親から現金や不動産をもらい、贈与税の申告が必要になった。自分でやるべきか税理士に頼むべきか、頼むなら費用はいくらか——検索しても料金の幅が広く、相場感がつかみにくいのが贈与税申告の代行です。
この記事は、こんな方に役立ちます
- 決算・申告を控えて段取りを確認したい経営者
- 記帳や決算整理をどこまで自社でやるか迷っている方
- 申告期限と納税の流れを把握したい方
結論から言うと、贈与税申告の代行費用は「基本報酬+財産の種類による加算」という構造で決まります。現金だけならシンプルで抑えめ、土地や非上場株式、特例の適用が入ると上がる傾向にあります。この記事では内訳の仕組みと依頼の判断軸を整理します。
- 代行費用は「基本報酬+評価・特例の加算」で決まる
- 土地・非上場株・特例適用が費用の上がる三大要因
- 現金のみの贈与なら自分で申告しやすい
- 期限は翌年2月1日〜3月15日。遅れるとペナルティも
- 特例はやり直しがきかない。迷ったら申告前に相談を
贈与税申告の代行費用は「基本報酬+加算」で決まる
多くの事務所では、申告書作成の基本報酬に、財産評価や特例適用の手間に応じた加算を積み上げる体系をとっています。贈与財産の金額に応じて段階制にしている事務所もあります。
同じ贈与税申告でも、現金100万円と土地の持分では作業量がまったく違うため、総額だけでなく内訳を見積りで確認しておくと安心です。
費用が上がる主な要因
- 土地の贈与(路線価評価と各種補正の計算が必要)
- 非上場株式の贈与(会社の決算書から株価を算定)
- 相続時精算課税制度を選択する場合
- 住宅取得等資金の非課税など特例を適用する場合
- 複数人からの贈与や過去の贈与の整理が必要な場合
共通するのは「評価」と「特例」に手間がかかるという点です。裏を返せば、現金や上場株式のみで特例も使わない申告であれば、代行費用は比較的抑えられる傾向にあります。
具体例:現金300万円と土地の持分贈与の違い
父から現金300万円の贈与を受けた場合、基礎控除110万円を差し引いた残りに税率を掛けて税額を計算します。
財産の評価という工程がないため申告は比較的シンプルで、国税庁の確定申告書等作成コーナーを使ってご自身で申告する方も多いケースです。なお基礎控除額や税率は改正されることがあるため、最新の情報は国税庁サイトでご確認ください。
一方、土地の持分贈与では、路線価に奥行や形状などの補正を加えて評価し、持分割合を掛けて計算します。評価を誤ると税額が大きく変わるうえ、申告後に気づいても取り返しがつきにくい領域です。専門家に支払う費用がリスク回避の効果を下回りやすい、つまり頼む価値が出やすい分かれ目もここにあります。
申告の期限と、自分でやるか頼むかの判断
贈与税の申告の期限は、贈与を受けた年の翌年2月1日から3月15日です。期限を過ぎると無申告加算税や延滞税の対象になりえます。大きな目安としては、現金のみ・特例なしなら自分で、不動産・非上場株・特例ありなら専門家へ、と考えるとよいでしょう。
特に注意したいのが特例です。要件を1つ満たさないだけで適用できず、後からやり直しがきかないものが多くあります。書類の添付漏れひとつが数十万円の差になることもあるため、特例を使う申告は迷ったら申告前に相談しておくのが安全です。
まとめ
具体的な費用は財産の内容と適用する特例で変わります。当事務所ではAIを活用した資料の下準備と税理士による最終確認を組み合わせ、贈与税申告を支援しています。札幌で贈与税申告の代行をお考えの方は、当事務所の料金プランをご確認のうえ、お問い合わせからお気軽にご相談ください。
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決算前にそろえておく主な書類
- 売上・仕入の請求書と入金記録
- 預金通帳・借入金の返済予定表
- 請求書・領収書(経費)
- 固定資産の取得・売却の資料
- 棚卸表(在庫の数量と金額)
※本記事は2026年7月時点の法令・情報に基づく一般的な解説であり、個別の税務判断を保証するものではありません。実際の適用にあたっては税理士等の専門家にご相談ください。
出典・参考情報(公的機関)
本記事は一般的な情報提供を目的とするものであり、個別の税務判断・アドバイスを行うものではありません。税制・法令は改正される場合があります。実際の申告・手続の際は、上記の公的機関が公表する最新情報をご確認のうえ、税理士など専門家へご相談ください。
