)。
STAGE 0受講の前に30分
このページの「必ず守るルール」と「研修の進め方」を読みます。取り消せない操作は、練習用のデータでも指導者に確認してから行います。
STAGE 1入社初日初日0/26
事務所の道具(Google・LINE・パソコン)を安全に使えるようにします。共有の設定とLINEのログインの設定は必ずこの日に済ませます。
パソコンP01STAGE 21週目:毎日の記帳1週間0/55
帳簿・伝票の入力と、銀行・カードの明細の取り込み(弥生のスマート取引取込、マネーフォワードのデータ連携)を身につけます。
STAGE 31か月目:月次の締めと点検1か月0/22
残高の照合、二重計上の確認、推移表での点検、データの保存(弥生ドライブ・バックアップ)など、月ごとの締めを身につけます。
STAGE 42〜3か月目:顧問先の設定と給与・契約2か月0/61
新しい顧問先のデータ作成・科目・消費税の設定、給与計算、契約の手続きを身につけます。
STAGE 5繁忙期:決算・申告・納付繁忙期まで0/25
決算書の作成、年度の繰越、予定納税・源泉所得税の電子納付とダイレクト納付の準備を身につけます。
研修の前に:必ず守るルール
会計ソフトの事故の多くは、操作の手順よりも心構えの抜けから起きます。どのソフト・どの段階でも、次のルールを守ります。
鉄則1取り消せない操作の前には、必ずバックアップを取る
実行すると元に戻せない操作があります。バックアップがあれば実行前の状態に戻せますが、ないと入力が丸ごと消えることもあります。
鉄則2後から変えられない設定を、先に確かめる
データを作るときの設定には、後から変えられないものがあります(勘定科目の体系、事業者の区分など)。迷ったら指導者に確認してから進めます。
鉄則3自動で入った数字を、そのまま信じない
明細の自動取込やレシートの読み取りの科目は推測で入ります。二重計上・科目・税区分は、人が見て確かめます。
ルール1連携している口座・カードの取引は、領収書から別に仕訳を起こさない
連携している明細から仕訳を作り、領収書などは科目や税区分を決める資料として使います。別に起こすと同じ支払いが2回計上されます。
ルール2残高照合で1円まで合うまで、「完了」と報告しない
実際の残高と帳簿の残高が1円まで合って、初めてその口座の記帳が正しいと言えます。
ルール3ファイル名は「期・年度_書類名」にする
どの期・どの年度の書類かが、ファイル名だけで分かるようにします。
ルール4ほかの顧問先のフォルダに入れない
保存・アップロードの前に、その顧問先のフォルダであることを必ず確かめます。
取り消せない操作(主なもの)
- 弥生会計:繰越処理、仕訳の一括置換、仕訳データのインポート、弥生ドライブのロックの強制解除(Y45・Y08・Y48・Y24)
- マネーフォワード:自動仕訳ルールの一括編集、データ連携の削除(その口座の明細も消える)、取引明細のCSVインポート(同じファイルを2回取り込むと二重になる)、部門の削除(M03・M01・M08・M43)
- 電子申告・納付:送信した申告・届出は取り消せず、誤りがあれば出し直しなどの手続きが必要です。送信や納付の前に、税目・金額・期間を確かめます(E01〜E04)。
- 契約:クラウドサインで送信した書類は修正できません(C02)。
研修の進め方と習熟度
- 学習の順番を見て、分野のページを開きます。
- 項目を開き、到達目標・手順・公式の画面・事務所の注意を読みます。公式ヘルプのリンクで最新の内容も確かめます。
- 練習用のデータで実際に操作します。本番の顧問先のデータでは試しません。
- 項目の下で習熟度を記録します(未習熟・習熟済・習熟度高)。
- 指導者に確認してもらい、未習熟の項目は「未確認・未習熟」の絞り込みで見直します。
習熟度の記録はこのブラウザの中だけに保存され、サーバーには送られません。別のパソコンやブラウザには引き継がれません。記録を消すときは右のボタンを2回押します。
出典と関連ページ
- 画面と出典
- 画面の画像は、弥生・マネーフォワード・Google・LINEヤフー・Microsoft・国税庁(e-Tax)・地方税共同機構(eLTAX)・クラウドサインの公式ヘルプから、掲載ページを画像ごとに明記して引用しています(加工なし)。画面や手順は各社の更新で変わることがあります。
- このガイドの位置づけ
- 当事務所のスタッフ研修用に、研修リストの項目を2026年9月時点の公式情報で整理したものです。「事務所の注意」は当事務所の運用で、一般的な決まりではありません。
