freee請求書(freee会計の請求書メニューを含む)を使う担当者向けに、実務で引っかかりやすいポイントを症状から引けるようにまとめたガイドです。登録番号が表示されない、消費税が1円合わない、作成予約の請求書が会計に載らない、共有リンクの修正が反映されない、郵送代行を止められない、入金があっても決済待ちのまま、売上の二重計上、請求書を削除できないといった症状の原因と正しい操作を、freee公式ヘルプへのリンクと画面画像つきで解説します。
登録番号と端数処理の設定、作成予約・合算・源泉徴収、共有リンクと郵送代行、freee会計への取引登録と入金消込、取り消しと再発行まで。請求業務で引っかかるポイントを「よくある症状→原因→正しい操作」で整理しました。
1項目=1つのつまずき
見出しは「画面で起きていること」です。検索窓に症状の言葉(例:二重、差額、0円、反映されない)を入れると、該当する項目だけに絞り込めます。画面画像はクリックで拡大できます。
目印(タグ)
- 頻出
- 二重計上
- 残高・金額ズレ
- 制度改正
- 取り消せない操作
- 設定ミス
- プラン・権限
「頻出」は多くの人が引っかかる所、「取り消せない操作」は実行前に確認が必要な所です。タグのボタンで絞り込めます。
- 入金があったのに請求書が「決済待ち」のまま変わらない第6章
- 売上が二重に計上された(請求書の取引と入金の取引が両方ある)第6章
- 作成予約(定期請求)で作られた請求書が、freee会計に登録されず取引先にも届かない第4章
- 「登録番号が事業所設定で登録されていません。」と表示され、請求書に登録番号が出ない第2章
- 消費税額が明細ごとに計算した合計と1円合わない/消費税額を手入力で直せない第2章
- 請求書から登録した取引を、freee会計の取引画面で編集・削除できない第6章
- 請求書を削除したいのに「削除」のメニューがない第7章
- 共有リンクを送った後に請求書を直したのに、取引先の画面では古い内容のまま第5章
- 郵送代行を止めたい/帳票を取り消したのに郵送された第5章
- 旧画面で作った請求書を編集できない・入金を登録できない(旧帳票機能の終了)第1章
- 請求書を作成・送付したのに、freee会計の売上(取引)に載っていない第1章
- 振込手数料が引かれた入金・一部入金・まとめて入金を消し込めない第6章
- 受取請求書から連携した取引と、freee会計で登録した取引が二重になる第8章
- 請求書を修正したのに、freee会計の取引の金額や科目が変わらない第7章
該当する項目がありません。言葉を短くするか、タグの選択を外してください。
freee請求書と会計の関係、初期設定、取引先と品目。
freee請求書とは(freee会計の請求書メニュー・旧帳票との違い)
freee請求書は、見積書・納品書・請求書などの帳票の発行に特化したサービスで、freee会計の請求・入金メニューから開く請求書画面の中身でもあります。freee会計に付属していた従来の請求書機能(旧帳票)は、2026年(令和8年)1月以降、新規作成や編集ができません。この章では、名前の似た機能・サービスの関係と、最初に誤解しやすい「請求書を作っただけでは会計に売上が載らない」点を整理します。内容は2026年9月17日(令和8年9月17日)時点の公式ヘルプに基づきます。
まず全体像
| 名称 | 位置づけ | 請求書の作成・編集 | 押さえておく点 |
|---|---|---|---|
| freee請求書 | 帳票発行に特化したサービス。freee会計の新しい帳票画面を単独で使うときの名称 | 可能 | 利用にはfreee会計のアカウントが必要(freee請求書の基本機能は無料) |
| freee会計の請求・入金→請求書 | freee請求書の請求書一覧を別タブで開くメニュー | 可能(中身はfreee請求書) | 請求書の作成と、freee会計への取引登録は別の操作 |
| 旧帳票機能(旧画面) | freee会計に付属していた従来の請求書機能 | 不可(2026年1月以降) | 閲覧・ダウンロード・新帳票へのコピーは可能 |
| freee販売 | 案件・受発注・売上仕入の実績や粗利を管理するサービス | freee販売側で実施 | freee販売の帳票はfreee請求書でも閲覧可能。編集・取り消しは不可 |
公式ヘルプ「freee請求書のサービス紹介」「freee会計 新メニューバー 活用ガイド」「旧帳票機能のご利用方法について」「freee会計との連携に関するよくある質問」をもとに作成。
01-01freee会計で「請求書」を開くと別タブでfreee請求書が開く(どちらで作ればよいか分からない)#
よくある症状
freee会計の請求・入金→請求書をクリックすると、別のタブで「freee請求書」の画面が開きます。freee会計の請求書とfreee請求書が別々にあるように見え、どちらで作るべきか、データが二重にならないかと迷います。
原因
- freee会計で使う帳票機能は、freee請求書そのものです。新メニューバーの見積書・納品書・請求書・領収書は、いずれもfreee請求書の一覧を別タブで開くメニューです。
- 「freee請求書」は、freee会計の新しい帳票画面を単独で使う場合のサービス名称です。freee会計から開いても、freee請求書に直接ログインしても、同じ帳票データを扱います。
- freee請求書を使うにはfreee会計のアカウントが必要です。アカウントを持っていない人がfreee請求書に登録すると、freee会計のアカウントも同時に作成されます。
正しい操作
- freee会計を使っている事業所は、請求・入金→請求書から開いても、freee会計の画面左上の九つの点→freee請求書から開いても構いません。どちらも同じデータなので、作成場所を分ける必要はありません。
- 事業所で最初にfreee請求書の利用を開始できるのは、freee会計の管理者権限を持つ人だけです。利用開始の画面で免責事項を確認し、利用を開始をクリックします。
- 最初に利用を開始した人がfreee請求書の管理者になり、2人目以降は招待が必要です。誰が利用を開始するかを先に決めておきます(この章の「アクセス権限がないため利用できません」)。
- 利用開始後は、登録番号・帳票テンプレート・採番と取引先を設定してから請求書を作成します(第2章・第3章)。
01-02旧画面で作った請求書を編集できない・入金を登録できない(旧帳票機能の終了)#
よくある症状
以前にfreee会計の請求書機能(旧画面)で作った請求書を修正しようとしても編集できません。旧画面で行っていた入金の登録もできず、メニューバーを切り替えた後は旧帳票の一覧画面も見当たりません。
原因
- 旧帳票機能は段階的に終了しています。入金管理は2025年(令和7年)6月以降、新規作成や編集などは2026年(令和8年)1月以降、利用できません。帳票の設定・管理も、2026年1月以降は送信履歴以外は利用できません。
- 2026年1月以降も、旧帳票の閲覧・ダウンロードと、新しい帳票機能(freee請求書)へのコピーは利用できます。
- 共通メニューバーに切り替えた後は、旧帳票の一覧画面へ移動する導線がありません。公式ヘルプでは、見積書や請求書などの各画面から確認するよう案内されています。
正しい操作
| 旧帳票で行いたいこと | 2026年9月17日時点の扱い |
|---|---|
| 内容を修正して再発行 | 旧帳票は編集できないため、新しい帳票機能へコピーして作成します |
| 過去の請求書の閲覧・保存 | 閲覧とダウンロードは引き続き可能です |
| 入金の管理 | 旧画面の入金登録は使えません。旧帳票から登録した未決済取引があれば、freee会計側で消込します |
| 定期請求の継続 | 旧帳票機能の定期請求設定を反映した作成予約では、取引情報も自動で引き継がれます |
| 郵送代行の依頼 | 旧帳票機能の郵送代行は2024年(令和6年)9月末で終了しました。作成済みの旧帳票も、freee請求書から依頼します |
- 今後も使う旧帳票(毎月同じ内容の請求書など)は、Web版で新しい帳票機能へコピーし、freee請求書の帳票として作り直します。freee請求書アプリでは旧帳票の閲覧・コピーはできませんが、Web版でコピーした帳票はアプリにも反映されます。
- 旧画面で定期請求を設定していた場合は、freee請求書のその他設定→作成予約で、作成予約の内容と取引情報を確認します。
- 旧帳票に対応する入金の確認は、freee会計の未決済取引の消込で行います(freee会計ページ第5章)。
- 郵送が必要な旧帳票は、freee請求書の帳票の郵送代行サービスから依頼します。
注意
freee会計がプラン未契約の状態では、freee会計の請求書類(旧帳票)の閲覧・編集は利用できません。freee請求書で作成した書類は、freee請求書のログイン画面からfreee会計のアカウントでログインすれば利用できます(【法人】freee会計のプランについて)。freeeの仕様ではありませんが、実務ではプランの変更や解約の前に、保存が必要な旧帳票をダウンロードしておくと安心です。
01-03請求書を作成・送付したのに、freee会計の売上(取引)に載っていない#
よくある症状
freee請求書で請求書を作成して取引先に送ったのに、freee会計の取引や試算表に売上・売掛金が出てきません。請求書の一覧を見ると、取引ステータスが「登録待ち」のままです。
原因
- 請求書を作成・保存しても、freee会計の取引は自動では作られません。帳票の内容を取引にするには、取引登録の操作が必要です。
- 作成予約(定期請求)で作られた請求書も、作成時に取引は自動登録されず、手動での取引登録が必要です。取引先へのメール送信も自動では行われません(第4章)。
- 請求書・納品書・発注書から取引登録すると未決済取引が、領収書から取引登録すると決済取引(現金の口座)が作られます。
正しい操作
- freee請求書の請求書を開き、一覧の取引ステータス欄を確認します。フィルタで取引ステータスを選ぶと、登録済みと未登録(登録待ち)の帳票を絞り込めます。
- 未登録の請求書を開き、画面右上の取引登録をクリックします。勘定科目などを確認してから登録したい場合は、取引登録→取引内容を編集を選びます。
- 取引の発生日には請求日が自動で入ります。売上の計上日が請求日と違う場合(例:3月31日締めの請求書を4月1日に発行したときは、締め日の3月31日)は、発生日を直してから取引登録をクリックします。
- 複数の請求書をまとめて登録するときは、一覧で請求書にチェックを入れ、一括処理メニューの取引登録→一括取引登録をクリックします。
- 新規作成と同時に登録まで済ませる場合は、作成画面の保存して取引を登録を使います。
NG:作成・送付だけで終わる運用
- 取引ステータスが「登録待ち」の請求書が残り、売掛金が未計上
- 入金があった日に自動で経理で「収入」として新規登録し、後から請求書の取引登録もして売上が二重計上
- 同じ売上を請求書と領収書の両方から取引登録し、取引が二重に作成
OK:請求書ごとに取引登録し、入金は消込
- 請求書ごとに取引登録し、発生日を売上の計上日にした未決済取引(売掛金)を作成
- 入金明細は、自動で経理で未決済取引と消込(第6章)
- 月末に、一覧の取引ステータスで登録漏れを確認
01-04freee請求書だけの契約では、会計への取引登録や決済ステータスの連携が使えない#
よくある症状
freee請求書を無料またはスタンダードプランで使い始めたところ、請求書の内容をfreee会計の取引にできず、入金があっても請求書の決済ステータスが自動では変わりません。売上の計上を会計側で別に行う必要があるのか迷います。
原因
- freee請求書の基本機能(帳票の作成・送付など)は無料で使えますが、帳票からfreee会計へ取引を連携する機能は、次の表のプランに限られます。
- 帳票からの取引登録は、freee会計の有料プランを利用中の事業所のみ行えます。freee請求書のプランでは、取引登録・一括取引登録・決済ステータスの会計連携の対象はアドバンスプランです。
- 対象のプランでも、取引登録には「取引」の登録権限と、勘定科目などの閲覧権限が必要です。
| 契約の状態 | 帳票の作成・送付 | 取引登録・一括取引登録 | 決済ステータスの会計連携 |
|---|---|---|---|
| freee会計の有料プラン(法人:ひとり法人・スターター・スタンダード・アドバンス・エンタープライズ、旧プランのミニマム・ベーシック・プロフェッショナル・エンタープライズ/個人:スターター・スタンダード・プレミアム/freee経理) | 可能 | 可能 | 可能 |
| freee請求書のアドバンスプラン | 可能 | 可能 | 可能 |
| freee請求書のスタンダードプラン | 可能 | 対象外 | 対象外 |
| freee会計・freee請求書ともにプラン未契約(無料で利用) | 可能(一部の機能に制限あり) | 対象外 | 対象外 |
公式ヘルプ「freee会計へ取引を連携する」「取引を一括登録する」「決済ステータスの会計連携について」の利用プランと、「freee請求書のプランについて」「freee請求書のサービス紹介」の機能表をもとに作成。料金は掲載していません。
正しい操作
- 契約中のプランを確認し、上の表で取引登録と決済ステータスの会計連携が使えるかを確かめます。
- freee会計で帳簿をつける事業所は、対象のプランで請求書からの取引登録を使います。freee請求書だけを契約している場合、取引登録を使えるのはアドバンスプランです。
- 対象外のプランで運用する場合、freeeの仕様ではありませんが、実務では「請求書を発行しても会計に売上は計上されない」前提で、会計側での計上方法と計上漏れの確認方法を決めておきます。
- 対象のプランなのに取引登録ができない場合は、権限を確認します(第6章・第9章)。決済ステータスを自動で反映させるには、その他設定→取引連携で取引の決済ステータスを帳票の決済に自動反映にチェックを入れて保存します。この設定を変えられるのは、freee請求書の「事業所設定の操作」権限と、freee会計の取引の参照権限がある人だけです。
01-05「freee請求書へのアクセス権限がないため利用できません」と表示される#
よくある症状
freee会計には招待されているのに、freee請求書を開くと「freee請求書へのアクセス権限がないため利用できません」と表示され、請求書の画面に入れません。
原因
- freee会計を使っている事業所で、freee請求書に最初にログインできるのは、freee会計の管理者権限を持つ人だけです。管理者権限がない人は、利用を開始できません。
- 最初にログインした人がfreee請求書の管理者になり、2人目以降は、freee請求書に招待されたメンバーだけがログインできます。freee会計の管理者権限を持っていても、すでに他の人が利用を開始していれば招待が必要です。
- freee会計への招待と、freee請求書への招待は別の手続きです。
- ログイン中の事業所が、freee請求書を使っている事業所と違う場合もあります。
正しい操作
- 画面に表示された事業所名を確認し、違う事業所であれば事業所を変更から切り替えます。
- 事業所でまだ誰もfreee請求書を使っていない場合は、freee会計の管理者にfreee請求書へログインしてもらい、利用を開始してもらいます。
- すでに利用が始まっている場合は、freee請求書の管理者などに招待を依頼します。依頼を受けた人は、freee請求書のメンバー→+メンバー追加をクリックします。
- 招待する従業員にチェックを入れ、一括追加→表示された画面の追加をクリックします。
- 候補に表示されるのは、freee会計に招待済みで、freee請求書には未招待の人だけです。freee会計に招待していない人は、先にfreee会計へ招待してから追加します(権限の詳細は第9章)。
- 事業所内で誰がfreee請求書を使っているか分からない場合は、freee会計の管理者権限を持つ人からサポートデスクに問い合わせます。
01-06freee販売とfreee請求書のどちらで請求書を作るべきか分からない(freee販売の帳票を編集できない)#
よくある症状
freee販売も契約しているため、請求書をfreee販売とfreee請求書のどちらで作ればよいか迷います。freee販売で作った請求書をfreee請求書側で開くと、編集や取り消しができません。
原因
- 役割が違います。freee販売は、帳票の発行に加えて、受注・発注・納品などの取引過程のデータや、売上・仕入の実績、粗利を管理するサービスです。freee請求書は帳票を発行するサービスで、公式ヘルプでは基本的に両方を併用する必要はないとされています。
- 取引先マスタ、帳票テンプレート、メールテンプレート、メンバー情報、一部の発行申請・承認フローは共通で使えます。ただし、各サービスの利用にはそれぞれ契約や招待が必要です。
- 各サービスで発行した帳票はfreee請求書(freee会計の新帳票画面)でまとめて確認できますが、freee販売で登録したデータの編集・複製・変換・取り消し・作成予約はできません。freee販売で作成した帳票は、freee請求書の合算請求書にも使えません。
- freee販売で売上などを登録すると、freee会計に未決済の取引が作られます。入金時に消込をせず新しい取引を作ると、二重計上になります。
正しい操作
- freee販売を契約している場合は、公式ヘルプの使い分けに沿って、帳票の発行と売上・仕入の登録はfreee販売で行い、freee会計では入出金の管理(消込)と帳簿・決算書の作成を行います。freee請求書は、freee販売で登録できないデータや発行方法が必要なときに使います。
- freee請求書でfreee販売のデータを開くと、ページ上部に「この請求書はfreee販売の請求詳細(以下請求書No.)のデータをもとに作成されています」と表示されます。右隣の詳細からfreee販売のデータを開き、修正や取り消しはfreee販売側で行います。
- 二重計上に気付いたら、freee会計で入出金明細から登録した取引を削除し、自動で経理の未決済取引の消込で、freee販売から登録された取引と紐付け直します。freee販売から登録された取引はfreee会計からは削除できません。
この章のチェックリスト
初期設定(登録番号・テンプレート・端数処理・採番)
請求書に載る登録番号・振込先・消費税額・番号は、請求書の作成画面ではなく、それぞれ別の設定画面で決まります。登録番号は事業所管理、振込先や自社情報は帳票テンプレート、消費税の端数処理は課税・表示項目、番号は採番と、設定場所が分かれている点が最初のつまずきです。発行を始める前に、次の順番で設定を確認します。
まず全体像
02-01「登録番号が事業所設定で登録されていません。」と表示され、請求書に登録番号が出ない#
よくある症状
インボイス(適格請求書発行事業者)の登録を受けているのに、請求書の作成画面の自社情報欄で登録番号が「未設定」になり、「登録番号が事業所設定で登録されていません。」と表示されます。
原因
- 自社の登録番号は、帳票テンプレートや請求書の画面で入力するものではなく、freeeアカウント管理の事業所管理(事業所設定)の内容が反映されます。
- 適格請求書発行事業者に該当するにチェックを入れていても、登録番号(法人の場合は法人番号)が未入力だと、このメッセージが表示されます。
- 事業所管理で番号を設定しても、作成中の請求書には自動では反映されません。
正しい操作
- 請求書の作成画面の「自社情報」欄で編集→登録番号編集をクリックし、freeeアカウント管理を開きます(画面の版によって「登録番号を編集」と表示されます)。
- 「事業所管理」画面で適格請求書発行事業者に該当するにチェックを入れます。
- 法人は「法人番号」欄に13桁の法人番号を入力します(登録番号は「T+法人番号」になります)。個人事業主は、国税庁から通知された「T+13桁の数字」の登録番号を入力します。個人事業主の13桁はマイナンバーではありません。
- 設定を保存したら請求書の作成画面に戻り、「自社情報」欄の再読み込みをクリックして、登録番号欄に番号が表示されることを確認します。
コツ
テンプレート単位で登録番号を表示したくない場合は、帳票テンプレートの表示項目設定で、登録番号の帳票に表示するのチェックを外します。適格請求書として交付する請求書のテンプレートでは外さないでください。
02-02消費税額が明細ごとに計算した合計と1円合わない/消費税額を手入力で直せない#
よくある症状
請求書の消費税額が、明細行ごとに消費税を計算して足した金額や、これまで使っていた請求書の金額と1円程度ずれます。取引先の金額に合わせようとしても、消費税額の欄を手で修正できません。
原因
- インボイス制度では、消費税額等の1円未満の端数処理は「一の適格請求書につき、税率ごとに1回」行います。個々の商品ごとに端数処理した消費税額を合計して記載することは認められていません(国税庁 インボイスQ&A 問57)。
- freee請求書は、明細行の金額を税率ごとに合計してから消費税を計算します。これまで明細行ごとに端数処理していた場合は、計算方法の見直しが必要です。
- 新しい帳票機能では、インボイス制度に対応するため、消費税額を手入力で修正できない仕様です。
- 切り捨て・切り上げ・四捨五入のどれを使うかは、事業者が任意に決められます。freee請求書では課税・表示項目で選びます。
| 計算方法(税抜・税率10%・端数は切り捨て) | 明細A 1,015円 | 明細B 2,025円 | 明細C 3,035円 | 消費税額 |
|---|---|---|---|---|
| 明細ごとに端数処理して合計する(インボイスでは不可) | 101円 | 202円 | 303円 | 606円 |
| 税率ごとに合計してから1回だけ端数処理する(freee請求書の計算) | 合計6,075円×10%=607.5円 | 607円 | ||
金額は説明用の例です。同じ明細でも計算方法によって1円の差が出ます。
正しい操作
- その他設定→課税・表示項目を開き、設定したい帳票(請求書など)を選びます。
- 「課税設定」の消費税端数の計算方法で切り捨て・切り上げ・四捨五入のいずれかを選び、保存します。ここで設定した内容が、帳票を作るときの初期値になります。
- 特定の請求書だけ変える場合は、その請求書の編集画面で、明細の課税・表示設定から変更します。
- 取引先と金額を突き合わせるときは、見積書や相手先の注文書の側も「税率ごとに1回」の計算になっているかを確認します。
- freee会計へ取引登録すると、帳票と取引で消費税の合計に差額が出ることがあります。その場合は、同じ税率で金額が最も大きい明細(同額なら一番上の明細)の消費税で差額が調整され、合計は請求書と一致します。取引の行ごとの税額が1円違って見えても、誤りではありません。
注意
同じ画面の金額端数の計算方法は、数量×単価で生じる端数の設定で、消費税の端数処理とは別の項目です。消費税額が合わないときは消費税端数の計算方法を確認します。
02-03事業所の設定を外税にしたのに、特定の取引先の請求書だけ内税で作成される#
よくある症状
課税・表示項目で税抜表示(外税)を初期値にしたのに、一部の取引先では、新しく作った請求書が税込表示(内税)になります。気付かずに発行すると、請求金額や消費税額が想定と変わります。
原因
- 課税設定の初期値は、①作成時に選ばれる課税設定、②取引先に設定している課税設定、③事業所の設定、の順で優先されます。事業所のデフォルトより、取引先の設定が優先されます。
- 取引先マスタの「請求設定」にある外税/内税は、その取引先へ請求書などを送るときの初期値として反映されます。
- 課税・表示項目の設定は、見積書・納品書・請求書・領収書・発注書・支払通知書の帳票ごとに分かれています。
正しい操作
- 取引先メニューで該当の取引先の行をクリックし、「請求設定」の外税/内税を確認します。変更する場合は編集画面で選び直し、保存します。
- 事業所全体の初期値は、その他設定→課税・表示項目で帳票ごとに確認します。請求書だけでなく、請求書に変換する見積書・納品書の設定も確認します。
- 作成済みの請求書は、編集画面で明細の課税・表示設定を開き、消費税欄で税抜表示(外税)または税込表示(内税)を選び直します。
- 複数の納品書から合算請求書を作る予定がある場合は、内税・外税、消費税端数の計算方法、源泉徴収の計算方法が合算元の帳票どうしでそろっていないとエラーになります(第4章)。
02-04振込先口座を請求書ごとに変えられない#
よくある症状
取引先や入金の管理方法によって振込先の銀行口座を使い分けたいのに、請求書の作成画面に口座を入力する欄がなく、いつも同じ口座が表示されます。
原因
- 振込先は帳票テンプレートの基本設定タブで設定する項目で、請求書の自社情報欄にはテンプレートの内容が反映されます。
- 公式ヘルプでは、帳票を作成するたびに振込先を手動で変更することはできない仕様とされています。口座を変えたい場合は、帳票テンプレートを複数作り、作成画面でテンプレートを切り替える方法が案内されています。
- 帳票テンプレートの作成数には上限があります。基本は請求書3件・その他の帳票各1件で、freee会計の法人スタータープラン以上(旧プロフェッショナルプラン以上)、freee販売、freee請求書のスタンダード・アドバンスプランなどの契約では無制限です。ひとり法人プランは請求書3件・その他の帳票各1件までです。
正しい操作
- テンプレート設定→帳票テンプレート→テンプレートタブ→請求書を開きます。
- 口座ごとにテンプレートを用意します。既存のテンプレートは右端の・・・→編集、新しく作る場合は新規作成から進み、基本設定タブの「振込先」に口座を入力して保存します。テンプレート名に銀行名を入れておくと、選び間違いを防げます。
- 取引先ごとに使う口座が決まっている場合は、取引先マスタの「帳票テンプレート」で、請求書テンプレートの初期値にそのテンプレートを設定します。
- 請求書の作成画面では、帳票テンプレートを切り替えて振込先を変えます。最もよく使うテンプレートは、・・・→規定テンプレートに設定で既定にしておきます。
注意
画面の版によっては、請求書作成画面の自社情報欄の編集に「入力内容はこの帳票のみに反映されます」という選択肢が表示されます。ただし、この方法で振込先を帳票ごとに変える手順は、公式ヘルプの本文には記載がありません。口座の使い分けは、公式に案内されているテンプレートの切り替えで行うのが確実です。
02-05ロゴ・社印や採番ルールを変更したのに、作成済みの請求書に反映されない#
よくある症状
ロゴや社印を差し替えた、請求書番号の書式を変えた、という変更をしたのに、以前に作った請求書の番号や見た目が変わりません。反映される請求書とされない請求書が混在します。
原因
| 変更した設定 | 反映される帳票 | 反映されない帳票 |
|---|---|---|
| 社印・ロゴ | 送付・PDFダウンロード前の帳票(編集時のプレビューにも反映) | 送付済み・PDFダウンロード済みの帳票 |
| 採番ルール | 変更後に番号が振られる帳票 | 作成済みの帳票の番号 |
- 社印・ロゴの変更が詳細画面のプレビューに反映されるのは、送付やPDFダウンロードをする前の帳票だけです。
- 採番ルールを編集しても、作成済みの書類番号は変わらない仕様です。
- 日付を含む採番は請求日を基準にします。freee会計の会計期間とは連動しません。
正しい操作
- ロゴ・社印は、テンプレート設定→社印・ロゴでファイル選択→保存します。使えるファイルは「.png」「.gif」「.jpg」「.jpeg」、容量は最大1MBで、縦横比を保ったまま縦横の最大が600pxになるよう縮小されます。表示位置や社印の不透明度は、帳票テンプレートの社印・ロゴタブで調整します。
- 送付・ダウンロード済みの請求書は変わらないため、ロゴを切り替えるときは、どの請求書から新しいロゴにするかを決めてから変更します。
- 採番は、その他設定→採番で帳票ごとの自動採番するを確認し、採番ルール→対象の種別の編集で書式を変えます。固定文字列と連番(最小桁数・開始する値)を組み合わせ、書式を追加で日付なども加えられます。プレビューで番号の形を確認してから保存します。
- 年度ごとに番号を区切る場合は、書式を追加→請求日を選び、年(4桁)または年(下2桁)と「年度開始月」を設定します。番号は請求日で決まるため、請求日を正しく入力します。
- 番号を1件ずつ手入力で管理したい帳票は、自動採番するのチェックを外します。各帳票の画面で番号を入力でき、重複した場合は注意のメッセージが表示されます。
02-06作った請求書が適格請求書の記載事項を満たしているか分からない(消費税額や登録番号が表示されない)#
よくある症状
テンプレートを変えたら請求書に消費税額や登録番号が表示されなくなった、どのレイアウトがインボイスに対応しているのか分からない、という状態です。
原因
- 適格請求書として交付するには、国税庁が示す6つの記載事項がすべて必要です(国税庁「インボイス制度について」)。
- 帳票テンプレートのレイアウトには、「インボイス制度に対応したレイアウトです。」と表示されるもののほか、消費税額を表示しないレイアウト(例:「請求書_クラシック2_No.11110151」「請求書_モダン2_No.11110151」)もあります。
- 帳票テンプレートの表示項目設定では項目ごとに表示・非表示を切り替えられるため、必要な項目を非表示にすると記載が漏れます。
- 発注書には、自社の登録番号が記載されません。
正しい操作
| 記載事項(国税庁) | freee請求書での確認場所 |
|---|---|
| ①交付を受ける相手方の氏名又は名称 | 取引先。帳票に出る名称は取引先マスタの「正式名称」(第3章) |
| ②売手の氏名又は名称及び登録番号 | 自社名は帳票テンプレートの基本設定、登録番号は事業所管理(この章の1項目め) |
| ③取引年月日 | 明細の「取引日」など。明細の取引日は課税・表示項目の取引日を表示するで表示 |
| ④取引内容(軽減税率の対象品目である旨) | 明細の摘要と税率。軽減税率の品目は8%(軽減税率)を選択 |
| ⑤税率ごとに区分して合計した対価の額及び適用税率 | インボイス制度に対応したレイアウトのテンプレートを使用 |
| ⑥税率ごとに区分した消費税額等 | 同上。消費税額を表示しないレイアウトを使っていないかを確認 |
- テンプレート設定→帳票テンプレートで、使っている請求書テンプレートのレイアウトを確認します。新しく作る場合は「帳票種別とレイアウトの選択」画面で、「インボイス制度に対応したレイアウトです。」と表示されたレイアウトを選びます(画面の版によっては「インボイスに対応したレイアウトです。」と表示されます)。
- テンプレートの表示項目設定タブで、必要な項目の帳票に表示するのチェックが外れていないかを確認します。
- 請求書を保存したら、画面右側の「プレビュー」タブで拡大をクリックして全体を表示し、上の表の6項目が記載されているかを確認します。
- 販売奨励金の支払明細書などを発注書の書式で作る場合は、自社の登録番号を備考欄に記載します(公式ヘルプの推奨)。
制度・法令
消費税額を表示しないレイアウトでは⑥の記載がなくなるため、適格請求書として交付する請求書には使わないようにします。これはfreeeの仕様ではなく、記載事項から導かれる注意点です。
この章のチェックリスト
取引先・品目
freee請求書の取引先は、freee会計・freee販売と共通の取引先マスタです。帳票に表示される宛名、作成画面の候補に出るかどうか、freee会計で取引を登録するときの適格チェックとの連動まで、1つのマスタの設定で決まります。品目は、請求書の明細とは別に、取引登録のときにfreee会計のタグとして付けるものです。この章では、取引先マスタのどの項目が何に効くかを押さえ、候補に出ない・重複する・宛名が合わないといったつまずきを解消します。
まず全体像
| 取引先マスタの項目 | 主に影響するところ |
|---|---|
| 名前 | freeeでの管理用の取引先名(検索や選択に使用) |
| 書類に使用する名称(正式名称・敬称) | 帳票に表示される宛名 |
| 取引先との関係(顧客・見込顧客・請求先・入金元・送付先など) | 帳票の作成時や取引登録時に、候補として表示されるかどうか |
| freee請求書一括送付設定 | 一括送付のときのメール送付・郵送・帳票共有ポータルの別 |
| 請求設定(外税/内税・請求先・入金元など) | 請求書の外税・内税の初期値など |
| 帳票テンプレート | 見積書・請求書・発注書・納品書のテンプレートの初期値 |
| 適格請求書発行事業者・登録番号 | 支払通知書に載る取引先の登録番号、freee会計の取引登録時の適格チェック(取引先情報の連携を「連携する」にしている場合) |
公式ヘルプ「freee請求書で取引先を登録する」「freee請求書におけるインボイス制度に対応した機能について」「インボイス制度買い手側関連の設定を行う」をもとに作成。
03-01取引先が請求書の作成画面で候補に出ない/取引登録で取引先を選べない#
よくある症状
取引先マスタに登録してあるのに、請求書・納品書・領収書の作成画面で「取引先」のプルダウンに出てきません。請求書から取引登録しようとすると、取引先を選べないこともあります。
原因
| 取引先の設定・状態 | 起きること |
|---|---|
| 取引先との関係で「見込顧客」を設定 | 納品書・領収書・請求書の作成時に候補に表示されない状態(記事によって対象の帳票の記載が違います。下の注意を参照) |
| 「請求先(この取引先に請求を行う)」が未設定 | 請求書の作成時に、取引先として選択不可 |
| 「入金元(この取引先から入金を受ける)」が未設定 | 請求書から取引登録するときに、取引先として選択不可 |
| 「従業員として利用する」にチェック | 取引先との関係のチェックがすべて解除 |
| 取引先が「使用停止」の状態 | 候補に表示されない状態 |
| 取引先マスタの閲覧権限なし | 帳票で取引先を選択不可 |
正しい操作
- 取引先メニューで該当の取引先を探します。一覧に見当たらない場合は、フィルタの状態を「使用停止」に切り替えて確認し、使用停止中なら取引先の編集画面右上の使用再開をクリックします。
- 取引先の詳細で「取引先との関係」の販売設定を確認します。請求書を発行して入金を受ける相手なら、「顧客」「請求先」「入金元」を設定し、「見込顧客」は外します。
- 画面左下の編集から設定を変更し、保存をクリックします。
- 設定に問題がないのに選べない場合は、自分の権限に取引先マスタの閲覧権限が含まれているかを管理者に確認します(第9章)。
注意
見込顧客にしたときに候補から外れる帳票は、公式ヘルプの記事によって記載が分かれています。「freee請求書で取引先を登録する」では「納品書、領収書」、「帳票の作成時に取引先が候補に表示されません」などでは「納品書、領収書、請求書」です。画面の版によって挙動が異なる可能性があるため、請求書を発行する相手は見込顧客を外し、請求先を設定しておくのが確実です。
03-02同じ取引先が2件登録されている(freee会計・freee販売と共通の取引先マスタ)#
よくある症状
請求書の作成画面で取引先を新規作成したら、freee会計の取引先にも同じ会社が並んでいました。「株式会社」の有無や表記の違いで同じ相手が2件になり、請求書や取引でどちらを選べばよいか分からなくなります。
原因
- freee請求書は、freee会計の取引先マスタを参照して帳票を作ります。取引先マスタはfreee会計・freee販売・freee請求書で共通なので、請求書の画面で追加した取引先も、freee会計の取引先として登録されます。
- 取引先には、freeeでの管理用の「名前」と、帳票に表示する「正式名称」が別にあります。帳票の表記を変えるために別の取引先を作ると、同じ相手が重複します。
- 取引先は、使用停止にしてからでないとアーカイブできません。取引などで使われている取引先も、そのままではアーカイブできません。
正しい操作
- 新規作成の前に、取引先の検索で、取引先名・取引先コード・ショートカットから既存の登録を探します。
- 帳票に載せる表記は「書類に使用する名称」の「正式名称」に入力し、「名前」は社内で探しやすい表記にそろえます。
- 法人の取引先は、新規作成画面の法人情報を調べて自動で入力するをクリックし、法人番号などで検索→選択→入力すると進むと、商号や所在地を補完できます。
- コードで管理する場合は、取引先マスタの・・・から取引先コードを使用するにして保存するをクリックします。取引先コードに対応していない連携サービスでは、連携サービスからの取引先作成ができない場合があります。
- 重複した取引先のうち使わないほうは、編集画面の使用停止で候補に出ないようにします。使用停止にすると、その取引先を使っている自動登録ルールは無効になるため、必要なルールは残すほうの取引先で設定し直します。
- 取引などで使われていない重複分は、使用停止にした後、・・・→アーカイブで一覧から外せます。アーカイブした取引先は、アーカイブ済みの取引先一覧から復元できます。
コツ
freeeの仕様ではありませんが、実務では同じ相手が複数の取引先に分かれていると、取引先ごとの売掛金の残高や入金の消込を確認しにくくなります。請求書を作る担当者と経理担当者の間で、取引先を追加する人と表記のルールを決めておくと、重複を防げます。
03-03宛名の敬称(御中・様)や担当者の敬称が思いどおりに表示されない/請求先を別の会社にしたい#
よくある症状
会社宛ての請求書なのに「様」が付く、取引先マスタで担当者の敬称を選んだのに帳票に出ない、取引先マスタで別の請求先を指定したのに請求書の宛名が変わらない、といった状態です。
原因
- 帳票の取引先名に付く敬称は、取引先マスタ「書類に使用する名称」の敬称(御中・様・空白)で設定します。請求書の作成画面の取引先欄でも、「様・御中・(空白)」を選べます。
- 取引先担当者の敬称(様または殿)は、現在は帳票に反映されない仕様です。公式ヘルプでは、今後反映されるようになると案内されています。
- 取引先マスタの請求設定で「別の請求先を指定」を選んでも、freee販売では適用されますが、freee請求書では適用されません。
- 取引先担当者の「部署」は、帳票に記載する部署名です。freee会計の部門タグとは関係ありません。
正しい操作
- 会社宛ての取引先は、取引先マスタの「書類に使用する名称」で正式名称を入力し、敬称を「御中」にします。
- 請求書ごとに変える場合は、作成画面で「取引先」の右にある敬称を選び直します。
- 請求先を別の会社にする場合は、取引先情報の「帳票の表示」で編集をクリックし、「帳票表示の編集」画面で宛名・住所・部署・担当者を入力して保存します。取引先を新たに登録しなくても、その帳票に反映されます。
- 宛名は最大255文字・2行以内です。改行の位置は自分で調整できます。
注意
「帳票表示の編集」で上書きした帳票を、もう一度freee請求書アプリで保存すると、上書きした内容がリセットされます。アプリで保存した後は宛名を確認し直してください。また、担当者の敬称を担当者欄に直接入力して補う場合は、今後マスタの敬称が帳票に反映されるようになったときに敬称が重複しないか確認が必要です(この補い方はfreeeの案内ではなく、実務上の工夫です)。
03-04取引先の登録番号が「国税庁のデータにありませんでした」となる/取引先一覧に警告マークが付く#
よくある症状
取引先の登録番号を入力して存在チェックをクリックすると、「該当の番号は国税庁のデータにありませんでした。」と表示されます。適格チェックを実行した後、取引先の一覧に「!」のアラートが付くこともあります。
原因
- 番号が見つからない原因には、入力した番号の誤り、取引先がインボイスの登録を申請中、登録は済んでいるがfreeeが取得するデータに未反映、があります。国税庁による適格請求書発行事業者のデータの更新は月に1回です。
- 取引先が適格請求書発行事業者の登録を取りやめた場合にも、メッセージが表示されます。
- 「適格請求書発行事業者」の該当するにチェックが入っていると、登録番号が未入力でも、国税庁のデータベースに存在しなくても「適格」として扱われます。
- freee会計で買い手側対応機能を使い、「取引先情報の連携」を「連携する」にしている場合は、取引先を選んだときに、該当するの有無に応じて適格チェックと選べる税区分が自動で切り替わります。チェックに誤りがあると、仕入れの税区分の選択も誤ります。
正しい操作
- 取引先の詳細で、登録番号欄に「T」を除いた13桁が正しく入っているかを確認し、存在チェックをクリックします。
- 見つからない場合は、国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトで番号を検索するか、数日おいて再確認します。取引先に登録の状況を問い合わせることも有効です。
- まとめて確認するときは、取引先の一覧で適格チェック→「取引先の適格チェックの実行」画面の実行をクリックします。しばらくして一覧を再読み込みし、アラートにマウスカーソルを当てて内容を確認します。
- 登録を受けていない取引先や、登録を取りやめた取引先は、該当するのチェックを外して保存します。アラートは、登録番号を修正するなどして原因が解消されると表示されなくなります。
制度・法令
適格請求書発行事業者以外(免税事業者など)からの仕入れに係る経過措置は、2026年10月1日(令和8年10月1日)から、控除できる割合が80%から70%に下がります。freee会計では、発生日が2026年10月1日以降の取引に「課対仕入(控70)10%」などの経過措置用の税区分を使います。取引先情報の連携を「連携する」にしている場合、取引先の該当するの設定がこの税区分の選択肢に直結します(freee会計ページ第10章)。
03-05請求書の明細に入れた商品名が、freee会計の「品目」として集計されない#
よくある症状
請求書の明細の摘要に商品名やサービス名を入れて取引登録したのに、freee会計で品目別の売上を見ると品目が空欄で、集計できません。
原因
- 明細の「摘要」は請求書に表示する内容で、freee会計の品目タグとは別の項目です。
- 取引として登録するときの勘定科目・税区分・品目・部門・メモタグは、明細の各明細行の勘定科目・タグなどを表示するにチェックを入れて行ごとに設定するか、取引登録画面でタグを表示にチェックを入れて入力します。どちらも設定せず、下書きもない場合は、デフォルトの内容で取引登録されます。
- 取引登録時に品目などを設定するには、品目・部門・メモタグなどの閲覧権限が必要です。
正しい操作
- 品目別に集計したい商品やサービスを、freee会計の品目として登録しておきます。
- 請求書の編集画面の明細で各明細行の勘定科目・タグなどを表示するにチェックを入れ、行ごとに勘定科目・税区分・品目を選びます。複数の行に同じ内容を入れるときは一括入力を使います(画面の版によって表記が異なる場合があります)。
- 取引登録の直前に確認する場合は、取引登録→取引内容を編集でタグを表示にチェックを入れ、品目を入力してから取引登録をクリックします。
- 登録時に明細行をまとめるにチェックを入れると、勘定科目・税区分・品目などがすべて同じ行だけが1行にまとまります。品目が違う行は、別の行のまま登録されます。
- 品目を付け忘れて登録した場合、freee請求書から登録した取引はfreee会計の取引画面で編集・削除できませんが、タグの付与は操作できます。
コツ
すでに取引に紐づいている帳票では、各明細行の勘定科目・タグなどを表示するのチェックボックスは表示されません。品目は取引登録の前に設定する運用にすると、付け忘れを防げます。取引との連携の詳細は第6章で扱います。
この章のチェックリスト
請求書の作り方と、送付・共有・ステータス。
請求書の作成(作成予約・合算・源泉徴収・値引き)
請求書づくりのつまずきの多くは、「帳票を作る」「取引先に送る」「freee会計に取引を登録する」が別々の操作だと気付かないことから起こります。作成予約(定期請求)や合算請求書を使っても、送付と取引登録は自動では行われません。この章では、作成予約・合算請求書・源泉徴収・値引きと返品・変換・軽減税率の場面ごとに、よくある症状と正しい操作をまとめます。
まず全体像
| 作り方 | 始め方 | 取引先への送付 | freee会計への取引登録 |
|---|---|---|---|
| 新規作成 | 各帳票のメニュー→新規作成 | 手動 | 手動(作成画面の保存して取引を登録も可) |
| 変換 | 変換元の詳細画面→その他→変換先 | 手動 | 手動 |
| 合算請求書 | 見積書・納品書の一覧で選択→合算請求書を作成 | 手動 | 手動(合算元の各明細で連携) |
| 作成予約 | その他設定→作成予約 | 自動送信なし | 自動登録なし |
取引登録には、取引連携に対応したプランと権限が必要です(第6章)。
04-01作成予約(定期請求)で作られた請求書が、freee会計に登録されず取引先にも届かない#
よくある症状
毎月の顧問料や利用料を作成予約で自動作成しているのに、freee会計の取引に売上が載っていません。取引先からは「今月の請求書が届いていない」と連絡が来ます。
原因
- 作成予約が自動で行うのは請求書の作成までです。作成時に取引は登録されないため、手動で取引登録する必要があります。
- 取引先へのメール送信も自動では行われません。
- 開始日に当日以前の日付を指定すると、開始日は翌月以降の条件を満たす日になります。当日分の請求書は作成されないため、手動で作る必要があります。
- freee会計のプラン未契約、個人のスタータープラン、ひとり法人(旧ミニマムプラン)では、有効にできる作成予約は1件だけです。
正しい操作
- その他設定→作成予約で対象の作成予約を開き、画面右上の取引情報を設定で勘定科目・税区分などを入れて保存します。設定しても自動登録にはならないため、次の手順も必要です。
- 作成予約の「作成通知メールアドレス」に担当者のアドレスを入れておきます。請求書の作成(または作成の失敗)がメールで届くので、送付と取引登録を行う合図になります。
- 作成された請求書を開き、送付から取引先に送ります(第5章)。
- 同じ画面の取引登録で取引を登録します。発生日には請求日が自動で入るため、締め日と請求日が異なる場合は取引登録→取引内容を編集で発生日を確認します(第6章)。
- 月末には請求書一覧のフィルタで取引ステータスを「未登録(登録待ち)」に絞り込み、登録漏れがないか確認します。
コツ
「○月分」のように毎月変わる表記は、明細行と備考に「${m}」(請求日の月)、「${m-1}」(前月)、「${m+1}」(翌月)と入れます。「${y}」「${d}」は使えず、「${mm}」ではなく「${m}」と書きます。繰越金額を含める設定や、決済連携サービスを使う入金方法(「カード」「振替」)は作成予約では選べないため、作成後の編集画面で設定します。
04-02合算請求書を作ろうとすると「合算請求書に追加できない帳票があります。」と表示される#
よくある症状
月末締めで複数の納品書(または見積書)をまとめようとして合算請求書を作成をクリックすると、「合算請求書に追加できない帳票があります。ヘルプページにあるエラー条件を確認の上、修正してください。」と表示され、請求書を作れません。
原因
- 合算できない状態の帳票を選んでいるか、選んだ帳票どうしの設定がそろっていません。主な条件は下の表のとおりです。
- 合算請求書を使えるのは、freee会計(法人)のスタータープラン以上(旧ベーシックプラン以上)、freee会計(個人)のスタンダード・プレミアムプラン、freee経理、freee請求書のスタンダード・アドバンスプランです。
| 表示される場所 | エラーになる条件 | 直し方 |
|---|---|---|
| 帳票の行 | ほかの合算請求書に追加済み | チェックを外します |
| 帳票の行 | 請求書に変換済みの見積書・納品書 | チェックを外します |
| 帳票の行 | 請求書から変換した納品書 | チェックを外します。合算に使うなら、その納品書をコピーして作ります |
| 帳票の行 | 取り消し済みの帳票 | チェックを外します。誤って取り消した場合は、復元してから選びます |
| 帳票の行 | 取引先の「請求設定」で「請求先」が「指定しない」 | 「この取引先に請求」に変えます |
| 帳票の行 | freee販売で作成した帳票 | チェックを外し、freee販売側で合算請求書を作ります |
| 一覧の上 | 請求先(取引先)が異なる | 同じ請求先の帳票だけを選びます |
| 一覧の上 | 内税・外税、消費税端数の計算、金額端数の計算、源泉徴収の計算方法のいずれかが異なる | 各帳票の課税・表示設定でそろえます |
| 一覧の上 | 合算元の帳票が上限(100件)を超える | 100件以内に分けて作ります |
正しい操作
- メッセージが帳票の行ごとに出ているか、一覧の上に出ているかを確認します。行ごとならその帳票の状態、一覧の上なら選んだ帳票どうしの不一致が原因です。
- 表に沿ってチェックを外すか、該当する帳票の編集画面で課税・表示設定を開き、設定をそろえて保存します。
- 見積書または納品書の一覧で同じ取引先の帳票にチェックを入れ、合算請求書を作成をクリックし、明細の反映方法を選んで作成します。
- 再発防止として、その他設定→課税・表示項目で見積書・納品書の初期値をそろえます。取引先に課税設定がある場合はそちらが優先されるため、取引先の設定も確認します。
注意
合算に使った帳票は、合算請求書を取り消すまで編集・変換・取り消しができません。組み合わせを間違えたときは、合算請求書を開いてその他→取り消し→取り消すの順に操作します。取り消すと請求書のURLは無効になり、受け取った相手も確認できなくなります。取引登録済みの場合は、紐づくfreee会計の取引も基本的に削除されるため、先に第7章で影響を確認してください。
04-03合算請求書の消費税額が、納品書ごとの消費税額の合計と1円合わない#
よくある症状
納品のたびに消費税額を載せた納品書を送り、月末に合算請求書を作ると、請求書の消費税額が納品書の消費税額を足した金額と1円〜数円ずれます。取引先から「どちらの金額が正しいのか」と問い合わせを受けます。
原因
- インボイス制度では、消費税額の端数処理は1つのインボイスにつき税率ごとに1回です。合算請求書は税抜金額を税率ごとに合計してから消費税額を計算するため、納品書ごとに端数処理した税額の合計とは一致しないことがあります。
- 複数の書類を合わせて1つのインボイスとすることもできますが、その場合も端数処理は1インボイスにつき税率ごとに1回です。どの書類をインボイスとするかで、正しい税額が変わります。
- 帳票上の消費税額は手入力では直せません(この章の軽減税率の項目)。
| 計算の単位 | 納品書A(税抜1,995円) | 納品書B(税抜2,005円) | 消費税額の合計 |
|---|---|---|---|
| 納品書ごとに端数処理 | 199円 | 200円 | 399円 |
| 合算請求書で端数処理 | 税抜合計4,000円×10% | 400円 | |
税率10%・端数切り捨ての計算例です(1,995円×10%=199.5円→199円、2,005円×10%=200.5円→200円)。
正しい操作
- 納品書と合算請求書のどちらをインボイス(適格請求書)とするかを、取引先と決めます。公式ヘルプも、納品書をインボイスとして請求書を支払通知の位置付けにするか、合算請求書をインボイスにするかを、取引先と調整する必要があるとしています。
- 合算請求書をインボイスにする場合は、プレビューで登録番号と税率ごとの金額・消費税額が載っていることを確認します。納品書の側は、消費税額を表示しないレイアウトの帳票テンプレートを使う方法もあります。
- 納品書をインボイスにする場合は、各納品書に必要な記載がそろっているかを確認します。請求額を納品書の合計に合わせるかどうかも、あわせて取り決めておきます(freeeの仕様ではなく、実務上の調整事項です)。
- 合算請求書を取引登録すると、合算後の金額ではなく合算元の各明細が連携されます。帳票と取引で消費税の合計に差が出るときは、同じ税率で金額が最も大きい明細(同額なら一番上)の消費税で差額が調整されます。
04-04源泉徴収税を差し引いた請求書にしたいのに、源泉徴収税が表示されない#
よくある症状
税理士・弁護士などの士業やデザイナーの報酬で、源泉徴収税額を差し引いた金額を請求したいのに、請求書に源泉徴収税の欄が出ません。表示されても、消費税込みの金額で計算されているように見えます。
原因
- 課税・表示設定の「源泉徴収」が「なし」になっているか、源泉徴収の対象にする明細行の「源泉徴収」にチェックが入っていません。
- 設定の初期値は、その他設定→課税・表示項目で帳票の種類ごとに決まります。取引先に課税設定がある場合は、事業所の設定より取引先の設定が優先されます。
- 税抜と税込のどちらを基準に計算するかは、「源泉徴収の計算方法」(「税抜金額で計算」「税込金額で計算」)で決まります。
正しい操作
- 毎回使う場合は、その他設定→課税・表示項目→請求書のタブで「源泉徴収」を「あり(10.21%復興税)」にし、「源泉徴収の計算方法」を選んで保存します。
- 請求書の作成画面の「明細」で課税・表示設定を開き、この請求書の設定を確認します。
- 源泉徴収の対象にする明細行だけ、「源泉徴収」にチェックを入れます。
- プレビューで源泉徴収税額と差引後の金額を確認します。欄が表示されない場合は、源泉徴収税を表示できるレイアウトの帳票テンプレートに切り替えます(レイアウトの選び方はこの章の軽減税率の項目)。
制度・法令
国税庁は、請求書で報酬の額と消費税等の額が明確に区分されていれば、報酬の額だけを源泉徴収の対象にしてよいとしています。また、1回の支払金額が100万円を超える場合、超える部分の税率は20.42%です(100万円までの部分は10.21%)。100万円を超える請求では、源泉徴収税額が正しいかを必ず確認してください(国税庁 No.2798、国税庁 No.2795)。
注意
取引登録の画面では、売上の金額が源泉徴収前か後かを確認してから登録します。入金額が源泉徴収分だけ少なく差額が出た場合は、freee会計の差額を調整で登録します。個人事業主が源泉徴収分を勘定科目「事業主貸」で登録する例が、freee会計の公式ヘルプにあります(会計ページ第5章)。
04-05値引き・返品を請求書にどう書けばよいか分からない(割引行がない・返還インボイス)#
よくある症状
以前の請求書機能にあった「割引行」が見当たりません。前月に納品した商品の返品分を今月の請求書から差し引きたいものの、返品分だけの書類(適格返還請求書)を別に出す必要があるのか分かりません。
原因
- freee請求書には「割引行」の仕様がありません。単価欄の数字の先頭に半角のマイナスを入れると、マイナス金額の明細になります。
- 返品や後日の値引きは売上げに係る対価の返還等にあたり、適格返還請求書(返還インボイス)の記載が必要になる場合があります。当月の請求に対する端数値引きや出精値引きなどの単純な値引きは、特別な対応は不要です。
- 適格返還請求書と適格請求書を税率ごとに分けて1枚にまとめるレイアウトには、freee請求書は対応していません。
| ケース | 返還インボイス | freee請求書での書き方 |
|---|---|---|
| 当月の請求に対する端数値引き・出精値引き | 不要 | マイナス金額の明細行を入れます |
| 継続して取引がある相手への、前月分の返品・値引き | 必要 | 当月の請求書にテキスト行で「前月分値引き」などと区切り、その下にマイナスの明細行を入れます |
| 継続した取引がない相手への返品・値引き | 必要 | 返品・値引き分の書類を単独で作り、返品額に基づく消費税額等を税率ごとに載せます |
| 販売奨励金を支払う | 必要(支払う側が発行) | 専用の帳票テンプレートを用意します。取引登録もするなら発注書の書式を使い、自社の登録番号は備考に書きます |
正しい操作
- 明細の通常行で値引き・返品の行を追加し、単価(または数量)の先頭に半角のマイナスを付けて入力します。
- 前月分の返品・値引きは、先にテキスト行で対象の月が分かる見出しを入れ、その下にマイナスの明細行を並べます。
- 単独で発行する場合は、合計がマイナスの帳票になります。プレビューで、税率ごとの金額と消費税額が表示されていることを確認します。
- freee会計側での返品・値引きの登録方法は、会計ページ第5章を確認します。
制度・法令
2023年10月1日(令和5年10月1日)以後の売上げについて行う返品・値引きのうち、税込1万円未満のもの(売手が負担する振込手数料相当額を値引きとして処理する場合など)は、返還インボイスの交付義務が免除されます(国税庁「少額な返還インボイスの交付義務免除の概要」)。返還インボイスの記載事項は国税庁のインボイスQ&A 問60で確認できます。
04-06見積書を請求書に変換したら、取引先の住所や担当者が古いままだった#
よくある症状
受注時の見積書をその他から請求書に変換すると、宛名・住所・担当者が、取引先の登録内容を更新する前の内容のままです。変換に使った見積書を、あとで合算請求書に使うこともできません。
原因
- 変換すると、取引先情報は変換元の書類に保持されている内容がそのまま引き継がれます。見積書を作った後に取引先の登録内容を変えても、変換後の請求書には自動では反映されません。
- 請求書に変換済みの見積書・納品書や、請求書から変換した納品書は、合算請求書の対象になりません。
正しい操作
- 見積書(または納品書)のメニューで、変換したい書類の行をクリックします。
- その他をクリックし、変換先(例:請求書へ変換)を選びます。
- 開いた編集画面で、取引先情報(宛名・住所・部署・担当者)と請求日・入金期限を確認し、必要なら直して保存します。
- 月末にまとめて請求する取引先は、1件ずつ変換せずに合算請求書で作ります(この章の合算請求書の項目)。請求書から変換した納品書を合算に使いたいときは、その納品書をコピーして作ります。
04-07軽減税率(8%)と10%が混在する請求書で、税率の選び方や消費税額の表示に迷う#
よくある症状
食品と送料などを1枚で請求したいのに、明細の税率に「8%(軽減税率)」と「8%」があり、どちらを選ぶか迷います。明細ごとに計算した消費税額と請求書の消費税額が合わず、手で直そうとしても直せません。
原因
- 税率は明細行ごとに「10%」「8%(軽減税率)」「8%」「0%」から選びます。「8%」は軽減税率とは別の税率なので、軽減税率の対象品目には「8%(軽減税率)」を選びます。
- 適格請求書には、軽減税率の対象である旨、税率ごとに合計した対価の額、税率ごとの消費税額と適用税率を記載する必要があります。freee請求書で適格請求書を作るときは、インボイスに対応したレイアウトのテンプレートを選ぶよう案内されています。
- 新しい帳票機能では、インボイス制度に対応するため、帳票上の消費税額を手入力で直すことはできません。
正しい操作
- 明細行ごとに税率を選びます。取引登録もする場合は、各明細行の勘定科目・タグなどを表示するにチェックを入れ、各行の税区分も確認します。
- プレビューの拡大で、軽減税率の対象を示す記載と、税率ごとの金額・消費税額が載っているかを確認します。
- 載っていない場合は、テンプレート設定→帳票テンプレートで帳票の種類を選んで新規作成をクリックし、インボイスに対応したレイアウトである旨の説明があるものを選んで次へ進みます(テンプレートの設定は第2章)。
- 消費税額を調整したいときは、手入力ではなく課税・表示設定で消費税端数の計算方法(切り捨て・切り上げ・四捨五入)を見直します。
この章のチェックリスト
送付・共有とステータス
請求書の送り方には、メール送付・共有リンク発行・帳票共有ポータル・郵送代行・PDFダウンロードがあります。方法によって、送った後に帳票を直したときの扱い、取り消せる期限、相手の受け取り状況を確認できるかどうかが違います。まず方法ごとの違いを押さえてから、送付後の訂正や送付状況の管理でつまずきやすい点を確認します。
まず全体像
| 送付方法 | 送付後に帳票を直したとき | 取り消し・停止 | 相手の受け取り状況 |
|---|---|---|---|
| メール送付(Web共有リンク・PDFファイル添付) | 「送付待ち」に戻して編集し、再送付します | Web共有リンクは、帳票を取り消すと閲覧できなくなります。PDFファイル添付で送った分は取り消せません | Web共有リンクなら、ダウンロードステータスで確認できます |
| 共有リンク発行 | 発行済みのリンクには反映されません。再発行して送り直します | 帳票を取り消すと閲覧できなくなります | ダウンロードステータスで確認できます |
| 帳票共有ポータル | 再送付が必要です。受け取った側は編集前の帳票も履歴で見られます | 帳票を取り消すと、受け取った側から閲覧できなくなります | 一覧のフィルタでダウンロード状況を絞り込めます |
| 郵送代行 | 依頼後の編集は郵送物に反映されません | 確定から1時間以内だけ取り消せます。帳票を取り消しても郵送は止まりません | 郵送ステータス(投函済み・郵送不達など)で確認します |
| PDFダウンロード | PDFを出力し直して送り直します | 相手に渡ったファイルは取り消せません(実務上の注意) | freeeの画面では確認できません |
帳票を取り消すと、紐づく取引が削除されるなどの影響があります。取り消しの前に第7章を確認してください。
05-01共有リンクを送った後に請求書を直したのに、取引先の画面では古い内容のまま#
よくある症状
共有リンク発行で作ったリンクをチャットや自社のメールで送った後、金額の誤りに気付いて請求書を編集したのに、取引先から「リンク先の請求書が直っていない」と言われます。
原因
- 共有リンクを発行した後に帳票を編集しても、発行済みの共有リンクには反映されません。
- 共有リンクには、発行から60日の有効期限があります。
正しい操作
- 請求書の詳細画面で、送付ステータスが「送付済み」なら「送付待ち」に戻してから編集し、保存します。戻す操作も、その後の編集も操作履歴に残ります。
- 共有リンク→共有リンクの再発行をクリックします。再発行すると、URLが追加で発行されます。
- クリップボードにコピーで新しいリンクをコピーし、取引先に送り直します。「リンクと有効期限」を選ぶと、有効期限も一緒にコピーできます。
- 送り直したら、送付ステータスを「送付済み」にします。
注意
誤った内容を見せたくない場合、帳票を取り消すと、取引先のWeb共有ページでは閲覧できなくなります(取引先への通知はありません)。ただし、取り消すと紐づく取引が削除されるなどの影響があるため、第7章で影響を確認してから操作します。
05-02郵送代行を止めたい/帳票を取り消したのに郵送された#
よくある症状
郵送代行を依頼した後で、宛先や金額の誤りに気付くことがあります。請求書を取り消したのに取引先に届いた、請求書を直したのに古い内容で届いた、という問い合わせにつながります。
原因
- 郵送代行を取り消せるのは、確定をクリックしてから1時間以内だけです。1時間を過ぎると料金が発生し、取り消しはできず取引先に送付されます。
- 依頼後に帳票を編集しても、郵送する帳票には反映されません。
- 帳票を取り消しても、郵送代行は取り消されません。郵送代行の取り消しは別に行う必要があります。
- 郵送代行の申し込み画面で宛名や差出人を変えても、帳票上の宛先・差出人には反映されません。
正しい操作
- 帳票の詳細画面で送付履歴を開き、郵送代行の郵送ステータスを確認します。
- 「郵送依頼中」なら郵送代行依頼の取り消しをクリックします。確定前のキャンセルになり、料金は発生しません。
- 帳票を直してから、送付→郵送代行で改めて依頼します。
- 「郵送準備中」以降は取り消せません。取引先に連絡したうえで、直した帳票を新たに依頼するなどして送り直します。同じ帳票への再依頼は、前の依頼が「郵送準備中」になれば行えます。
| 郵送ステータス(詳細画面) | 送付ステータス(一覧) | 状態と対応 |
|---|---|---|
| 郵送依頼中 | 送付待ち | 確定から1時間以内の状態です。取り消せます |
| 郵送準備中 | 送付済み | 依頼が確定し、料金が発生しています。取り消せません |
| 投函済み | 送付済み | 印刷・封入を終え、郵便窓口に差し出した状態です |
| キャンセル済 | 送付待ち | 確定前に取り消した状態です。料金は発生しません |
| 決済失敗 | 送付待ち | 決済エラーで依頼できなかった状態です。クレジットカードの情報を確認して依頼し直します |
| 郵送不達 | 送付済み | 返送された帳票は再送されません。宛先を直して依頼し直します(料金は帳票作成者の負担) |
コツ
17時までに確定した分は翌営業日に印刷・発送され、到着まで3〜4営業日が目安です。料金の支払いには、freeeへのクレジットカードの登録が必要です(ペイパルは使えません)。
05-03メール送付が急にできなくなった(従量課金の決済失敗)#
よくある症状
CSVインポートで作った請求書をいつも通りメール送付しようとしても、送れません。画面に「メール送付の決済に失敗しました。管理者による未払い分の決済が必要です。」と表示されています。
原因
- CSVインポートやPDFインポートなどで作成した帳票をメール送付すると、従量課金の対象になります。帳票共有ポータルで送る場合も同じです。
- クレジットカードの有効期限切れや限度額到達などで従量課金の決済に失敗し、そのまま一定期間が過ぎると、課金の伴う帳票のメール送付が使えなくなります。
- 送付件数は、同じ日に同じ取引先へ送った分をまとめて1件と数えます。帳票の種類が違っても、何通送っても同じ日なら1件です。日をまたいで送り直すと、あらためて1件と数えます。
正しい操作
- freeeアカウント管理の事業所管理→請求履歴で、決済方法を登録し直します。メッセージのとおり管理者による決済が必要なため、自分に権限がなければ管理者に依頼します。
- 決済が済んだら、改めて送付→メール送付で送ります。
- freeeの仕様ではありませんが、実務では復旧を待てない場合に、送付→PDFダウンロードで出力して自社のメールで送る方法もあります。その場合は送付ステータスを手動で「送付済み」にします。
- 再発防止として、登録しているクレジットカードの有効期限を管理し、宛先を確認してから送ります(日をまたいで送り直すと、送付件数が1件増えます)。
05-04一括送付したら、見積書まで郵送された/送付できない取引先がある#
よくある症状
一覧で複数の帳票を選んで一括送付すると、メールで送るつもりだった見積書まで郵送されてしまいます。確認画面で「宛先のメールアドレスを入力してください。」と表示され、送付できない取引先もあります。
原因
- 一括送付の送付方法は、取引先ごとに取引先マスタの「請求書送付方法」で決まります。見積書や発注書など、請求書以外の帳票もこの設定の方法で送付されます。
- 取引先マスタに送付方法や送付先のメールアドレスが設定されていない取引先は、そのままでは送付できません。
- 一括送付では、メールの文面は既定テンプレートに設定したメールテンプレート、郵送の宛先は帳票に記載された取引先の住所が使われます。
- API連携で作成した帳票は、連携元で宛先を指定していれば、その宛先が取引先マスタより優先されます。
- 一括送付を使えるのは、freee会計(法人)のスタータープラン以上(旧ベーシックプラン以上)、freee会計(個人)のスタンダード・プレミアムプラン、freee請求書のスタンダード・アドバンスプランです。
正しい操作
- 一括送付の前に、取引先の設定画面の「請求設定」で「請求書送付方法」と送付先のメールアドレスを確認します。
- 一覧で帳票にチェックを入れて送付をクリックし、確認画面で取引先ごとの送付方法を確認します。設定が足りない取引先は設定から登録します。
- 郵送したくない帳票やエラーが出た帳票は、チェックを外して後回しにし、個別の詳細画面から送ります。帳票上の住所と別の住所に郵送したい場合も、個別に送ります。
- 一括送付をクリックし、送付後は各帳票の操作履歴で送付の記録を確認します。
コツ
一括送付に含まれる郵送代行が101件以上になるとエラーになり、実行できません。100件までに分けて送ります。どの宛先に送られるかは、帳票の詳細画面の「取引先マスタ・送付情報」で確認できます。
05-05PDFで送った請求書が「送付待ち」のまま変わらない#
よくある症状
請求書をPDFでダウンロードして自社のメールで送ったり、印刷して郵送したりしたのに、一覧では「送付待ち」のままです。どの請求書を送ったのか、一覧で判断できません。
原因
- 送付ステータスは、作成した時点では「送付待ち」です。freeeのメール送付や郵送代行を使うと自動で「送付済み」になりますが、PDFのダウンロードや印刷をして自社で送った場合は自動では変わりません。
- 共有リンク発行で送付ステータスが変わるのは、「請求書を送付済みにする」にチェックを入れて発行したときだけです。
- 発行申請のワークフロー(申請・承認機能)を使っている場合、「承認済」になっていない帳票は、一括でのステータス変更ができません。
正しい操作
- 1件ずつ変えるときは、詳細画面の左上にある送付ステータスのボタンをクリックし、「送付済み」にします(公式ヘルプの一部では「送信待ち」と表記されています)。
- まとめて変えるときは、一覧で帳票にチェックを入れ、ステータス変更→送付ステータス→「送付済み」にする→一括ステータス変更の順にクリックします。表示が変わらないときは画面を更新します。
- 手動で「送付済み」にした操作は操作履歴に記録されるため、いつ誰が変えたかを後から確認できます。
コツ
複数の請求書をまとめてPDFにするときは、一覧で選んでPDFダウンロード→一括PDFダウンロードを使います。対象は一覧の1ページに表示されている帳票だけで、最大100枚です。freee会計(法人)のスタータープラン以上(旧ベーシックプラン以上)、freee経理、freee請求書のスタンダードプラン以上で使え、freee会計(個人)では使えません。入金ステータスの扱いは第6章で説明します。
05-06送った請求書を取引先がダウンロードしたか確認したい#
よくある症状
取引先から「請求書を受け取っていない」と言われることがあります。メールで送った請求書がダウンロードされたのかどうか、freeeの画面で確かめたい場面です。
原因
- メール送付で送付先のダウンロード状況(「ダウンロード待ち」「ダウンロード済み」)が表示されるのは、Web共有リンクで送った場合です。PDFファイル添付で送ったメールには表示されません。共有リンク発行や帳票共有ポータルで送った帳票は、ダウンロード状況を確認できます。
- メール送付のダウンロードステータスや宛先(TO)が送付履歴に表示されるのは、2023年12月25日(令和5年12月25日)以降に送った分です。
- 郵送代行の「郵送不達」は、郵便物が代行業者に返送された場合に表示されます。返送されていない不達はステータスに反映されません。
正しい操作
- 一覧でまとめて確認するときは、請求書メニュー→フィルタ→送付先ダウンロードステータスで「ダウンロード待ち」か「ダウンロード済み」を選び、適用をクリックします。帳票共有ポータルで送った帳票も、一覧のフィルタでダウンロード状況を絞り込めます。
- 1件ずつ確認するときは、詳細画面の送付履歴で、ダウンロードステータス、送付先ダウンロード日時、宛先を確認します。詳細を確認できる送付履歴は、直近30件までです。
- 「ダウンロード待ち」のままなら、送付履歴の宛先に誤りがないかを確かめ、正しい宛先に送り直します。CSVインポートなどで作った帳票は、送付が日をまたぐと、従量課金があらためて1件分かかります。
05-07送付後に請求書を訂正したら、最初に送った内容は残るのか(電子帳簿保存法の控え)#
よくある症状
送付済みの請求書を訂正して送り直すと、最初に送った版が上書きされて消えていないか、電子帳簿保存法の保存に問題がないかが心配になります。
原因
- freee請求書は、帳票を作成した時点から操作履歴(操作日時・実行者・操作内容)を自動で記録します。特別な設定は要りません。
- メール送付、郵送代行の依頼、ダウンロードや印刷をした時点で「受発注書類の内容が確定」したとみなされ、その時点のPDFが操作履歴とともに保存されます。確定後の編集や再送付も、その時点のPDF付きで記録されます。
- Web共有リンクやPDF添付でメール送信した帳票は「電子取引データ」、紙に出力して郵送した帳票は「電子書類_自社発行取引書類(控え)」に当たります。
- 印刷した帳票に手書きで追記して郵送した場合は、手書き付きの紙が原本になり、freee請求書のデータは控えになりません。
正しい操作
制度・法令
電子で保存する受発注書類も、書面と同じ法定期間(原則7年間、最長10年間)の保存が必要です。freee請求書のアカウントと事業所を削除しない限り、データは削除されません。利用をやめる場合も、電子取引データはダウンロードしたPDFだけでは訂正削除の履歴や検索の要件を満たせないため、アカウントと事業所は削除しないようにします。
05-08メール送付で差出人の記号が使えない/件名や本文を編集できない/宛先がマスタと違う#
よくある症状
メール送付の画面で、差出人に半角の記号を入れた社名が使えません。件名や本文を自社向けに直そうとしても編集できず、宛先が取引先マスタに登録したアドレスと違っていることもあります。
原因
- 差出人(From)には、半角のコロン・セミコロン・カンマ・丸かっこ・角かっこ・山かっこ・ダブルクォーテーション・バックスラッシュや改行などを使えません。全角文字なら使えます。
- 宛先(TO)は半角カンマで区切って10件・合計255文字まで、CCは10件までです。
- 無料プランでは、件名と本文を編集できません。
- 手動で作成・複製・変換・作成予約した帳票では、宛先は取引先マスタ(TO)とメールテンプレート(CC)の値が使われます。API連携で作成した帳票では、連携元で指定した値が優先されます。
- 送信元のアドレスは「noreply@freee.co.jp」です。取引先に返信してもらうアドレスは「返信先メールアドレス」に入力します。
正しい操作
- 差出人の記号は全角に置き換えます(例:半角かっこの「(株)」を全角の「(株)」にする)。
- 宛先が多いときは、TOを10件以内にしてCCも使います。
- よく使う文面はテンプレート設定→メールテンプレートで作成し、…→自身の既定テンプレートに設定にしておくと、メール送付の画面に自動で反映されます。
- API連携で作った帳票の宛先を変えるときは、送付画面で手動で変更するか、連携元で変更して帳票を作り直します。
コツ
取引先がメールのリンクやPDFを開けない場合は、ブラウザやセキュリティソフトの影響でHTMLメールが正しく表示されていない可能性があります。解決しないときは、相手に届いたメールの画面キャプチャと利用ブラウザの情報を添えて、freeeのサポートに問い合わせます。
この章のチェックリスト
取引登録と入金消込、修正と取り消し、受取請求書、権限。
freee会計との連携と入金消込
freee請求書で請求書を作成・送付しただけでは、freee会計に売上は計上されません。請求書ごとに取引登録を行ってfreee会計に未決済取引を作り、入金があったらfreee会計で消込を行い、その結果を請求書の決済ステータスに反映する、という流れで動きます。この章では、ステータスが変わらない、売上が二重になる、取引を直せないといった、この流れの途中で起きるつまずきを扱います。
まず全体像
06-01入金があったのに請求書が「決済待ち」のまま変わらない#
よくある症状
銀行口座に入金があり、freee会計で消込も済ませたのに、freee請求書の一覧や詳細画面では請求書が「決済待ち」のままです(画面の版によっては「入金待ち」と表示されます)。回収済みの請求書と未回収の請求書の区別がつかず、督促の確認に使えません。
原因
- freee請求書のその他設定→取引連携で、取引の決済ステータスを帳票の決済ステータスに自動反映にチェックが入っていません。
- 設定は有効でも、反映のタイミングが来ていません。よくある質問の記事では、入金ステータスの連携は「1日1回夜間」と案内されています。
- freee会計側で消込が済んでいません。請求書のステータスはfreee会計の取引の決済状況をもとに反映されるため、会計側の取引が未決済なら請求書も変わりません。
- 設定を変更する権限がありません。変更できるのは、freee請求書の「事業所設定の操作」権限と、freee会計の取引の参照権限を持つ人です(取引の参照権限が「自分のみ」の場合は対象外です)。
正しい操作
- freee請求書のその他設定メニュー→取引連携を開きます。
- 取引の決済ステータスを帳票の決済ステータスに自動反映にチェックを入れ、保存をクリックします。保存した時点で同期が始まり、数分かかる場合があります。
- すぐに反映させたい場合は、帳票の一覧画面の・・・からfreee会計と入金ステータスを同期をクリックします。夜間の自動反映とは別に同期できます。
- それでも変わらない場合は、請求書の詳細画面右上の取引から、この請求書で登録された取引を開き、「決済(入金)」が登録されているかを確認します。未決済のままなら、この章の「振込手数料が引かれた入金・一部入金・まとめて入金を消し込めない」の手順で消込を行います。
注意
設定項目の名称は、記事や画面の版によって「取引の決済ステータスを帳票の入金・支払ステータスに自動反映」と表示される場合があります。公式ヘルプの本文では「取引の決済ステータスを帳票の決済に自動反映」と短く書かれていますが、同じ設定です。また、反映のタイミングは、設定を説明する記事では「同期には数分かかる場合があります」、よくある質問の記事では「1日1回夜間」と、公式記事の間で説明が分かれています。月末など急ぐときは手動の同期を使ってください。
決済連携(M’s PayBridge)を利用している帳票は、この設定の有無にかかわらず決済状況が1日1回深夜に反映され、手動では変更できません。
06-02請求書を手で「決済済み」にしたのに売掛金が残る/「決済待ち」に戻った#
よくある症状
入金を確認して、請求書の詳細画面で決済ステータスを手で「決済済み」に切り替えたのに、freee会計の売掛金が減っていません。後から自動反映の設定を有効にすると、その請求書が「決済待ち」に戻っています。
原因
- 決済ステータスの連携は、freee会計の取引の決済ステータスを帳票に反映する向きの仕組みです。帳票側で「決済済み」に切り替えても、freee会計の未決済取引は消し込まれません。
- 手動から自動反映に設定を変えると、差分のある決済ステータスはfreee会計のステータスを正として更新されます。会計側が未決済のままなので、請求書は「決済待ち」に戻ります。
- freeeの仕様の説明ではありませんが、実務では、帳票だけを決済済みにして会計側の入金登録を忘れると、売掛金の残高と入金管理レポートに回収済みの金額が残り続けます。
正しい操作
- 請求書の詳細画面で取引登録→取引内容を編集を開き、画面上部の入金登録をクリックします。請求書の一覧画面の・・・→入金登録からも開けます。
- 銀行口座などの明細を取り込んでいる場合は入金明細を確認するをクリックし、自動で経理で未決済取引の消込を行います。
- 現金で受け取ったなど明細がない場合は手動で決済登録するをクリックし、開いた取引の画面の決済(入金)から、口座・決済日・金額を登録します。
- 今後は前の項目の自動反映を有効にし、請求書のステータスが会計側の消込結果で変わるようにしておきます。
やってはいけない
freee会計の一括編集→決済ステータスだけを完了や、+更新(振替)で決済ステータスだけを決済済みにする方法は、実際の決済を登録せずにステータスだけを切り替えるものです。未決済の売上であれば「売掛金/売掛金」の仕訳が入り、期末残高は変わらないものの、期中の借方・貸方の金額には計上されます。実際に入金があった請求書は、入金として登録(消込)してください。
06-03売上が二重に計上された(請求書の取引と入金の取引が両方ある)#
よくある症状
月次で売上高を確認したら、同じ請求書の金額が2回計上されています。入金は済んでいるのに売掛金の残高が減らず、入金管理レポートにも未入金として残っています。
原因
- 同じ売上を、請求書と領収書の両方で取引登録しています。請求書からは未決済取引、領収書からは決済取引(現金の口座)が作られるため、二重になります。
- 請求書から未決済取引を作った後、入金明細を自動で経理の取引登録タブで新しい収入として登録しています。本来は未決済取引の消込タブで、請求書の未決済取引と紐付ける操作です。
- 請求書から取引登録した売上を、freee会計の手動登録などで改めて登録しています(freeeの仕様の説明ではなく、実務でよくある例です)。
- 取引登録時の自動の重複チェックを当てにしています。この機能は、あらかじめfreee会計のその他設定→事業所の詳細設定で「取引登録時重複チェック」を「使用する」にしていないと働きません。有効にしていても、対象は自動で経理・明細の一覧・収入・支出形式からの手動登録で、発生日・金額・収入/支出の別がすべて一致する場合だけです。未決済取引の消込は対象外で、請求日と入金日が違えば発生日も一致しないため、この二重計上ではアラートは出ません(freee会計編の第7章「二重に登録した取引を探したい・登録するときに気付きたい」)。
正しい操作
- freee会計の取引入力→収入・支出形式(取引の一覧・登録)で絞り込み条件設定を開き、「登録した方法」(請求書・自動で経理・手動など)、取引先、金額で絞り込んで、重複している組み合わせを特定します。
- 請求書から登録された取引は残します(この取引はfreee会計の取引画面からは削除できません)。
- 入金明細を収入として登録していた場合は、自動で経理の検索でステータスを「処理済み」にして明細を探し、詳細→登録解除をクリックします。明細から作られた取引と決済が削除され、明細は「登録待ち」に戻ります。
- 戻った明細の詳細を開き、未決済取引の消込タブで請求書の未決済取引にチェックを入れて登録します。
- 請求書と領収書の両方で登録していた場合は、残すほうを決め、不要なほうの帳票の取引登録画面で削除します。手動で登録した重複分は、取引の画面の・・・→取引を削除で削除します。
| パターン | 二重になる操作 | 正しい操作 |
|---|---|---|
| 請求書と領収書 | 同じ売上を請求書と領収書の両方で取引登録 | 取引登録はどちらか一方だけにします。請求書で登録したら、入金は消込で登録します |
| 入金明細の登録 | 入金明細を自動で経理の取引登録タブで収入として登録 | 未決済取引の消込タブで請求書の未決済取引を選んで登録します |
| 手動の再登録 | 請求書で登録済みの売上を、手動登録などで再度登録 | 請求書からの取引を正とし、同じ売上は重ねて登録しません |
1行目と2行目は公式ヘルプの記載、3行目は実務でよくある例をもとに整理しています。
注意
自動で経理で、明細の日付と取引の発生日を別の日にして登録していた場合、登録解除では決済だけが削除され、取引は残ります。その場合は、freee会計の取引の一覧から取引自体も削除してください。
06-04請求書から登録した取引を、freee会計の取引画面で編集・削除できない#
よくある症状
freee会計で請求書由来の取引を開くと、勘定科目・税区分・金額などがグレーになっていて変更できません。取引を削除することもできず、発生日や勘定科目の誤りを直せずに困っています。
原因
- freee請求書(新しい帳票機能)から登録した取引は、freee会計の取引画面では編集・削除ができない仕様です。取引画面で変えられないのは、発生日・取引先・決済期日・管理番号・勘定科目・税区分・金額・備考と、行の追加・削除です。タグの付与は取引画面でもできます。
- 取引画面の右上に「登録:請求書」と表示されている取引が対象です。
- 取引に+更新が登録されていると、freee請求書側からも取引を編集できません。
正しい操作
- freee請求書で元の請求書を開き、詳細画面右上の取引登録→取引内容を編集をクリックします(取引登録後は、ボタンが取引と表示されます)。
- 取引登録画面で発生日・勘定科目・税区分・タグなどを直し、取引反映をクリックします(画面の版によっては取引登録と表示されます)。
- +更新があって編集できない場合は、取引登録画面の取引から取引を開いて+更新を削除し、ページを更新してから編集します。
- 取引そのものを削除する場合は、取引登録画面右上の削除をクリックし、確認画面「freee会計に登録済みの取引を削除しますか?」で削除をクリックします。
- 請求書の金額や明細を直した場合の反映手順は、第7章「請求書を修正したのに、freee会計の取引の金額や科目が変わらない」を参照してください。
補足
取引の行ごとの消費税額が請求書の明細と1円ずれて見えるのは、合計を請求書にそろえるために、同じ税率で金額が一番大きい行の消費税額で差額を調整する仕様によるものです。仕組みの詳しい説明は、第2章「消費税額が明細ごとに計算した合計と1円合わない/消費税額を手入力で直せない」を参照してください。
06-05請求書に「取引登録」ボタンがない・押せない/一括取引登録で一部しか登録されない#
よくある症状
請求書の詳細画面で「取引登録」のボタンが見当たらない、または押しても登録まで進みません。請求書一覧でまとめて選んで一括取引登録をしたら、選んだ請求書の一部だけが登録されることもあります。
原因
- プランの対象外です。請求書などから取引を登録できるのは、freee会計を有料プランで使っている事業所か、freee請求書のアドバンスプランです(プラン別の対応は第1章「freee請求書だけの契約では、会計への取引登録や決済ステータスの連携が使えない」)。
- freee会計の権限が足りません。取引登録には「取引」の登録権限と、勘定科目・品目・部門・メモタグ・セグメントの閲覧権限が必要です。登録権限がない場合、取引登録画面での入力と下書き保存まではでき、登録は権限のある人が行います。
- 発行申請のワークフローが有効で、請求書が承認済になっていません。承認済になるまで取引登録はクリックできません。
- すでに取引登録済みです。登録後はボタンの表示が取引に変わります。
- 一括取引登録の対象外の請求書が含まれています。一括取引登録の画面には、取引登録済みの請求書、明細の合計金額が0円の請求書、freee販売で作成された請求書などが対象外と表示されます。
正しい操作
- 請求書一覧の「取引ステータス」欄で、登録済みか登録待ちかを確認します。フィルタの取引ステータスで、登録待ちの請求書だけに絞り込めます。
- 登録待ちなのに押せない場合は、請求書に発行申請の欄が表示されていないかを確認し、承認済にしてから登録します(第9章「発行申請(ワークフロー)を有効にしたら、PDFのダウンロードや取引登録ができない」)。
- 権限が原因なら、freee会計の管理者に「取引」の登録権限の付与を依頼します。freee会計の「一般(経理以外)」で招待されたメンバーは、「取引連携」の権限で取引登録を行います。
- プランが原因なら、freee会計の契約状況、またはfreee請求書のプランを確認します。
- 一括取引登録で残った請求書は、個別に開いて取引登録画面で勘定科目などを確認してから登録します。
補足
登録済みの取引をfreee請求書側で編集するには、無料招待枠のメンバーは「取引連携」、有料招待枠のメンバーは「取引:更新」の権限が必要です(メンバー招待の記事では「取引:編集」と表記されています)。取引登録をする担当者と、後から修正する担当者の両方の権限を確認しておきます。
06-06振込手数料が引かれた入金・一部入金・まとめて入金を消し込めない#
よくある症状
請求額110,000円に対して、振込手数料を差し引いた109,560円が入金されています。自動で経理で請求書の未決済取引を選ぶと、右上に「440円超過しています」と表示され、登録が押せません。
原因
- 明細の金額と、選んだ未決済取引の金額の合計が一致していないと、登録はクリックできません。「○○円不足しています」「○○円超過しています」と表示されている間は登録できない仕様です。
- 差額の理由(振込手数料や源泉所得税の差し引き、一部だけの入金、複数の請求書分のまとめ入金)に合った操作をしていません。
- 消込の画面には発生日や取引先などの絞り込み条件が自動で設定されるため、条件から外れた未決済取引は候補に表示されません。
正しい操作
- 請求書の取引登録→取引内容を編集→入金登録→入金明細を確認する、またはfreee会計の取引入力→自動で経理から、入金明細の詳細を開きます。
- 未決済取引の消込タブの「未決済取引を探す」で、請求書の取引にチェックを入れます。見つからないときは、条件の横の×で絞り込みを外すか、条件を追加するで条件を変えます。
- 手数料や源泉所得税が差し引かれている場合は、右上の差額を調整をクリックします。差額の行には「支払手数料」が初期値で入るため、差額の中身と合っているかを必ず確認します。値引きなど手数料以外の差額なら売上値引高、多く入金された場合は仮受金など、内容に合った勘定科目に変更します。
- 源泉所得税が差し引かれた入金は、初期値の「支払手数料」のままにしないでください。個人事業主は勘定科目を「事業主貸」に変え、品目「源泉所得税」を付けます。法人は、源泉徴収された所得税に使っている勘定科目に合わせます(freee会計編の第5章「振込手数料などの差額があって、消込の登録ボタンが押せない」)。
- 一部だけが入金された場合は、「選択した未決済取引」の一部入金にするをクリックし、今回の入金額を入力します。残りが入金されたら、同じ操作を繰り返します。
- 複数の請求書分がまとめて入金された場合は、該当する未決済取引すべてにチェックを入れます(法人のアドバンスプラン以上などでは、取引先と決済期日が同じ複数の未決済取引を、まとめて消込候補として推測します)。
- 右上が「金額が一致しています」になったことを確認して、登録をクリックします。
- 手動での消込や年度をまたぐ売掛金の消込は、freee会計編の第5章「未決済取引と消込」を参照してください。
制度・法令
売手が負担する振込手数料相当額を売上値引きとして処理する場合、税込1万円未満の対価の返還等は、返還インボイスの交付義務が免除されます(2023年10月1日(令和5年10月1日)以後の取引が対象)。詳しくは国税庁の少額な返還インボイスの交付義務免除の概要で確認してください。
06-07請求書の取引の発生日が請求日になり、売上の月がずれる・消込の候補に出ない#
よくある症状
10月末締めの請求書を11月1日に発行して取引登録したら、売上が11月に計上されています。また、請求日より前に振り込まれた入金明細では、その請求書の未決済取引が消込の候補に出てきません。
原因
- 取引登録画面の「発生日」には、請求書の請求日(発注書なら発注日)が自動で入ります。確認せずに登録すると、請求日がそのまま売上の計上日になります。
- 公式の使い方ガイドでも、請求日は請求書を発行した日、取引の発生日は売上の計上日であり、必ずしも同じではないと説明されています。10月末締めの請求書を11月1日に発行した場合は、発生日を締め日の10月31日とするのが一般的、という例が示されています。
- 未決済取引の発生日は、入金明細の日付と同日か、それより前である必要があります。発生日が明細の日付より後の未決済取引は、消込の対象として表示されません。
正しい操作
- 登録する前に、取引登録画面の「発生日」を売上の計上日に直してから登録します。
- 登録した後に気づいた場合は、請求書の取引登録→取引内容を編集で発生日を直し、取引反映をクリックします。freee会計の取引画面では発生日を変更できません。
- 消込の候補に出ない場合は、まず未決済取引の消込タブの絞り込み条件を×で外して探します。発生日が入金日より後になっていたら、手順2で発生日を直してから消込をします。
- 発生日の誤りではなく、実際に売上の発生より前に入金された(前受け)場合は、前受金などの勘定科目で入金を登録し、後日、売上に振り替えるか、未決済取引を+更新で消し込みます。
- CSVインポートで請求書を作る場合は、CSVの「発生日」列で、帳票から作る取引の発生日を指定できます(第9章「請求書のCSVインポートがエラーになる・使えない」)。
この章のチェックリスト
修正・取り消し・再発行
freee請求書では、作成した帳票を削除することはできず、「取り消し」で一覧から外す仕様です。取り消しや修正は、freee会計の取引や、取引先の手元にある請求書にも影響します。この章では、取り消せない、直したのに反映されない、取引先に伝わらないといったつまずきを、帳票側と会計側の両面から整理します。
まず全体像:請求書を取り消すと何が起きるか
| 対象 | 取り消したときの動き |
|---|---|
| freee請求書の一覧 | 一覧に表示されなくなり、取消済み請求書から確認・復元できます(データは残ります) |
| 取引先(メールのWeb共有・帳票共有ポータル) | 請求書を閲覧できなくなります。取り消したことは取引先に通知されません |
| 郵送代行 | 帳票を取り消しても郵送代行は取り消されません。郵送代行の取り消しが別に必要です |
| カード・口座振替の決済 | 決済や決済依頼が完了していれば、別途キャンセルが必要です |
| freee会計の取引(未決済) | 基本的に削除されます |
| freee会計の取引(決済済み・部分決済) | 請求書・発注書を取り消せません |
| 締まっている期間の取引(未決済) | 取り消した後、取引に+更新で逆仕訳を入力できます |
| 即日入金の申請中 | 取り消せません |
公式ヘルプ「帳票書類の削除」「帳票の郵送代行サービスについて」の記載をもとに整理しています。
07-01請求書を削除したいのに「削除」のメニューがない#
よくある症状
誤って作った請求書や試しに作った請求書を消したいのに、詳細画面のその他にも一覧の・・・にも「削除」が見当たりません。「取り消し」はあるものの、押すとどうなるのか分からず、不要な請求書が一覧に残ったままです。
原因
- freee請求書は電子帳簿保存法に対応するため、作成した帳票を完全に削除できない仕様です。削除の代わりに「取り消し」を使います(Web版・モバイル版共通)。
- 取り消しは、データを物理的に消すのではなく、一覧に表示しない状態にする操作(論理的な削除)です。取り消した旨は、操作日時・実行者とともに操作履歴に記録されます。
正しい操作
- 請求書の詳細画面でその他→取り消しをクリックし、確認画面で取り消すをクリックします。一覧画面の・・・→取り消しからも取り消せます。
- 複数の請求書は、一覧でチェックを入れて取消→一括取消で取り消します。送付済みや取引登録済みの請求書が含まれるとアラートが表示されます。一括の取り消しは非同期で進むため、すぐに画面へ反映させたいときはブラウザを再読み込みします。
- 取り消した請求書は、一覧右上の・・・→取消済み請求書で確認できます。個別に表示すると、取り消した時点の内容と操作履歴を確認できます。
- 元に戻す場合は、取消済みの一覧で復元をクリックします。一括で取り消した請求書も一括では復元できないため、1件ずつ復元します。
- 取消済みの帳票が一覧に表示されて見づらい場合は、フィルタ条件とビューの保存で非表示にできます。
注意
取り消すと、紐づくfreee会計の取引は基本的に削除されます。請求書を復元したときは、一覧の取引ステータス欄で取引の登録状況を確認してください。
07-02入金済み・一部入金済みの請求書を取り消せない#
よくある症状
入金後に請求内容の誤りが見つかったので請求書を取り消そうとしても、取り消しができません。一部だけ入金を消し込んだ請求書も、同じように取り消せません。
原因
- 紐づくfreee会計の取引が「決済済み」または「部分決済」になっている請求書・発注書は、取り消せない仕様です。
- 即日入金の申請が進んでいる請求書も取り消せません。
正しい操作
- freeeの仕様ではありませんが、実務では、先に取引先と訂正の方法(請求書を出し直すか、差額を次回に精算するかなど)を決めてから操作します。取り消しが必要な場合だけ、次の手順に進みます。
- 請求書の詳細画面右上の取引、またはfreee会計の取引入力→収入・支出形式(取引の一覧・登録)から、紐づく取引を開きます。
- 「決済(入金)」欄に明細の詳細が表示されていれば、クリックして取引登録解除をクリックし、決済情報を削除します。明細は未処理(画面の版によっては「登録待ち」)の状態に戻ります。ゴミ箱マークが表示されている決済は、ゴミ箱マークから削除します。一部入金を複数回登録している場合は、すべての決済を削除します。
- 取引が未決済に戻ったことを確認してから、freee請求書で請求書を取り消します。紐づく取引は削除されます。
- 訂正後の請求書を作成して取引登録し、未処理に戻った入金明細を、新しい未決済取引に対して消込します(第6章「振込手数料が引かれた入金・一部入金・まとめて入金を消し込めない」)。
07-03請求書を修正したのに、freee会計の取引の金額や科目が変わらない#
よくある症状
取引登録済みの請求書の単価を直して保存したのに、freee会計の売上は修正前の金額のままです。請求書の編集画面で勘定科目も変えようとしても、明細に勘定科目を入力する欄が表示されません。
原因
- 請求書を編集して保存しても、登録済みの取引には自動では反映されません。取引登録画面で、編集後の帳票の内容を読み込み直す操作が必要です。
- すでに取引に紐づいている請求書では、編集画面に各明細行の勘定科目・タグなどを表示するのチェックボックスが表示されません。勘定科目などは取引登録画面で変更します。
- 取引に+更新が登録されていると、取引の内容を編集できません。年度締めした取引が紐づいている場合は、請求書そのものを編集できません。
- 取引連携した後の請求書を編集するには、freee会計の「取引:閲覧」権限が必要です。閲覧権限が「自分のみ」の場合、別の人が取引連携した請求書は編集できません。
正しい操作
- 請求書の詳細画面で取引登録→取引内容を編集を開きます(取引登録後は、ボタンが取引と表示されます)。
- 画面右上の内容をクリアをクリックします。取引の入力フォームが、編集後の請求書の内容に戻ります。
- 勘定科目・税区分・タグ・発生日を確認し、必要なら入力し直してから取引反映をクリックします。
- freee会計の取引の一覧で、取引の金額が修正後の内容になっているかを確認します。
- +更新があって編集できない場合は、取引登録画面の取引から取引を開いて+更新を削除し、ページを更新してから手順2に戻ります。年度締めした期間の請求書は、この章の「年度締めした期間の請求書を直したい・取り消したい」を参照してください。
- 合算請求書などで、同じ勘定科目の明細行を取引では1行にまとめたい場合も、取引内容を編集で登録時に明細行をまとめるにチェックを入れて取引反映をクリックします。
注意
内容をクリアを押すと、取引登録画面で直接変更していた勘定科目やタグなども、請求書側の内容に戻ります。部門やメモタグを取引登録画面で付けていた場合は、取引反映の前に入れ直してください。
07-04送付済みの請求書を訂正して出し直したい(編集して再送するか、取り消して作り直すか)#
よくある症状
取引先にメールで送った請求書に、数量の誤りがあります。同じ請求書を編集して送り直すべきか、取り消して新しく作るべきか、freee会計の取引や取引先への見え方がどう変わるのかが分かりません。
原因
- 送付した後も請求書は編集でき、送った時点や編集した時点のPDFは操作履歴に残ります(第5章「送付後に請求書を訂正したら、最初に送った内容は残るのか」)。
- ただし、発行済みの共有リンクや、依頼済みの郵送代行には、後から編集した内容は反映されません。帳票共有ポータルで送った場合は再送付が必要です。
- 編集した内容は、登録済みの取引には自動では反映されません。一方、取り消して作り直す場合は、元の請求書は取消済みとして残り、紐づく取引は基本的に削除されるため、新しい請求書で取引登録をやり直す必要があります。
正しい操作
- 同じ請求書を直す場合は、送付ステータスを「送付済み」から「送付待ち」に戻してから、編集で内容を直します。
- 取引登録済みなら、前の項目の手順で取引にも反映します。
- 送付方法に合わせて送り直します。共有リンクで送った場合は第5章「共有リンクを送った後に請求書を直したのに、取引先の画面では古い内容のまま」の再発行、郵送代行の場合は第5章「郵送代行を止めたい/帳票を取り消したのに郵送された」の手順で対応し、帳票共有ポータルで送った場合は再送付します。
- 作り直す場合は、元の請求書でその他→複製をクリックし、内容を直して保存します。番号は保存前に確認します(自動採番をしない設定では、番号が重複すると注意のメッセージが表示されます)。その後、元の請求書を取り消し、新しい請求書で取引登録と送付を行います。
| 比べる点 | 編集して送り直す | 取り消して複製で作り直す |
|---|---|---|
| 帳票の記録 | 同じ請求書に、確定後の編集ごとのPDFと操作履歴が残ります | 元の請求書は取消済みとして残り、別の請求書ができます |
| freee会計の取引 | 内容をクリア→取引反映で更新します | 元の取引は削除されます。新しい請求書で取引登録します(複製元の取引登録や取引下書きの内容は、複製先の下書きに引き継がれます) |
| 取引先への届き方 | 共有リンクは再発行、帳票共有ポータルは再送付が必要です | 元の請求書は閲覧できなくなります(通知はされません)。新しい請求書を送付します |
制度・法令
freeeの操作とは別に、適格請求書発行事業者は、交付した適格請求書(電子データで提供したものを含みます)の記載事項に誤りがあった場合、修正した適格請求書を交付しなければならないとされています。交付の方法は、誤りを直して記載事項をすべて記載し直す方法のほか、当初のものとの関連性を明らかにして修正した事項を明示する方法も示されています。国税庁のインボイスQ&A 問32と問33で確認してください。
07-05請求書を取り消したのに、取引先に伝わらない・カード決済などが止まらない#
よくある症状
誤送付に気づいてすぐに請求書を取り消したのに、取引先からは「請求書が見られなくなった」と問い合わせが来ています。PDFを添付して送った取引先の手元には、取り消した請求書が残ったままです。カードで決済された請求書もあります。
原因
- 取り消すと、取引先はメールのWeb共有ページや帳票共有ポータルで請求書を閲覧できなくなります。ただし、取り消したことは取引先に通知されません。
- 入金方法に「カード」や「口座振替」を指定し、決済や決済依頼が完了している場合は、帳票の取り消しとは別に「キャンセル」が必要です。カード決済のキャンセルは、freee請求書の「管理者」のロールで行います。
- 郵送代行も帳票の取り消しとは別の手続きで、帳票を取り消しても郵送代行は取り消されません(第5章「郵送代行を止めたい/帳票を取り消したのに郵送された」)。
- freeeの仕様の説明ではありませんが、PDFを添付したメールや印刷して送った請求書は、取り消しても取引先の手元に残ります。
正しい操作
- 郵送代行を依頼していた場合は、帳票を取り消す前に、第5章の手順で郵送代行の状態を確認し、取り消せるうちに郵送代行を取り消します。
- カードや口座振替で決済・決済依頼が済んでいる場合は、管理者がキャンセルします。キャンセルできる期間を過ぎていれば、取引先に直接連絡します。
- 請求書の詳細画面でその他→取り消しをクリックし、確認画面の注意事項を読んでから取り消すをクリックします。
- freeeからは通知されないため、取引先には、取り消した請求書の番号と理由、訂正後の請求書の送付予定を自社から連絡します。
07-06合算請求書に使った納品書・見積書を編集・取り消しできない#
よくある症状
月の途中で発行した納品書の数量を直そうとしても、編集も取り消しもできません。この納品書は、月末に合算請求書を作るときに使ったものです。
原因
- 合算請求書に使った見積書・納品書は、合算請求書を取り消すまで、編集・変換・取り消しができない仕様です。
- 合算請求書を取り消すと、合算元の帳票は再び別の合算に使えるようになります。
正しい操作
- 合算請求書を開き、その他→取り消し→取り消すをクリックします。合算請求書のURLは無効になり、受け取った相手は確認できなくなります。
- 合算請求書に取引が登録されている場合、取り消すと取引は基本的に削除されます。入金を消し込んでいて取り消せないときは、先に決済を外します(この章の「入金済み・一部入金済みの請求書を取り消せない」)。
- 元の納品書・見積書を編集します。
- 修正した納品書・見積書を含めて、合算請求書を作り直します(作り方は第4章)。
- 作り直した合算請求書を取引登録して送付し、前の合算請求書を取り消したことと差し替えの旨を取引先に伝えます。
注意
合算元の帳票まで誤って取り消した場合、その帳票にチェックを入れたままでは合算請求書を作成できません。取消済みの一覧から復元してから、合算請求書を作り直してください。
07-07年度締めした期間の請求書を直したい・取り消したい#
よくある症状
決算を締めた後で、前期に発行した請求書の誤りが見つかっています。請求書を開いても編集できず、取り消してよいのか、取り消したら前期の売上の取引がどうなるのかが分かりません。
原因
- 年度締めした取引が紐づいている請求書・発注書は、編集できません。一方で、取り消し・再発行・送付はできます。
- 締まっている期間の請求書・発注書を取り消したとき、紐づく取引が未決済であれば、その取引に+更新で逆仕訳を入力できます(取引は参照できます)。紐づく取引が決済済みの場合は、この方法は使えません。
正しい操作
- 前期の決算や申告に影響する可能性があるため、処理の方針(どの期で修正を計上するかなど)を顧問税理士と確認してから操作します。
- 取引先に訂正した請求書を出す必要があれば、訂正版の請求書を作成して送付し、元の請求書は取り消します。
- 元の取引が未決済だった場合は、取り消した後にfreee会計でその取引を開き、+更新で逆仕訳を入力します。+更新の操作はfreee会計編の第5章を参照してください。
- 訂正版の請求書を取引登録するときは、発生日を決めた方針どおりに設定します。
この章のチェックリスト
受取請求書(買い手側)
取引先から受け取った請求書を処理する「受取請求書」は、freee支出管理のサービスで、自社が発行するfreee請求書とは別の仕組みです。freee会計と連携して取引を送れますが、メニューの場所、登録の二重化、ステータスの戻り方などが発行側と異なり、同じ感覚で使うと引っかかります。この章では、freee会計と組み合わせて使う場合のつまずきを扱います。
まず全体像:発行する請求書と受け取った請求書の違い
| 比べる点 | freee請求書(発行する請求書) | 受取請求書(受け取った請求書) |
|---|---|---|
| freee会計のメニュー | 請求・入金の見積書・納品書・請求書など | 発注・経費・支払の「受取請求書」にある支払依頼 |
| freee会計への取引の作り方 | 請求書ごとの取引登録、または一括取引登録 | 請求書詳細画面の「仕訳」欄から連携 |
| 会計側の状況の戻り方 | 設定すれば、取引の決済ステータスが請求書に反映されます | freee会計で変更しても、請求書ステータスには自動反映されません |
| 主なステータス | 送付待ち・決済待ちなど | 未処理・確認中・確認済・完了・後で |
公式ヘルプ「freee会計 新メニューバー 活用ガイド」「受取請求書とfreee会計の連携について」「請求書ステータスについて」などの記載をもとに整理しています。
08-01freee会計で受け取った請求書のメニューが見つからない/「支払依頼」で開く画面が事業所によって違う#
よくある症状
取引先から届いた請求書を処理しようと、freee会計の請求・入金を開いても、自社が発行した請求書しか出てきません。発注・経費・支払の支払依頼を開くと、ある顧問先ではfreee会計の画面、別の顧問先では別タブで受取請求書の画面が開きます。
原因
- freee会計のメニューは、債権側の請求・入金と、債務側の発注・経費・支払に分かれています。請求・入金の請求書は、freee請求書(発行側)の一覧です。
- 受け取った請求書は、発注・経費・支払の「受取請求書」にある支払依頼から扱います。
- 支払依頼で開く画面は、事業所の利用状況で異なります。2024年(令和6年)6月末までにfreee会計の支払依頼データがある事業所ではfreee会計の支払依頼の一覧が、ない事業所ではfreee支出管理の受取請求書の支払依頼が別タブで開きます。
- ヘルプセンターの「請求書メニューの基本操作について」は、主に受取請求書インボイスを契約しているアカウント向けの、受取側の記事です。発行側の記事と取り違えやすくなっています。
正しい操作
- freee会計の発注・経費・支払メニューを開き、「受取請求書」の支払依頼をクリックします。
- 別タブで受取請求書の画面が開いた場合は、受取請求書の請求書メニューで、請求書ファイルのアップロード、取り込んだ内容の確認、仕訳、ステータスの管理を行います。
- freee会計の支払依頼の一覧が開いた場合は、2024年6月末までにfreee会計の支払依頼のデータがある事業所です。どちらの画面で運用しているかを顧問先ごとに記録しておくと、担当者が替わっても迷いません。
- ヘルプを探すときは、記事のパンくずが「freee支出管理」かどうかで、受取側の記事かを見分けます。
08-02受取請求書から連携した取引と、freee会計で登録した取引が二重になる#
よくある症状
外注先の請求書を受取請求書で仕訳してfreee会計に連携した後、支払の出金明細も自動で経理で「外注費」として登録しているため、同じ請求書の費用がfreee会計に2回計上されています。
原因
- 受取請求書の請求書詳細画面の「仕訳」欄から連携すると、freee会計に取引が登録されます。受取請求書の取引日が発生日、支払期日が期日、仕訳明細が勘定科目・税区分・金額などとして連携されます。
- 同じ請求書を、freee会計側でも自動で経理の出金明細やファイルボックスの証憑から新しい取引として登録すると、費用が重複します(freeeの仕様の説明ではなく、実務でよくある例です)。
- 受取請求書には、他の会計ソフト向けに仕訳データのCSVを作る機能(「仕訳—費用計上」カテゴリの仕訳データ作成)もあります。freee会計と連携しているのにこのCSVも取り込むと、連携分と重なります(同じく実務でよくある例です)。
- freee会計側で登録や支払の状況を変えても、受取請求書のステータスには自動反映されません。受取請求書の画面だけを見ていても、会計側の重複には気づけません。
正しい操作
- freee会計の取引の一覧で、金額と取引先(必要に応じて発生日の範囲)で絞り込み、同じ請求書の取引が複数ないかを確認します。受取請求書から連携した取引は、備考に請求書情報のURLが自動で付くため、見分ける手がかりになります。
- 重複していたら、残す取引を決めます。連携した取引を残す場合は、自動で経理などで登録した重複分を削除します。明細から登録した取引は、登録解除で明細を未処理に戻せます(手順は第6章「売上が二重に計上された」と同じです)。
- 連携した取引が未決済で登録されている場合、支払の出金明細は新しい取引にせず、未決済取引の消込タブで連携した取引と紐付けます。取引の決済ステータスは、取引の一覧で確認できます。
- 再発防止として、受取請求書で処理する請求書はfreee会計側で費用を登録しない、というルールを担当者の間で決めておきます。
NG:同じ請求書を2つの方法で登録
- 受取請求書から連携し、出金明細も新しい費用として登録
- 受取請求書から連携し、仕訳データのCSVもfreee会計に取り込み
- 受取請求書から連携し、ファイルボックスの証憑からも取引登録
OK:請求書ごとに登録の方法を1つにする
- freee会計と連携するなら、費用の計上は受取請求書からの連携に統一
- 支払の出金明細は、連携済みの取引の決済として処理
- どの請求書をどちらで処理するかを社内で決めて共有
補足
受取請求書とfreee会計の取引連携は、ユーザーごとにfreee会計との連携(受取請求書のユーザ設定→「連携」)が必要です。連携できる仕訳明細は最大100行で、請求書のファイルは差し替え前のファイルも含めて、freee会計の添付ファイル(ファイルボックス)として連携されます。
08-03freee会計で支払ったのに受取請求書が「完了」にならない/「未処理」に戻せない#
よくある症状
freee会計で振込と消込を済ませたのに、受取請求書のステータスは「確認済」のままです。また、誤って「確認中」にした請求書を「未処理」に戻そうとしても選べません。
原因
- freee会計でステータスや振込の状況を変えても、受取請求書のステータスは自動では変わりません。
- 「完了」には、振込データを作成するときに変更するか、請求書詳細画面で手動で変更します。
- 「確認済」に自動で進むのは、承認依頼の承認がすべて完了したときです。支払依頼の承認が全部終わっても、処理ステータスは「確認済」に進みません。
- 「未処理」から「確認中」に変更した請求書は、「未処理」に戻せません。書類タイプの変更も、「未処理」のときしかできません。
- 受取請求書キャビネットでは、請求書ステータスの機能は使えません。
正しい操作
- freee会計で支払を登録したら、受取請求書の請求書詳細画面で、ステータスを「完了」に変更します。プルダウンで選ぶか、→で次のステータスに進めます。
- 受取請求書で振込データを作る運用なら、「支払—支払管理」カテゴリの一括操作→振込データ作成のときに表示されるメッセージで完了に変更するを選ぶと、まとめて「完了」にできます。freee会計と連携している場合は、仕訳の連携状況に関係なく、このタイミングで変更できます。
- 複数の請求書は、「請求書一覧」でチェックを入れ、一括操作から変更先のステータスを選びます。
- 「確認中」に進める前に、取り込んだ書類の種類(書類タイプ)を確認します。処理を保留したいだけのときは「後で」を使います。
| ステータス | 付き方 | 押さえる点 |
|---|---|---|
| 未処理 | 取り込み後に自動 | 書類タイプを変えられるのはこの間だけです |
| 確認中 | 手動 | 承認依頼の機能が使えます。未処理には戻せません |
| 確認済 | 承認依頼がすべて承認されると自動、または手動 | 仕訳の出力や振込データの出力ができるようになります |
| 完了 | 振込データの作成時、または手動 | freee会計での支払状況とは連動しません |
| 後で | 手動 | 社内の処理を保留にするときに使います |
補足
発行側のfreee請求書には、freee会計の決済状況を請求書に自動反映する設定があります(第6章「入金があったのに請求書が「決済待ち」のまま変わらない」)。受取請求書のステータスは自動では変わらないため、支払後のステータス変更を月次の手順に入れておきます。
08-04受け取った請求書の「適格請求書」のチェックが自動で入らない・実態と合わない#
よくある症状
受取請求書に取り込んだ請求書で、「適格請求書」のチェックが入るものと入らないものがあります。登録番号の記載がない請求書にチェックが入っていたり、記載があるのに外れていたりすることもあります。
原因
- 「適格請求書」のチェックは、AI-OCRでインボイス番号(登録番号)が読み取れた場合か、照合された取引先が適格請求書発行事業者として登録されている場合に、自動で入ります。どちらにも当てはまらないと、自動ではチェックされません。
- 取引先の「適格請求書発行事業者」の区分と登録番号は、受取請求書とfreee会計の取引先の間で連携する項目です。取引先マスタの区分が実態と合っていない(登録を取りやめた取引先に「該当する」が残っているなど)と、その区分をもとにチェックが入ります。
正しい操作
- 受取請求書の詳細画面で、読み取られた登録番号と「適格請求書」のチェックを、右側に表示される請求書と見比べます。
- 取引先マスタで、その取引先の「適格請求書発行事業者」の区分と登録番号を確認し、存在チェックで国税庁のデータと照合します。取引先が多い場合は、取引先の一覧の適格チェックでまとめて確認します。表示されるメッセージと対処は、第3章「取引先の登録番号が「国税庁のデータにありませんでした」となる/取引先一覧に警告マークが付く」を参照してください。
- 取引先マスタを直したら、受取請求書の各請求書でも「適格請求書」のチェックが実態と合っているかを確認し、合っていなければチェックを直してから仕訳と連携を行います。
- 登録番号のない請求書は、次の項目の経過措置の手順で処理します。
08-05免税事業者などからの請求書で「経過措置」にチェックしても税区分が変わらない(2026年10月から70%)#
よくある症状
登録番号のない請求書を受取請求書で処理し、「経過措置」にチェックを入れても、税区分は「課対仕入10%」のままです。2026年10月1日(令和8年10月1日)以降の請求書を、これまでと同じ80%の税区分で連携してよいのかも迷っています。
原因
- 「経過措置」のチェックボックスは、「適格請求書」のチェックを外し、仕訳欄の計上日を2023年10月1日(令和5年10月1日)以降にしたときに表示されます(画面の版によって日付の項目名が異なる場合があります)。
- チェックのオン・オフを切り替えても、税区分は自動では変わりません。freee会計を使っている場合、チェックを入れると、経過措置に対応した税区分を選べるようになります。
- チェックの状態と合わない税区分のままfreee会計に取引連携すると、正しくない税額で計算されるおそれがあります。
- 免税事業者などからの課税仕入れの控除割合は、2026年9月30日(令和8年9月30日)までは80%、2026年10月1日から2028年9月30日(令和10年9月30日)までは70%です。freee会計の税区分も、期間に応じて「課対仕入(控80)10%」から「課対仕入(控70)10%」に変わります。
正しい操作
- 受取請求書の詳細画面で「適格請求書」のチェックを外し、仕訳欄の計上日を確認します。
- 仕訳明細の「経過措置」にチェックを入れます。
- 税区分を、期間と税率に合った経過措置用の税区分に手動で変更します。2026年10月1日から2028年9月30日までの期間なら、10%は「課対仕入(控70)10%」、軽減税率の8%は「課対仕入(控70)8%(軽)」です。
- チェックと税区分が対応しているかを確認してから、freee会計へ取引連携します。
- 受取請求書の税区分は、freee会計から同期されます。freee会計で経過措置用の税区分を使うには、税区分の設定で買い手側対応機能を「使用する」にしておきます(freee会計編の第10章「消費税・インボイス」)。
制度・法令
経過措置の適用を受けるには、区分記載請求書の記載事項を満たす請求書の保存と、経過措置の適用を受ける課税仕入れであることなどを記載した帳簿の保存が必要です。帳簿に経過措置の適用を受けることを示す記載は、経過措置用の税区分を使い、通常の課税仕入れと分けて表示する形でもよいとされています。
一部のfreee公式記事には、2026年10月1日以降の期間を「控50」とする改正前の記載が残っています。この期間は改正後の70%(控70)で処理してください。
この章のチェックリスト
権限・インポート・アプリ
freee請求書は、freee会計の取引先や勘定科目のマスタを参照して動くため、メンバーの招待や権限はfreee会計側とfreee請求書側の二段構えになっています。この章では、招待したい人が候補に出ない、設定を変えられない、承認前に操作できないといった権限まわりのつまずきと、CSVインポートとスマホアプリの制限を扱います。
まず全体像:メンバーを招待する順番
09-01freee請求書に招待したいメンバーが候補に出ない/招待枠を超えるエラーになる#
よくある症状
freee請求書のメンバー追加を開いても、招待したい社員が「未招待の従業員」に表示されません。freee会計で招待しようとすると、「メンバー招待可能数を超えています。追加でメンバーを招待する場合はメンバーの招待枠を追加購入してください。」と表示されます。
原因
- freee請求書の取引先や勘定科目はfreee会計のマスタを参照しているため、先にfreee会計(と取引先マスタ)へ招待し、その後にfreee請求書へ招待する順番です。「未招待の従業員」には、freee会計に招待済みで、freee請求書にはまだ招待されていない人だけが表示されます。
- freee会計を契約している場合、freee請求書の招待枠にはfreee会計の招待枠が適用されます。freee請求書を単体で使う場合の招待枠は、個人事業主向けプランが1名、法人向けプランが3名です。
- freee会計の法人プランでは、「一般(経理以外)」の権限セット(またはそれをコピーした権限セット)で招待したメンバーは、招待枠を消費しません。
正しい操作
- freee請求書のメンバーメニュー→メンバー追加→freee会計への招待をクリックし、開いたfreee会計の「メンバー」タブでメンバー追加をクリックします。
- 初めてfreeeを使う人は新規追加、ほかのfreeeのサービスを使っている人はすでにfreeeを利用しているメンバーを招待を選び、権限セット・グループと取引先マスタの権限を設定して追加します。
- freee請求書などのプロダクトだけを使うメンバーは、権限セットを「一般(経理以外)」にして招待します(法人プランのみ)。
- freee会計側の招待が済んだら、プロダクト管理→freee請求書→メンバータブ→メンバー追加で対象者にチェックを入れ、一括追加→追加をクリックします。
- 招待したメンバーには「メンバー」のロールが付きます。管理者にする場合は、次の項目の手順で変更します。
- ログインしようとして「freee請求書へのアクセス権限がないため利用できません」と表示される場合の対処は、第1章の「freee請求書へのアクセス権限がないため利用できません」の項目を参照してください。
補足
freee請求書のメンバー一覧にあるfreeeサポート用のアカウントは、招待枠に数えられず、編集や削除もできません。freee会計で「すでに招待済みのユーザーです」と表示されて招待できない場合は、招待メールの有効期限が切れている可能性があります。一度そのメンバーを削除してから招待し直します。
09-02メンバーが帳票テンプレートや採番ルールを変更できない/請求書から取引登録できない#
よくある症状
経理担当者が請求書のテンプレートを直そうとしても、帳票テンプレートを編集できません。別の担当者は、請求書は作れるのに取引登録ができません。
原因
- freee請求書のロールは「管理者」と「メンバー」の2種類です。帳票テンプレートとメールテンプレートの作成・編集、採番ルールの編集、メンバーの招待、カード決済のキャンセルなどの決済まわりは、「管理者」だけが行えます。
- 帳票から取引を登録するには、freee請求書のロールとは別に、freee会計の「取引」の登録権限と、勘定科目・品目・部門・メモタグの閲覧権限が必要です。帳票で取引先を選ぶには、取引先マスタの閲覧権限も必要です。
- 取引連携した後の帳票を編集するには、freee会計の「取引:閲覧」権限が必要です。閲覧の範囲が「自分のみ」の場合、別の人が取引連携した帳票は編集できません。
正しい操作
- freee請求書の管理者が、メンバーメニューで対象者の…→編集を開きます。
- 「ロール」を「管理者」に変更して保存をクリックします。招待をやめる場合は、このメンバーの招待を解除をクリックします。
- 取引登録ができない場合は、freee会計の管理者に、そのメンバーの権限セットを確認してもらいます。freee会計の権限が「管理者」または「一般」なら、freee請求書の機能をすべて使えます。カスタム権限の場合は、「取引」の登録権限と、取引先・勘定科目・品目・部門・メモタグの閲覧権限を付けます。
- 「一般(経理以外)」で招待したメンバーは、「取引連携」の権限で取引登録を行います。
| 作業 | 管理者 | メンバー |
|---|---|---|
| 見積書・納品書・請求書などの作成・編集・取り消し・送付 | 可 | 可 |
| 帳票登録画面での税に関する設定の変更 | 可 | 可 |
| 帳票テンプレートの作成・編集 | 可 | 不可(作成画面でテンプレートを選ぶことは可) |
| 採番ルールの編集・閲覧 | 可 | 不可 |
| メールテンプレートの作成・編集 | 可 | 不可(閲覧は可) |
| メンバーの招待 | 可 | 不可 |
| カード決済のキャンセル・決済依頼 | 可 | 不可 |
| 請求書・納品書・発注書からの取引登録 | freee会計の権限による | freee会計の権限による |
公式ヘルプ「メンバーの招待方法と権限管理」の権限表から、主な作業を抜き出しています。
09-03発行申請(ワークフロー)を有効にしたら、PDFのダウンロードや取引登録ができない#
よくある症状
内部統制のために請求書の発行申請を有効にしたところ、担当者から「PDFがダウンロードできない」「取引登録のボタンが押せない」「スマホアプリで請求書が使えない」と連絡が来ています。却下された請求書を直して申請し直そうとしても、申請できません。
原因
- その他設定→申請・承認で「有効にする」にチェックを入れると、帳票の発行は申請・承認を通して行う形になります(初期値はオフです)。
- 発行申請のステータスが承認済になるまで、PDFのダウンロードはできず、取引登録もクリックできません。
- ワークフロー機能をオンにしている場合、freee請求書アプリは使えません。
- 却下された申請は、再申請できません。差戻しの場合は、内容を直して再度申請できます。
- 発行申請のワークフローを使えるのは、freee会計の法人向け新プランのアドバンス・エンタープライズ、旧プランのプロフェッショナル・エンタープライズ、freee経理、freee請求書のアドバンスです(freee請求書のスタンダードはオプション)。
正しい操作
- 請求書を保存したら、詳細画面の発行申請をクリックし、申請経路を選んで申請をクリックします。ステータスが「申請中」になります。
- 承認されるとメールが届き、ステータスが承認済になります。PDFのダウンロードと取引登録は、承認済になってから行います。
- 差戻しの場合は、請求書の編集で内容を直し、発行申請で申請経路を選び直して申請します。
- 却下された場合は再申請できないため、内容を直した請求書を新たに作成して申請します。
- 申請を取り下げたいときは、請求書を開いて申請詳細→申請取り下げをクリックします。ステータスが「下書き」に戻り、再び発行申請ができます。
- スマホアプリで請求書を作る担当者がいる事業所では、ワークフローを有効にする前に、アプリを使わない運用に切り替えられるかを確認します。
09-04請求書のCSVインポートがエラーになる・使えない#
よくある症状
販売管理システムから出力したデータで請求書をまとめて作ろうとCSVをアップロードすると、「ファイルにエラーがあります。エラーを修正し再度アップロードしてください。」と表示されます。別の事業所では、CSVインポート自体が使えません。
原因
- CSVインポートは、freee会計の法人向けのスタータープラン・スタンダードプラン・アドバンスプラン(旧プロフェッショナルプラン)・エンタープライズプランで使えます。ひとり法人プラン(旧ミニマムプラン)、旧ベーシックプラン、個人向けのすべてのプランでは使えません。freee請求書を単体で契約している場合は、スタンダードプランとアドバンスプランのどちらでも使えます。
- 初めて使うときは、管理者が利用規約に同意する必要があります。
- 必須の「行形式」「発行日」「取引先名称」が空欄、または取引先名称がfreeeに登録されていません。明細行があるのに「行の種類」が空欄の場合もエラーになります。
- 勘定科目・部門・品目・メモ・セグメントに、freee会計に登録されていない名称を入れています。税区分が「税率」の列と合っていない場合も受け付けられません。
- 上限(CSVファイルの行数60,000行、1帳票の明細行数500行、ファイルサイズ100MB)を超えています。
正しい操作
- 初回は、請求書メニュー→PDFインポート(PDF+CSV)→利用状況確認で利用規約を確認し、管理者が利用規約に同意するにチェックを入れて利用開始をクリックします。
- インポートしたい帳票の一覧で▼→CSVインポートを開き、「ひな形ファイルをダウンロード」から帳票の種類に合ったひな形を使います。
- 取引先は、事前に取引先マスタへ登録しておきます。CSVの住所などが取引先マスタと違っていてもマスタは更新されず、その帳票にだけ反映されます。
- エラー箇所に表示される内容をもとにCSVを直し、やりなおすからアップロードし直します。
- 「アップロードが完了しました。登録ボタンによりインポートが開始できます」と表示されたら登録をクリックし、「インポート完了」の表示を確認します。履歴は▼→請求書作成用CSVインポートの「インポート履歴」で確認できます。
注意
CSVインポートなどで作成した帳票をfreeeからメール送付すると、基本料金とは別に従量課金が発生します。同じ日に同じ取引先へ送った分は1件として数えますが、再送も課金の対象です。決済に失敗したまま一定期間が過ぎるとメール送付ができなくなります(第5章)。
CSVの「発生日」「勘定科目」「税区分」などの列は、帳票から作る取引の内容として使われます。取引の作成は、インポート後に取引登録や一括取引登録で行います(第6章「請求書に「取引登録」ボタンがない・押せない」)。
09-05スマホアプリで納品書・領収書を作れない/事業所を切り替えられない#
よくある症状
外出先でfreee請求書アプリから納品書を作ろうとすると、アプリの通常の画面ではなく、Webビューの画面で開きます。顧問先ごとに事業所を切り替えたいのに、アプリの中に切り替えのメニューが見つかりません。
原因
- freee請求書アプリは、freee会計アプリの帳票作成機能を単体のサービスとして切り出したものです。2023年10月11日(令和5年10月11日)以降、freee会計アプリからは帳票の新規作成ができません。
- アプリの画面で作成できるのは見積書と請求書です。領収書・納品書・発注書は、Webビューでの作成になります。
- アプリでは事業所の切り替えができません。ログアウトしてから、切り替えたい事業所で再度ログインする仕組みです。
- ワークフロー機能がオンの事業所での利用、取引先の閲覧権限がない場合の帳票作成、旧帳票画面で作った帳票の閲覧とコピーには対応していません。
正しい操作
- 納品書・領収書・発注書は、アプリの設定にある「その他帳票の一覧・作成」から開くWebビューで作成するか、パソコンのWeb版で作成します。
- 別の事業所で使うときは、ログアウトしてから、対象の事業所で再度ログインします。
- 旧帳票で作った請求書をアプリで使いたい場合は、Web版で旧帳票から新しい帳票へコピーすると、アプリにも反映されます。
- 帳票テンプレート・採番ルール・備考テンプレート・メンバー招待・課税や表示項目の設定は、基本的にWeb版で行います。アプリからWebページに移動して設定することもできます。
この章のチェックリスト
公式ヘルプ・出典
このページで参照したfreee公式ヘルプの記事(62本・章ごと)
第1章 freee請求書とは(freee会計の請求書メニュー・旧帳票との違い)
- 5.4 請求書の発行と未決済取引の登録
- freee会計 新メニューバー 活用ガイド
- freee会計との連携に関するよくある質問
- freee会計へ取引を連携する
- freee請求書のサービス紹介
- freee請求書のプランについて
- 「freee請求書へのアクセス権限がないため利用できません」と表示された場合、どうすれば良いですか?
- 【法人】freee会計のプランについて(2024年7月以降)
- メンバーの招待方法と権限管理
- 作成予約で定期的に請求書を発行する
- 取引を一括登録する
- 定期請求で品目などの取引登録の設定はできますか?
- 帳票の郵送代行サービスについて
- 旧帳票機能のご利用方法について
- 決済ステータスの会計連携について
- 複数の見積書・納品書から合算請求書を作成する
第2章 初期設定(登録番号・テンプレート・端数処理・採番)
- freee会計の消費税の端数処理について
- freee請求書で取引先を登録する
- freee請求書で帳票テンプレートを設定する
- freee請求書におけるインボイス制度に対応した機能について
- 【インボイス制度対応】適格請求書を作成する
- 帳票上に消費税額を非表示にさせる方法を教えてください
- 帳票上に表示される消費税額を手入力で修正はできますか?
- 振込先口座を設定・変更する方法を教えてください
- 採番を設定する
- 社印・ロゴを設定する方法を教えてください
- 複数の見積書・納品書から合算請求書を作成する
- 課税・表示項目を設定する
- 請求書・納品書・見積書・領収書を作成する
- 適格返還請求書の作成方法を教えてください
第3章 取引先・品目
- freee会計との連携に関するよくある質問
- freee会計へ取引を連携する
- freee請求書で取引先を登録する
- インボイス制度買い手側関連の設定を行う
- メンバーの招待方法と権限管理
- 帳票の作成時に取引先が候補に表示されません
- 消費税の仕入税額控除の経過措置について
- 請求書・納品書・見積書・領収書を作成する
第4章 請求書の作成(作成予約・合算・源泉徴収・値引き)
- freee会計の消費税の端数処理について
- freee会計へ取引を連携する
- freee請求書におけるインボイス制度に対応した機能について
- 【インボイス制度対応】適格請求書を作成する
- 【個人】源泉徴収の対象となる収入取引を登録する
- マイナス金額帳票の作成について
- 作成予約で定期的に請求書を発行する
- 定期請求で品目などの取引登録の設定はできますか?
- 帳票上に消費税額を非表示にさせる方法を教えてください
- 帳票上に表示される消費税額を手入力で修正はできますか?
- 複数の見積書・納品書から合算請求書を作成する
- 課税・表示項目を設定する
- 請求書・納品書・見積書・領収書を作成する
- 適格返還請求書の作成方法を教えてください
第5章 送付・共有とステータス
- 【送付者向け】帳票共有ポータルを使って帳票を送付する
- ステータスの一括変更
- メールテンプレートの設定をする
- 作成した請求書類を送付・ダウンロードする
- 帳票の郵送代行サービスについて
- 帳票をCSVで一括インポートする
- 帳票メール送付の宛先設定と注意事項の詳細
- 帳票書類の削除
- 複数の帳票を一括PDFダウンロードする
- 請求書などの受発注書類を電子保存する(電子帳簿保存法)
- 送付履歴について
第6章 freee会計との連携と入金消込
- 4.4.4 未決済取引の消込でのよくあるお困りごとと対処法
- 5.4 請求書の発行と未決済取引の登録
- freee会計の消費税の端数処理について
- freee会計へ取引を連携する
- 会計連携した未決済取引が入金されたのに入金ステータスが更新されないのはなぜかを知りたい
- 取引の編集・削除ができないのはなぜ?
- 取引を一括登録する
- 取引登録時に自動で重複チェックを行う
- 未決済取引の決済ステータスだけ未決済→完了にしたい
- 未決済取引を消込する(売掛金の入金・買掛金の支払いなど)
- 決済ステータスの会計連携について
- 発行申請のワークフロー機能について
- 自動で経理で登録した取引を解除する
- 請求内容に対して分割で入金があった場合はどう処理する?
第7章 修正・取り消し・再発行
- 4.4.4 未決済取引の消込でのよくあるお困りごとと対処法
- freee会計へ取引を連携する
- メンバーの招待方法と権限管理
- 作成した帳票の削除について
- 取引の編集・削除ができないのはなぜ?
- 帳票の複製(コピー)はできますか?
- 帳票書類の削除
- 複数の見積書・納品書から合算請求書を作成する
- 請求書などの受発注書類を電子保存する(電子帳簿保存法)
- 請求書・納品書・見積書・領収書を作成する
第8章 受取請求書(買い手側)
- freee会計 新メニューバー 活用ガイド
- freee請求書で取引先を登録する
- インボイス制度の経過措置について
- 受取請求書とfreee会計の連携について
- 消費税の仕入税額控除の経過措置について
- 消費税・税区分の設定を行う
- 請求書ステータスについて
- 請求書メニューの基本操作について
第9章 権限・インポート・アプリ
このページについて(情報の基準日・出典・免責)
- 内容は2026年9月17日時点のfreee公式ヘルプと法令に基づきます。freeeの画面・仕様・プランは変更されることがあるため、操作の前にリンク先の公式ヘルプで最新の内容を確認してください。
- 本ページは、ジェイスタート会計事務所が独自に作成した解説です。フリー株式会社(freee K.K.)の公式ページではなく、同社の監修・承認を受けたものではありません。
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