ChatGPTの使い方|登録・プラン・安全な設定とOpenAI Platform(API)

2026年10月27日時点の情報です。料金・機能・画面は変わることがあるため、最新は各社の公式ページでご確認ください。

統合次の記事の内容は、このページにまとめました

  • 「【図解】ChatGPTの使い方|登録・プラン・画面の見方・安全な設定・経理の注意点」→ このページ全体
  • 「【図解】OpenAI Platformの使い方|登録・利用上限・APIキー・Playground・経理の注意点」→ このページの該当箇所

以前のURLを開いた場合も、自動でこのページに移動します。

「ChatGPTを仕事で使い始めたいが、どのプランを選び、どこを設定すればよいのか分からない」「ネットの古い記事と、いまの画面が違う」。このページは、そうした方のための、ChatGPTの使い方のガイドです。

前半は、会話で使うChatGPT(アプリ)です。登録、プランと料金、画面の見方、主な機能、情報を漏らさない設定、経理での注意点の順に解説します。後半の「OpenAI Platform(API)の使い方」では、システムからAIを呼び出すための管理画面を扱います。

内容は、2026年10月27日時点のOpenAIの公式情報にもとづきます。図はすべて当事務所が作成したイメージ図で、実際の画面とは配置や名称が異なることがあります。画面の名前は、公式の日本語ヘルプで確認できたものを日本語で、それ以外を英語の表記で示します。

結論このページの結論

  1. ChatGPTは、会話でAIを使うサービスです。システムに組み込むAPI(OpenAI Platform)とは、契約も課金も別です。有料プランに入っていても、APIの利用料は別にかかります。
  2. 個人プラン(Free・Go・Plus・Pro)は、会話がモデルの改善(学習)に使われ得る設定が既定です。仕事の情報を入れる前に、設定データコントロールで「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにします。
  3. 料金は米ドルで案内されています(Plus 20ドル、Pro 100・200・500ドル、Business 1席月25ドル。年額払いは月20ドル)。OpenAIから直接購入すると消費税10%が課され、登録番号はT3700150133253です。円の金額は、購入画面と請求書で確かめます。
  4. 2026年に機能が大きく変わりました。長い作業はWork、コードはCodex、常時稼働のエージェントはdotsで頼みます。カスタムGPTは2026年12月11日に終了する予定で、ChatGPTで動画を作る機能は提供の記載がありません。
  5. APIは、前払いのクレジット(5ドルから)で使います。最初に月のハード上限を設定し、APIキーはプロジェクトごとに分けて、環境変数で渡します。
目次

ChatGPTとは? 入口と3つのモード

ChatGPTは、OpenAIが提供する、会話でAIを使うサービスです。質問への回答、文章の下書き、資料の要約、表計算データの分析、画像の作成などを、会話の形で頼めます。入口は4つあり、どれも同じアカウントで使います(図1)。

Web chatgpt.com ブラウザで使える デスクトップアプリ Mac・Windows Chat・Work・Codex スマホアプリ iPhone・Android 同じアカウントで使う ブラウザ拡張 Chromeなど5種 アプリとつないで使う ChatGPT(1つのアカウントで共通) Chat 会話・調べもの・文章づくり まず使うのはここ Work 長い作業を任せる 承認しながら進める Codex コードの作業 プログラム開発向け システムに組み込むなら、別契約のAPI(OpenAI Platform)を使います ※ChatGPTの有料プランに入っていても、API利用料は別にかかります。 ※Workは、Web・スマホではFree・Goを除く有料プラン。デスクトップはプランとワークスペースによります。
図1 ChatGPTの入口と、3つのモード(当事務所作成のイメージ図)
モードできること向いている場面
Chat会話で、調べもの・文章づくり・要約・分析を頼みます日常の質問、文書の下書き、資料の読み込み
Work手順の多い長い作業を任せます。途中で承認を求められます資料づくり、定期的な作業
Codexコードの作業を任せますプログラムの開発

Workは、WebとスマホではFree・Goを除く有料プランで使え、クラウドで動きます。デスクトップアプリのWorkについて、ヘルプは「プランとワークスペースに含まれる場合」に使えると書いています。Freeで使えるかは、公式の資料では確認できませんでした。

ChatGPTとAPI(OpenAI Platform)は別です

ChatGPTの有料プランに入っていても、システムからAIを呼び出すAPIの利用料は、別にかかります。OpenAIのヘルプも、ChatGPTとAPIは別に課金・管理されると説明しています。APIの使い方は、このページの後半の「OpenAI Platform(API)の使い方」で解説します。

古い記事と違う点:2026年の主な変更

ネット上の古い解説には、いまは使えない機能や手順が残っています。主な変更は次のとおりです。

項目いまの状況代わりに使うもの・補足
エージェントモード公式ヘルプで、利用できなくなったと案内されています長い作業はWork、ブラウザを使う作業はWorkのクラウドブラウザで頼みます
Atlas(専用ブラウザ)2026年8月9日に停止しましたデスクトップアプリと、ブラウザ拡張を使います
Pulse・グループチャットPulseは2026年6月17日に段階的な終了、グループチャットは7月9日に新規の作成が終わりました定期的な更新は、スケジュールのタスクで頼みます
LibraryPro・Business・Enterpriseでは、2026年9月29日からSpaceに置き換わりましたFree・GoのヘルプにはLibraryの記載があります
Apps2026年7月9日に、ディレクトリが「Plugins」に置き換わりました設定画面に「Apps」と出る場合があります
カスタムGPT(GPTs)2026年12月11日に終了する予定です移行先はプラグインです(機能の章)
Sora(動画生成)アプリとWebは2026年4月26日に終了しました。APIの「Sora 2とVideos API」も、2026年9月24日に終了していますChatGPTで動画を作る機能は、現行の公式ページに提供の記載がありません
旧モデルGPT-4o・GPT-4.1・o4-mini・GPT-5(2月13日)、GPT-5.1系(3月11日)、GPT-5.2(6月12日)、GPT-4.5(6月26日)、o3(8月26日)が、ChatGPTから退役しました古い記事の「モデルを切り替える」手順は、そのまま使えません

※日付は、公式のリリースノートとヘルプの記載です(2026年10月27日確認)。APIのモデルの終了日は、ChatGPTとは別に案内されています(APIの提供終了の予定)。

始め方:登録・最初の設定・アプリの入手

登録は、chatgpt.com のログイン画面から行います。ここでは、登録の前に確認すること、最初にやる5つの設定、アプリの入手先の順に説明します。

登録の前に確認すること

  • 登録の方法は、メールアドレスとパスワード、またはGoogle・Microsoft・Appleのアカウントで続ける方法です。
  • 日本を含む13の国では、電話番号だけでも登録できます。この方法で有料プランにするときは、メールアドレスの確認が必要です。
  • 年齢は、利用規約で13歳以上です。18歳未満は、保護者の許可が必要です。
  • ログアウトのままでも使えますが、会話の保存や共有はできず、内容は既定で学習に使われ得ます。仕事では、ログインして使います。

仕事で使うアカウントは、会社が管理できる形(会社のメールアドレスなど)で作ると、退職や異動のときに困りません(当事務所のおすすめ)。個人のアカウントを使う場合のリスクは、経理の章で説明します。

最初にやる5つの設定

登録を終えたら、次の5つを順に確認します(図2)。③の学習の設定は、仕事の情報を入れる前に済ませます。

1 アカウントを作る メール・Google・Microsoft ・Appleのいずれかで登録 2 言語を確かめる Settings>General> Language(自動検出) 3 学習をオフにする 設定>データコントロールの 「すべての人のために…」 4 二要素認証を設定 Settings>Security and login >Multi-factor authentication 5 プランを選ぶ まずFreeで試し、 必要なら有料プランへ 仕事で使うなら③を先に Free・Go・Plus・Proは、 会話が学習に使われ得ます (既定)。入れる前にオフに。
図2 登録して最初にやる5つの設定(当事務所作成のイメージ図)
  1. アカウントを作る画面:chatgpt.comログイン画面仕事用は、会社のメールアドレスなど、会社が管理できる形で作ります。
  2. 言語を確かめる画面:設定GeneralLanguage「Auto-detect」(自動検出)か、日本語を選びます。スマホでは、サイドバーのプロフィールから「App」→「言語」を開きます。
  3. 学習をオフにする画面:プロフィールのアイコン設定データコントロール「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにします。設定は、使う端末にかかわらず、アカウント全体に適用されます。手順の詳細は、情報を漏らさない設定で説明します。
  4. 二要素認証を設定する画面:設定Security and loginMulti-factor authentication認証アプリ・プッシュ通知・SMS(WhatsApp)・パスキーから選びます。選べる方法は、端末・国・プランで変わります。
  5. プランを選ぶ画面:プロフィールのアイコンプランをアップグレードするまずFreeで試し、必要なら有料プランにします。選び方は、次の章で説明します。

アプリとブラウザ拡張の入手

ChatGPTは、ブラウザ(chatgpt.com)だけでも使えます。パソコンの中のファイルを使う作業や、画面の操作(Computer Use)を任せるときは、新しいデスクトップアプリを使います(図3)。

新しいデスクトップアプリ Chat・Work・Codexの3つを使える 入手先:learn.chatgpt.com/docs/app ヘルプの案内:chatgpt.com/features/desktop Mac:Apple Silicon向け(Intelは要確認) Windows:Microsoft Store Linux:プレビュー(機能は要確認) ChatGPT Classic(旧アプリ) 従来のチャット中心のアプリ 日本語のダウンロードページの Mac・Windows向けのリンクは、 Classicを指しています(10月27日確認)。 Classicも更新は続きますが、新しい エージェント機能は新アプリだけの場合も 専用ブラウザの「Atlas」は、2026年8月9日に停止しました(公式の予告にもとづきます)。 代わりに、デスクトップアプリとブラウザ拡張(Chrome・Edge・Brave・Vivaldi・Opera)が案内されています。 サイドチャットは、Operaでは使えません。
図3 新しいデスクトップアプリと、旧アプリ(ChatGPT Classic)(当事務所作成のイメージ図)
入口入手先注意
ブラウザchatgpt.comインストールは不要です
新しいデスクトップアプリ(Chat・Work・Codex)learn.chatgpt.com/docs/app の案内から。Windowsは、Microsoft Store(製品ID 9PLM9XGG6VKS)Macは「Apple Silicon」向けの表記。Linuxはプレビュー版です
ChatGPT Classic(旧アプリ)日本語のダウンロードページ(chatgpt.com/ja-JP/download/)2026年10月27日時点も、Mac・WindowsともClassicにつながっています
iPhone・AndroidApp Store・Google Play同じアカウントでログインします
ブラウザ拡張Chromeウェブストアなど(Chrome・Edge・Brave・Vivaldi・Opera)デスクトップアプリの「Settings」→「Computer Use」から進みます。サイドチャットはOpera以外で使えます

OpenAIは、Classicにもモデルの更新や修正を続ける一方、「新しいエージェントの機能は、新しいアプリだけの場合がある」と書いています。WorkやCodexを使うなら、新しいアプリを入れます。Windowsでは、次のコマンドで入れる方法も公式のドキュメントに載っています。

winget install --id 9PLM9XGG6VKS -s msstore

注意入れる前の注意

名前が似た別のアプリや拡張が多いため、公式の入手先から入れ、提供元がOpenAIかを確かめます。会社のパソコンに入れるときは、先に情報システムの担当者に確認します。

登録やログインでつまずいたとき

電話番号の認証は、通常は求められません。Codexの利用や、APIキーの初回の発行などで求められることがあります。使えるのは携帯電話の番号で、IP電話(VoIP)は使えません。画面のエラーへの対処は、よくある質問にまとめました。

プランと料金:米ドルの金額と、円・消費税の扱い

ChatGPTには、個人向けのFree・Go・Plus・Proと、組織向けのBusiness・Enterprise(教育機関向けのEduを含む)があります。金額は、公式の案内では米ドルで示されています。

ChatGPTのプラン(2026年10月27日時点)

プラン月額(米ドル)年額払い広告主な特徴
Free0ドル—あり(注)テキストのチャットは無制限(悪用対策あり)。画像・音声・ファイルなどは上限あり
Go8ドル(米国の価格)なしあり(注)Freeより画像・音声・アップロードの枠が多い。「Think」はGPT-5.6 Luna
Plus20ドルなしなしInstant・Medium・High。WorkとCodexでGPT-6 Astraを使える
Pro100ドル・200ドル・500ドルなし(月額払いのみ)なし3段階の大きな利用枠。Pro 100・200はGPT-6 Proも。Pro 500はUltrafastも
BusinessStandard 25ドル(年額払いは20ドル)、Premium 125ドル(年額払いは100ドル)ありなし2席から。管理機能・SSO。会話は既定で学習に使われない
Enterprise・Edu見積り(営業窓口)ありなし管理・監査の機能、データの保存場所の指定など

※金額は、公式ヘルプ・リリースノート・OpenAIの発表記事の記載です(Businessは1席・1か月あたり)。OpenAIから直接購入する日本の顧客には、消費税10%が課されます。表の金額に消費税が含まれるかは公式の資料に明記がないため、購入画面と請求書で確かめてください。広告の(注)は、下の「広告」を参照。

Proは、月額100ドル・200ドル・500ドルの3段階で、いずれも月額払いのみです。2026年10月27日の確認では、英語のヘルプにも3段階が載っています。Pro 500には、GPT-6 AstraとGPT-6.1 SolのUltrafast(高速の処理)が付きます。

Pro 200の新規の申込みは、再開されました。ただし、新しく契約した場合の利用枠は、以前より少なくなります。2026年9月22日から29日(米国太平洋時間の10時)までの間にPro 200の契約が有効だった人は、2026年10月29日まで以前の枠を使えます。その後は新しい枠になります。月額の200ドルは変わりません。

補足公式の資料の食い違い

英語版の通貨のヘルプには、「Pro 200の新規の申込みを止めている間は、解約後に申し込み直せない」という以前の文言が残っています。日本語版の同じヘルプには、この文言はありません(2026年10月27日確認)。新しい内容は、Proの段階のヘルプとみられます。

円では、いくら? 通貨と支払い方法

  • 円の金額の一覧は、公式の資料では確認できませんでした。料金のページは金額を後から表示する形式で、古い表記も残っています。
  • 通貨のヘルプ(日本語版)は、対応通貨に「JPY(¥)」(日本)を載せ、地域ごとの価格を提供すると書いています。Goのヘルプは「購入はすべて米ドルで、一部の国で現地通貨の請求がある」と書いています。円で請求されるかは、購入画面で確かめます。
  • 契約中の人は、いまの通貨のまま請求されます。通貨を変えるには、解約して、期間の終わりのあとに申し込み直します。
  • 支払い方法について、Plusの英語のヘルプは、クレジットカードのみと書いています。スマホのアプリ内の購入は、AppleやGoogleの決済で、各ストアの通貨で請求されます。

当事務所の考え:米ドル建ての場合、円の金額は為替で毎月変わります。毎月の請求書で、円の金額と消費税額を確かめる流れにしておくと安心です。

広告:FreeとGo(公式の資料で記載が分かれています)

OpenAIのブログ(2026年8月11日の更新)は、日本でも広告の提供を始めたと書いています。一方、広告のヘルプ(2026年10月27日確認)は、提供国を米国・英国・オーストラリア・ニュージーランド・カナダとし、日本を挙げていません。Goのヘルプにも「将来、Goで広告のテストを始めることがある」とあります。

広告の選定には、いまの会話の内容と、おおまかな地域や言語が使われます。広告のパーソナライズがオンのときは、過去のチャットやメモリ、広告への反応も使われ得ます。広告主には、チャット・履歴・メモリ・個人情報は渡さず、集計した結果だけを渡すと、OpenAIは説明しています。一時チャットには、広告は表示されません。

広告の設定(Ad Controls。日本語は「広告の管理」)は、ヘルプでは米国のFree・Goだけが対象とされ、日本で使えるかは確認できませんでした。広告を避けたいときは、Plus以上を選びます。

購入・変更・解約・請求書の画面

操作場所注意
購入・アップグレードプロフィールのアイコンプランをアップグレードするアップグレードは、すぐに反映されます
プランの変更設定アカウント(Pro系は「マイプラン」)ダウングレードは、次の更新の時に反映されます
解約(Web)設定請求→「プランをキャンセルする」の「キャンセル」次の請求の24時間以上前に手続きします。支払い済みの分は、自動では返金されません
解約(iPhone・Android)iPhone:設定 → 自分の名前 → サブスクリプション。Android:Google Playアプリを削除しても、解約にはなりません
請求書(Plus・Pro)設定アカウント→「支払い」の「管理」→ 請求ポータルの「Invoice History」Goの手順は、ヘルプに記載がありません。Apple・Google経由の購入は表示されません
請求書(Business)ワークスペースの設定請求請求書オーナーだけが見られます

※画面の名前は、公式の日本語ヘルプの表記です。アカウントを削除しても、AppleやGoogle Playで購入した分は、別に解約が必要です。

画面の見方:どこに何があるか

ChatGPTの画面は、左のサイドバー、中央の会話、下の入力欄でできています。図4は、公式の説明にある項目をもとに、当事務所が描いたイメージ図です。番号の意味は、図の下の表のとおりです。

New chat Search Projects Plugins Scheduled Sites Library/Space 最近(Recents) Settings ChatGPT 一時 会話が表示される部分 Chat Work + メッセージを入力 Instant 1 2 3 4 5 6 7 8 1 サイドバー 新しいチャット・検索など 2 ChatGPT/Codex 左上で切り替え(アプリ) 3 Chat/Work 入力欄の上のトグル 4 一時チャット 右上の「一時」を押す 5 入力欄と「+」 ファイルとツールを追加 6 モデルの選択 答え方の深さを選ぶ 7 音声 声で話しかける 8 プロフィール 設定(Settings)を開く イメージ図(実際の配置や名称は、画面・アプリ・プランで異なります)
図4 ChatGPTの画面の見方。配置と文言はイメージで、実際の画面とは異なります(当事務所作成のイメージ図)
番号場所できること
1サイドバー新しいチャット(New chat)、検索(Search)、Projects、Plugins、スケジュール済み(Scheduled)、Sites、Library/Space、最近のチャット(Recents)
2左上のメニューChatGPTとCodexを切り替えます(デスクトップアプリ)
3Chat/Workの切り替えトグルでChatとWorkを選びます(対象の有料プラン)。デスクトップアプリでは入力欄の上、スマホではドロップダウンです
4右上の「一時」一時チャットを始めます(新しいチャットの画面)
5入力欄と「+」依頼を書きます。「+」から、ファイルの追加と、ツール(検索・Deep research・画像など)を選びます
6モデルの選択答え方の深さ(Instant・Mediumなど)を選びます。項目はプランで異なります
7音声声で話しかけます
8プロフィール設定(Settings)を開きます。データコントロール・パーソナライズ・セキュリティなどは、ここから開きます

設定画面の主な項目

項目(英語の表記)日本語の表示主な内容
General(確認できず)言語、表示
Personalizationパーソナライズカスタム指示、メモリ(「メモリを有効にする」)
Data controlsデータコントロール学習の設定、共有リンク管理、データのエクスポート、全チャットの削除
Security and login(確認できず)多要素認証、ログアウト
Notifications通知スケジュール済みタスクなどの通知
Ad Controls広告の管理広告の設定(ヘルプでは米国のFree・Goが対象)
Account/My Planアカウント/マイプランプランの管理

※日本語の表示は、公式の日本語ヘルプで確認できたものです。デスクトップアプリの設定画面は、Web版と構成が異なります。

入力欄と回答のボタン

  • 「+」からファイルを追加し、ツールの一覧(View all tools)から検索などを選びます。「/」からも呼び出せます。
  • 回答の下には、もう一度(Try again)、コピー、良い回答・悪い回答、読み上げ、共有などのボタンが出ます。
  • 良い回答・悪い回答(サムズアップ・ダウン)で送ったフィードバックは、学習をオフにしていても、その会話全体が学習に使われ得ます。仕事の会話では押さない運用が無難です。

基本の使い方とモデルの選び方

指示(プロンプト)の書き方:4つの要素

OpenAIの公式ドキュメント(Prompting)は、指示に4つの要素を、必要なものだけ書くよう案内しています。Goal(してほしいこと)・Context(役に立つ情報)・Output(形式・長さ)・Boundaries(守ってほしい条件)です。ここでは、目的・背景・望む出力・境界と呼びます(図5)。

目的 何をしてほしいか 例 月次の経費の 確認用に + 背景 役に立つ情報や資料 例 従業員5人の会社の 経理担当者として + 望む出力 形式・長さ・詳しさ 例 勘定科目の候補を 表で、理由は1行で + 境界 守ってほしい条件 例 分からない点は 推測せず「要確認」 と書く コツ(当事務所の工夫) 大きな課題は分けて、1回に1つずつ頼みます。 迷うときは「選択肢を3つ挙げて」と頼み、優先順位も伝えます。 繰り返す好みは、個人設定(Custom Instructions)に書きます。
図5 指示に書く4つの要素と、コツ(当事務所作成のイメージ図)

経理の作業の例(当事務所の作例・架空のデータ)

目的月次の経費の確認のために、勘定科目の候補を出してください。

背景従業員5人の小売業の会社で、経理を1人で担当しています。

望む出力次の3つの取引について、科目の候補を2つまで、表で出してください。列は「取引・科目の候補・理由(1行)」です。

境界分からない点は推測せず、「要確認」と書いてください。税区分は判断しないでください。

データ10月5日 電力会社 18,700円/10月8日 文具店 3,300円/10月12日 宅配業者 1,980円

返ってきた科目は、候補の一つです。会社の科目の体系や税区分は、会社のルールと顧問税理士の判断で確定します。大きな課題は分けて1回に1つずつ頼み、繰り返す好みは「カスタム指示」に書きます(当事務所の工夫)。

ファイルを読み込ませる・分析する

入力欄の「+」から、文書や表計算のファイルを追加して、要約や分析を頼めます。公式ヘルプの上限は、次のとおりです。

項目上限(公式ヘルプ)
1ファイルの大きさ512MB
文書最大200万トークン(トークン=AIが文字を数える単位)
表計算ファイル約50MB
画像20MB
送れる数Freeは1日3ファイル。そのほかは、画面の通知に従います

Excel・CSV・PDFなどを分析でき、グラフも作れます。公式ヘルプによると、Enterprise以外のプランでは、文書やPDFからデジタルの文字だけを取り出し、埋め込まれた画像は読み取らずに破棄します。

スキャンしたPDFの証憑は、中身を読めないことがあります。CSVやExcelの形で渡すか、読み取った数値を元の資料と1つずつ突き合わせます。

検索と出典

検索は、自動で行われるほか、ツールの一覧の「Search」や「/」から指定できます。回答には、出典(Sources)のリンクが付きます。リンク先を開き、書かれている内容と日付を確かめます。

画像と音声

画像は、チャットで頼むか、「その他」→「画像」から作れます。2026年9月8日に「Images 2.5」が公開されました。作った画像には、来歴の情報(C2PA)と見えない透かしが入ります。文字を入れた画像は、仕上がりを確かめてから使います。

音声は、入力欄の音声のアイコンから話しかけます。2026年10月15日に「GPT-Live-1.1」になり、日本語を含む新しい声が加わりました(リリースノート)。

モデルの選び方

Chatでは、入力欄の近くのメニューで答え方の深さを選びます。2026年10月27日時点の公式ヘルプの案内は、次のとおりです。

プランChatで選べるものWorkとCodexで使えるもの
Free・GoGPT-5.6 Luna。難しい質問は「Think」(ThinkもLunaです)WebとスマホのWorkは対象外です。Codexのクラウドの実行も対象外です
PlusInstant・Medium・High(GPT-5.6 Sol)GPT-6 Astra。2026年10月26日から、GPT-6.1 Terraも順次
Pro(100・200・500ドル)上に加えて、Extra HighとPro(GPT-5.6 Sol Pro。Pro 100・200ではGPT-6 Proも)Astra・Terraなど。Pro 500は、AstraとSolのUltrafastも
Business・Enterprise上に加えて、Extra HighとPro(GPT-6 Proも)Astra・Terraなど(Enterprise・Eduは管理者の設定による)

※Chatのメニューでは、TerraとLunaは選べません(Free・GoはGPT-5.6 Lunaが自動で使われます)。GPT-6.1 Terraは、WorkとCodexで使います。モデルのヘルプは、英語版を取得できず、スペイン語版で確認しました。GPT-6 Proの対象として、ヘルプにPro 500の記載はありません。モデルの名前は変わるため、画面のメニューに従ってください。

一部のPlus・Proでは、Workの既定のプリセット(Power)が、「GPT-6.1 Sol Light」から「Terra Medium」に変わる場合があります。Terraは、画像の読み取り、画面の操作、自然な文章に向くモデルです。Proの推論には回数の上限があり、残りは画面で確かめます。

主な機能:Work・Codex・dots・Sitesほか

仕事で役立つ主な機能と、対象のプランを図6にまとめました。新しい機能は、順次の提供や、国・地域の制限がある場合があります。

全プラン (上限はプランごと) Projects メモリ カスタム指示 検索 画像 音声 Deep research Study mode スケジュール(件数はプランごと) Plugins(一部) Codex(クラウド以外) Plus以上 (Free・Goは対象外) Work(Web・スマホ) クラウドブラウザ Codexのクラウド実行 出来事で動くタスク Sites Pro・Business ・Enterprise Slides Space Pro・Business Premium dots(順次の提供) ※2026年10月27日時点の公式ヘルプ・リリースノートにもとづく整理です。順次の提供や、国・地域の制限があります。 ※デスクトップアプリのWorkは、プランとワークスペースによります。Enterprise・Eduは管理者が設定します。 ※スケジュールの件数:Free・Go 3件、Plus 5件、Business・Edu 10件、Pro・Enterprise 15件(ヘルプの記載)。
図6 ChatGPTの主な機能と、対象のプラン(当事務所作成のイメージ図)

動画生成・画面やブラウザの操作・クラウド実行・定期実行はできるか

よく質問される機能を、2026年10月27日時点の公式の資料で確かめました。

機能ChatGPTで対象のプランOS・地域など
動画生成× 提供の記載なし—Soraのアプリ・Webは2026年4月26日に終了しました。APIの「Sora 2とVideos API」も9月24日に終了しています
パソコンの画面の操作(Computer Use)○ 使えるWorkとCodexで使うと書かれています。プラン別の記載は確認できませんでしたmacOS・Windowsのデスクトップアプリ。「対応地域」で提供されます
ブラウザの操作(拡張機能)○ 使える記載なしChrome・Edge・Brave・Opera・Vivaldi。デスクトップアプリから操作します
ブラウザの操作(クラウド)○ 使えるWorkのクラウドブラウザは、Free・Goを除く有料プラン。dotsは、Pro・Business Premiumクラウドブラウザは、会話を離れたりパソコンを閉じたりしても作業を続けます。「対応地域」で提供され、日本を明記した記載はありません
クラウドでの実行○ 使えるWeb・スマホのWorkは、Free・Goを除く有料プラン。Codex Cloudは、対象のPlus・Proの全段階・Business・Enterpriseなど。dotsは、Pro・Business Premiumパソコンを閉じても動きます。dotsのProは、EEA・スイス・英国を除いて提供が始まりました
定期実行(スケジュール)○ 使えるFree・Go 3件、Plus 5件、Business・Edu 10件、Pro・Enterprise 15件Freeは1日1回まで、有料プランは1時間に1回までです

※○=標準の機能で使える、×=提供の記載がない。日本を除外する記載はありませんが、日本が対象と明記した記載もありません(「対応地域」「対象市場」とだけ書かれています)。画面に表示されるかで確かめます。各社の比較は、AI比較のページにまとめています。

WorkとCodex:長い作業を任せる

Workは、手順の多い作業を任せる機能です。目標を伝えると計画を示し、途中で承認を求めながら進めます。WebとスマホのWorkはクラウドで動き、デスクトップアプリでは、ローカル(自分のパソコン)かクラウドかを選べます。

クラウドの実行は、パソコンが起動していなくても、予定の作業が動きます。ただし、クラウドの環境は、パソコンのファイルやアプリには触れません。デスクトップのWorkは、許可したファイルやアプリを使います。

Codexは、コードの作業向けの機能です。クラウドの実行(Codex Cloud)は、パソコンがスリープしていても続き、Free・Goは対象外です。WorkとCodexの利用枠は共有で、5時間ごと・週ごとの枠があります。

クラウドブラウザ:Workにブラウザの作業を任せる

クラウドブラウザは、ChatGPT Workが、クラウド上の別のコンピューターで動く専用のブラウザを使う機能です。対象は、Free・Goを除く有料プランのWorkです。「対応地域」で提供され、日本が対応地域に入るかは、公式の資料に明記がありません。

  • WebかスマホでWorkに作業を頼むと、会話を離れたりパソコンを閉じたりしても、作業を続けます。入力・サインイン・確認が必要なときは、一時停止します。
  • クラウドブラウザを別に選ぶ必要はありません。サイトへのアクセスは、設定クラウドブラウザで管理します。
  • 自分のパソコンのブラウザとは別で、独自のCookieやログイン状態を持ちます。自分のブラウザのタブや、保存済みのパスワードは使いません。
  • 安全なログインフォームに入れたIDとパスワードは、リモートのブラウザに直接送られます。モデルには見えず、ChatGPTも保存しません。

dots(Pro・Business Premium)も、専用のクラウドPCとブラウザで動きますが、常に動き続けるエージェントで、対象のプランが違います。顧問先の会計ソフトや銀行のサイトにサインインさせるかは、先に社内のルールで決めます(当事務所のおすすめ)。

Computer Use:パソコンの画面を操作させる

デスクトップアプリのWorkとCodexで、「Plugins」から「Computer Use」のプラグインを入れて使います。ChatGPTが、macOSかWindowsの画面を見て操作します。

  • macOSでは、「画面収録」と「アクセシビリティ」の許可が必要です。ロックしたままの操作は、macOSだけです。
  • Windowsでは、操作するアプリを前面に表示したままにします。提供開始のとき、EEA・英国・スイスは対象外でした(日本の除外の記載はありません)。
  • Linux版は、ほかのアプリの操作に対応していません。使えるプラン(Free・Goで使えるか)は、確認できませんでした。

注意画面の操作を任せる前に

画面の操作を任せると、開いている画面の情報がAIに渡ります。顧問先の資料や会計ソフトを開いたまま任せない、操作の前に承認する、などのルールを先に決めておきます(当事務所のおすすめ)。

dots:常時稼働のエージェント

dots(2026年9月29日発表)は、専用のクラウドPCとブラウザで動く、常時稼働のエージェントです。対象は、Pro(18歳以上)とBusiness Premiumです。Enterprise(Edu・Healthcareを含む)では、管理者が有効にした場合のベータです。

  • 作れる場所は、スマホのアプリ・デスクトップアプリ・パソコンのWebです(スマホのWebは不可)。
  • 最初の1つは、追加料金なしでプランに含まれます。
  • 自分のパソコンへのアクセスは任意で、既定はオフです。
  • Proは、EEA・スイス・英国を除く地域で順次の提供です。日本の明記はないため、画面に表示されるかで確かめます。

スケジュール済みタスク:定期的な作業を頼む

チャットで「毎週月曜の朝に、先週の動きをまとめて」のように頼むと、タスクが作られます。管理はサイドバーの「スケジュール済み」、通知は設定通知です。

プラン有効にできるタスクの数実行の頻度
Free3件1回だけか、1日1回まで
Go3件1時間に1回まで
Plus5件1時間に1回まで
Business・Edu10件(英語版のヘルプのFAQは15件)1時間に1回まで
Pro・Enterprise15件1時間に1回まで

※スケジュール済みタスクの日本語版ヘルプ(2026年10月27日確認)の記載です。

出来事(Gmail・Slack・GitHubの動き)をきっかけに、Workで動くタスクもあります。対象はPlus・Pro・Business・Enterprise・Edu・Healthcareです(Enterprise・Edu・Healthcareは管理者の有効化が必要)。Free・Go・FedRAMPでは使えません。

出来事で動くタスクの作成と編集は、Webかスマホで行います(デスクトップアプリは表示だけ)。実行は、全体で1時間に30回、1日に720回までです。なお、英語版のヘルプには「Webhookに対応していない」という一文が残っていて、記載が分かれています。

Projects・カスタム指示・メモリ

Projectsは、仕事ごとに資料と指示をまとめる機能で、サイドバーの「新規プロジェクト」で作ります。ファイルは、Freeが5件、Go・Plusが25件、Pro・Business・Enterprise・Eduが40件まで入れられます。

カスタム指示は、設定パーソナライズにあります。文字数の上限は、Free・Goが1,500字、有料プランが5,000字です。メモリは設定パーソナライズメモリで管理します(情報を漏らさない設定で説明します)。

顧問先ごとにプロジェクトを分けると、資料と指示が混ざりません。ただし、顧問先の情報を入れてよいかは、契約と守秘義務で先に判断します(当事務所の考え)。

Deep research:時間をかけて調べる

入力欄の「+」か、「/Deepresearch」で始めます。最初に調査の計画が示され、編集できます。結果は、Markdown・Word・PDFなどで書き出せます。使える回数は、画面に表示されます。出典は、原典で確かめます。

Plugins:外部のサービスをつなぐ

サイドバーの「Plugins」で、プラグインを選んでプラグインをインストールを押します。連携が必要なときは接続を押します。呼び出しは、「@プラグイン名」か「+」から行います。

つなぐ前に、プラグインに渡す権限(読み取りだけか、メッセージの送信やファイルの削除などの操作も許すか)を、社内のルールで決めます。

Slides・Space・Sites

  • Slides(2026年10月16日開始):Pro・Business・Enterpriseで使えます。Workで頼むか、Spaceから作り、PowerPointやGoogleスライドに書き出せます。
  • Space:ページ・スライド・ファイルの置き場で、Libraryの後継です。Pro・Business・Enterpriseで使えます。スマホは、閲覧と共有だけです。
  • Sites:Workでサイトを作り、公開用のURLで共有します。Plus・Proと、ワークスペース(Businessは既定でオン、Enterpriseは管理者の設定)で使えます。2026年10月15日から、Plus・Proは作れる数の固定の上限がなくなりました(使用量と保存容量の上限は残ります)。

Study modeとロックしたチャット

Study mode(学習モード)は、「+」→「Study」から始めます。

ロックしたチャット(Locked chats)は、2026年10月20日に始まった機能です。会話の「…」→「Lock chat」から、4桁のアカウントPINか端末の認証で開くようにします。通常の履歴・ピン留め・検索に出なくなりますが、保存期間と学習の設定は変わりません。対象はFree・Go・Plus・Proで、順次の提供です。PINを忘れたときの扱いは、ヘルプを確認できませんでした。

カスタムGPT(GPTs)の終了と移行

カスタムGPTは、2026年12月11日に終了する予定です。2027年2月11日になるのは、FedRAMPのワークスペースと、延期が承認された対象のEnterpriseだけです。

  • 対象のEnterprise(FedRAMPを除く)では、2026年10月26日に新規の作成が終わりました。
  • 移行は、「My GPTs」→「Migrate to plugin」から行います。指示文はスキル、接続アプリはアプリ、知識ファイルは参照ファイルになります。
  • 移行した元のGPTは、読み取り専用になり、削除できません。既存の会話は、終了後も見られます。

使っているカスタムGPTがあれば、指示文と資料を、早めに控えておきます(当事務所のおすすめ)。

情報を漏らさない設定

ChatGPTに入れた内容の扱いは、プランによって違います。個人プランは「学習に使われ得る」が既定で、組織向けのプランは「使われない」が既定です(図7)。

個人プラン(Free・Go・Plus・Pro) 既定:会話がモデルの改善(学習)に 使われ得る(オン) オフにするには: 設定>データコントロール> 「すべての人のためにモデルを改善する」 スマホ:サイドバー>プロフィール>データコントロール Business・Enterprise・Edu・API 既定:学習に使われない (オプトインした場合のみ使われる) Businessの管理者がどこまで見られるかは、 公式の資料で記載が分かれています。 契約の前に、公式の案内と設定で確かめます。 ! オフにしても、サムズアップ/ダウンで送った フィードバックは、学習に使われ得ます ! オフの設定が効くのは、以降の新しい会話から (アカウント単位で、web・モバイル共通) ! 一時チャット(Temporary chat)は、 履歴に残らず、学習に使われず、メモリも作らない ! 共有リンクは、個人アカウントでは リンクを知る人なら誰でも見られます 入れない目安(当事務所):カード番号・マイナンバー・口座情報・顧問先の機密情報
図7 学習の設定とデータの扱い(当事務所作成のイメージ図)
項目個人プラン(Free・Go・Plus・Pro)Business・Enterprise・Edu
学習への利用既定で使われ得ます。設定でオフにできます既定では使われません(オプトインした場合のみ)
管理者による閲覧なし(会社は見られません)公式の資料で記載が分かれています(下の注)
データのエクスポートデータコントロールから自分で行いますBusiness・Enterpriseは、自分ではできません
アカウントの削除自分で行います自分ではできません
共有リンクリンクを知る人なら誰でも見られます同じワークスペースの対象のメンバーだけが見られます

※Goのヘルプには、「会話をモデルの改善に使うことがある。いつでもオプトアウトできる」と載っています(2026年10月27日確認)。Businessの管理者の閲覧について、公式の資料で記載が分かれています。OpenAIのEnterpriseのプライバシーのページは、「会話を閲覧・エクスポート・削除できる」と書いています。一方、ヘルプは「既定では、管理者もOwnerも、メンバーの非公開のチャットのすべては見られない」と書いています。

学習に使わせない設定(個人プラン)

  1. 「設定」を開く画面:プロフィールのアイコン設定Webの画面で、プロフィールのアイコンを押し、「設定」を選びます。
  2. 「データコントロール」を開く画面:設定データコントロール設定の画面の一覧から選びます。
  3. 「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにする画面:データコントロールすべての人のためにモデルを改善する以降の新しい会話とCodexのタスクが、学習に使われなくなります。設定は、端末にかかわらずアカウント全体に効きます。
  4. スマホでも確かめる画面:サイドバープロフィールのアイコンデータコントロールアプリでは、サイドバーのメニューからプロフィールのアイコンを押し、「データコントロール」を開きます。

ログアウトのまま使うときは、画面右下の「?」→「設定」で、同じスイッチをオフにします。OpenAIのPrivacy Portalの「Do not train on my content」から依頼する方法もあります。

オフにしても残る例外

  • 良い回答・悪い回答(サムズアップ・ダウン)でフィードバックを送ると、その会話全体が学習に使われ得ます。
  • 共有リンクは、学習の設定とは別です。個人アカウントのリンクは、知っている人なら誰でも見られます。
  • 不正利用の調査、サポート、法令への対応などのため、認可された職員や委託先が会話を見ることがあります。
  • Codexには、環境全体を学習に使うかどうかの、別の設定があります。

一時チャットを使う

  1. 新しいチャットを開く画面:サイドバーNew chatサイドバーの「New chat」から、新しいチャットを開きます。
  2. 右上の「一時」を押す画面:新しいチャット右上の「一時」ページの右上にある、カプセル型の「一時」ボタンを押します。
  3. パーソナライズの有無を選ぶ既存のメモリなどを使わせたくないときは、パーソナライズなしを選びます。会話を始めたあとは変えられません。

一時チャットのままなら、履歴に残らず、学習に使われず、新しいメモリも作られません。安全上の目的で、コピーが最長30日間保持されることがあります。保存すると通常のチャットになり、アカウントの設定が適用されます。

メモリを確認・削除する

  1. メモリの設定を開く画面:設定パーソナライズメモリ設定から「パーソナライズ」→「メモリ」を開きます。
  2. 使うかどうかを決める「メモリを有効にする」のスイッチで、オンとオフを切り替えます。
  3. 中身を確かめて直す「メモリの概要」で、覚えている内容を確かめ、修正します。
  4. すべて消すとき画面:メモリ…メモリを削除してオフにする「…」(3点メニュー)から「メモリを削除してオフにする」を選びます。Webで使え、スマホは順次の提供です。

チャットを削除しても、そこから保存されたメモリは残ることがあります。削除したメモリのログは、最長30日間保持されることがあります。仕事の会話では、メモリをオフにするか、一時チャットを使うと安心です(当事務所のおすすめ)。

共有リンクを確認・削除する

  1. 共有リンクの一覧を開く画面:設定データコントロール共有リンク管理設定から「データコントロール」→「共有リンク管理」を開きます。
  2. 不要なリンクを削除する項目ごとに「共有リンクを削除」を押します。すべて消すときは、「その他の操作」→「すべての共有リンクを削除」です。

会話を削除すると、その会話の共有リンクも削除されます。スケジュール済みタスクの共有リンクは残るため、別に削除します。

データのエクスポート・削除・Privacy center

  • データのエクスポート:設定データコントロールExport dataから依頼します(エクスポートのヘルプは「データ管理」と表記)。ZIPで届き、リンクは24時間有効です。
  • 会話の削除:システムからは30日以内に削除されます(法的な義務などの例外あり)。アーカイブは、保持の期間を変えません。
  • Privacy center(2026年9月21日開始。Free・Go・Plus・Pro・Business):Webでは、アカウントのメニュー →「Help」→「Privacy center」から開きます。順次の提供のため、表示されない場合があります。

Business・Enterpriseの扱いと管理者の設定

複数人で仕事に使うなら、会社の契約(Business以上)が基本の選択肢です(当事務所の考え)。会話は既定で学習に使われず、管理者がメンバーと設定を管理できます。

  1. Businessを申し込む画面:プロフィールのアイコンプランをアップグレードするBusiness席の数(最低2席)、月額か年額か、支払い方法を選びます。作成した人がOwnerになります。
  2. メンバーを招待する画面:Workspace settingsMembersInvite memberCSVかメールで招待します。招待しただけでは、席は確保されません。
  3. SSOを設定する画面:Workspace settingsIdentity & accessIdentity & provisioningOwnerが、先に「Verified Domains」でドメインを認証してから、「Set up SSO」を選びます(SAMLかOIDC)。
  4. 機能の可否を決める画面:Workspace settings各機能の設定プラグインとSitesは、Businessでは既定で有効です。管理者が、使えるかどうかを変えられます。メモリも、Ownerが可否を決められます。
  • ロールは、Owner・Admin・Analytics Viewer・Memberの4つです。管理画面は、chatgpt.com/admin か admin.openai.com から開きます。SSOのメニュー名の「&」は、実際の画面では半角の記号です。
  • 共有リンクを会社全体で無効にする設定は、Businessにはありません。Enterprise・Eduは、ワークスペース設定権限とロールで無効にできます。
  • データの保存場所の指定(データレジデンシー)は、Enterprise・Eduが対象で、保存の地域に日本を選べます。推論の処理の場所に、日本はありません。

入れてはいけない情報と、入れる前の確認

OpenAIのヘルプは、カード番号・CVV・PINなどのカード情報を入力しないよう案内しています。当事務所の目安として、マイナンバー、口座番号と暗証番号、パスワードやAPIキー、顧問先の機密情報(個人名、取引の明細など)も入れません。必要なときは、匿名にして、架空の値に置き換えます。

  • 契約:顧問先との契約や守秘義務で、AIの利用が許されているか
  • 学習:個人プランなら学習をオフにしたか。Businessなら既定の扱いを確かめたか
  • アカウント:会社が管理できるアカウントか(個人のアカウントを仕事に使っていないか)
  • 共有:不要な共有リンクを作っていないか。作ったなら削除したか
  • ルール:入れてよい情報と、入れてはいけない情報を、社内で文書にしたか

経理での使い方と注意点

会計事務所や会社の経理での使い方を、例とあわせて紹介します。例は当事務所の作例で、データは架空です。実際の資料を入れる前に、前の章の確認を済ませてください。

使い方の例

例1:2つの表を突き合わせる

依頼添付の2つの表は、10月分の売上一覧と入金の一覧です。取引先ごとに売上と入金の合計を出し、差額がある取引先を、差額の大きい順に表にしてください。計算に使った列の名前も書いてください。

確認合計は、Excelの関数などで検算します。スキャンした書類ではなく、CSVかExcelの形で渡します。

例2:お客様への案内文の下書き

目的決算に必要な資料の提出をお願いする、案内メールの下書きを作ってください。

背景3月決算の小売業のお客様で、経理は1人で担当しています。

望む出力件名と本文。資料の名前と提出の期限は、箇条書きにしてください。

境界社名・金額・日付は入れず、「○○」と書いてください。300字程度にしてください。

確認送る人が読んで直し、社名・金額・日付は人が入れます。

例3:制度を調べる(出典つき)

依頼免税事業者からの仕入れについて、2026年10月1日以降に仕入税額控除できる割合を、国税庁の資料を出典にして教えてください。出典のURLと、資料の日付も書いてください。

確認国税庁の資料では、2026年10月1日から2年間は70%です(令和8年度の税制改正。2028年10月1日から2年間は50%、2030年10月1日から1年間は30%)。AIの回答が改正前の割合のままのことがあるため、原典で確かめます。なお、登録のない国外事業者から受ける「消費者向け電気通信利用役務の提供」には、この経過措置は適用されません(下の消費税の項)。

契約書や規程の要約も頼めますが、論点の見落としが起きることがあるため、重要な条項は原文を読みます。個別の税務判断は、ChatGPTの回答だけで決めず、税理士などの専門家に確認します。

出力を確かめる5つのルール

  • 数値:電卓やExcelで検算します。AIの計算結果は、そのまま使いません
  • 日付・税率・法令:国税庁やe-Govなどの、一次の資料で確かめます
  • 出典:リンクを開いて、書かれている内容と日付を確かめます。開けない、または内容が違うときは使いません
  • 固有名詞・金額・登録番号:原本と突き合わせます。登録番号は、国税庁の公表サイトで、名称と登録年月日も確かめます
  • 記録:使った指示と確認の結果を、社内の決まった場所に保存します

AIで作った仕訳を会計ソフトに入れるとき

ChatGPTに明細から仕訳の案を作らせ、会計ソフトに取り込む使い方もあります。そのときは、次の3点を守ります(当事務所の運用ルール)。

  • AIの出力は、必ず人が確認してから使います。
  • 銀行やカードを会計ソフトと連携している明細は、AIで作ったCSVで別に取り込みません。二重計上になるためです。科目と税区分は、連携明細の側で決めます。
  • 取り込んだあとは、通帳・連携口座の残高と帳簿の残高が1円まで一致するか(残高照合)を確かめてから、完了とします。

会計ソフトの取込形式と、実際にCSVを作った例は、仕訳の実演のページで解説しています。

支払いと請求書

OpenAIから直接購入した場合、請求書は画面から取得します。Plus・Proは、設定アカウントの「支払い」の「管理」から請求ポータルを開き、「Invoice History」で取得します。Businessはワークスペースの設定請求請求書で、オーナーだけが見られます。Goの手順は、ヘルプに記載がありません。

App StoreやGoogle Playで購入した分は、OpenAIの請求の画面に出ません。AppleやGoogleの領収書は、発行元・登録番号・税の扱いが異なり得るため、実物で確かめます。請求書や領収書は電子取引のデータにあたるため、データのまま保存するのが原則です(電子帳簿保存法)。

消費税(インボイス)

OpenAIのヘルプによると、OpenAIから直接購入する日本の顧客には、10%の消費税が課されます。請求する会社は、米国のOpenAI OpCo, LLCです。価格は米ドルで表示でき、日本の顧客の適格請求書には、消費税額が円で表示されます。課税は、2025年1月1日以降の請求分からです。

国税庁の公表サイトの表示(2026年10月27日に当事務所が確認)

登録番号名称登録年月日失効年月日
T3700150133253OpenAI OpCo, LLC令和8年(2026年)1月1日表示なし
T4700150127989OpenAI, LLC令和7年(2025年)1月1日令和9年(2027年)1月1日

※OpenAIのヘルプが案内している番号は、T3700150133253です。確認した時の画面を、保存しておくことをおすすめします。

OpenAIから直接買うChatGPTやAPIは、国外事業者が行う「電気通信利用役務の提供」にあたります。これには、提供した側が消費税を納める「消費者向け」と、受けた事業者が申告する「事業者向け」(リバースチャージ)があります。

国税庁の質疑応答は、「消費者向け」の取引について、次のように示しています。適格請求書発行事業者の登録を受けた国外事業者からのものは、適格請求書と帳簿の保存で仕入税額控除ができます。一方、登録を受けていない国外事業者からのものは、仕入税額控除の対象になりません。免税事業者等からの仕入れの経過措置(8割・7割などの控除)も適用されません。

T3700150133253(OpenAI OpCo, LLC)の登録は、2026年1月1日からです。2025年中の請求書や領収書は、発行した法人名と登録番号を実物で確かめ、取引の日に登録されていたかを公表サイトで照合します。OpenAIの取引がどちらの区分にあたるかは、国税庁の資料では直接確かめられませんでした。個別の判断は、顧問税理士に確認してください。

Enterpriseなどの個別の契約では、消費税は課されず、一般にリバースチャージ方式が適用されます。課税事業者が自分で消費税を計算して申告し(特定課税仕入れ)、同じ取引を仕入税額控除の計算にも含めます。ただし、一般課税で課税売上割合が95%以上の課税期間と、簡易課税の課税期間は、当分の間、特定課税仕入れがなかったものとされます。自社がどれにあたるかは、顧問税理士に確認してください。

仕入税額控除には、帳簿と適格請求書等の保存などの要件があります。発行者の名称と登録番号・取引年月日・取引内容・税率ごとの対価の額と税率・消費税額・宛名が載っているかを、実物で確かめます。

記帳のポイント

  • 勘定科目に決まりはありません。通信費・支払手数料・ソフトウェア利用料などから社内で1つに決め、毎期続けて使います。
  • 月額払いのプランは、毎月の利用料として費用にします(課税仕入れ10%)。
  • 年額払い(Business・Enterprise)は、前払費用として期間に応じて費用にするのが原則です。要件を満たせば、支払時に全額を費用にできる特例(短期前払費用)があります(法人税基本通達2-2-14、所得税基本通達37-30の2)。
  • Businessのクレジット(上限に達したあとも使うための前払いの枠。有効期間は12か月)は、APIのクレジットと同じく、前払金とし、使った分を費用に振り替える処理をおすすめします(当事務所の考え。APIの経理)。
  • カード明細を会計ソフトに連携しているなら、領収書から別に仕訳を起こさず、連携明細の側で科目と税区分を決めます(二重計上の防止)。

年額払いの処理の一例(架空の金額)

支払4月1日に、Businessの年額払いの1年分(5席)を、合計198,000円(税込)で支払いました。

原則前払費用として計上し、毎月16,500円(198,000円÷12。うち消費税1,500円)を費用に振り替えます。課税仕入れも、役務の提供を受ける月ごとです。

特例短期前払費用の要件を満たし、毎期続けて適用するなら、支払時に198,000円(うち消費税18,000円)を費用にできます。消費税も、支払時の課税期間の課税仕入れになります(消費税法基本通達11-3-8)。

どちらの処理を使うか、為替の換算をどうするかは、顧問税理士と決めて、毎期続けて適用します。

個人のアカウントを仕事に使うリスク

  • 会社は、個人アカウントの会話を、閲覧・エクスポート・削除できません。担当者が退職すると、会話や設定が会社の手を離れます。
  • 請求書・領収書が個人のアカウントにひもづき、証憑の保存や登録番号の確認が、個人任せになります。

当事務所の考え:複数人で使うなら会社の契約にし、Ownerが請求書の取得と席の購入を、管理者がメンバーと設定の管理を受け持つ形が、運用しやすくなります。

毎月の確認リスト

  • 契約者:会社名義の契約か。個人のアカウントを、立て替えで使っていないか
  • 請求書:登録番号・税額・宛名が載っているか。電子データのまま保存したか
  • 購入の経路:OpenAIから直接か、Apple・Google経由か(経路ごとに証憑の入手先が違います)
  • 科目と税区分:社内で決めた科目と区分にそろえたか
  • プランと席:使っていない席やプランがないか。解約の期限(次の請求の24時間以上前)は大丈夫か

OpenAI Platform(API)の使い方

OpenAI Platform(platform.openai.com)は、自社のシステムや自動処理から、OpenAIのモデルを呼び出すための管理画面です。人が会話するChatGPTとは別の製品で、契約・課金・管理画面もすべて別です(図8)。

ChatGPT(chatgpt.com) 人が画面を開いて使う 質問・文章づくり・ファイルの 要約などを、会話で進める 料金は月額のプラン Free・Go・Plus・Pro・Business などから選ぶ 課金:chatgpt.com の Settings>Billing OpenAI Platform(API) システムからAIを呼び出す窓口 自社のソフトや自動処理から AIを使うときの管理画面 料金は使った分だけ(前払い) 米ドルのクレジットを買い、 使った量だけ減っていく 課金:Platform の Billing(組織のオーナー) ChatGPTの有料プランに加入していても、API利用料は別にかかります(契約も課金も別) ※「Sign in with ChatGPT」(2026年9月29日開始)は、ChatGPTのアカウントで提携サービスにサインインする仕組みです。 プランの利用枠を使う許可はサインインとは別で、APIの利用料とも関係がありません。
図8 ChatGPTとOpenAI Platformの違い(当事務所作成のイメージ図)
契約課金・請求の画面
OpenAI Platform(API)platform.openai.com の SettingsOrganizationBilling(組織のOwnerが操作します)
ChatGPT Free・Go・Plus・Prochatgpt.com の 設定請求
ChatGPT Business・Enterprise・Eduワークスペースの請求の設定(Owner)

※公式ヘルプ(ChatGPTとAPIの課金の管理)をもとに、当事務所が整理しました。経理では、ChatGPTとAPIの証憑を分けて保存します。

2026年9月29日に始まった「Sign in with ChatGPT」は、ChatGPTのアカウントで提携サービスにサインインする仕組みです。プランの利用枠を使う許可は、サインインとは別です。APIの課金とは関係ありません。

Platformが必要になるのは、自社のシステムからAIを呼び出すときや、大量の書類をまとめて処理するときです。用途ごとに費用の上限を決めたいときや、開発を委託するときにも使います。会話で使うだけなら、ChatGPTで足ります。同じ種類の管理画面には、Claude Consoleと、Google AI StudioとGemini APIがあります。

使い始めるまでの流れ

初期設定は、6つのステップに分かれます(図9)。

1 アカウント作成 メール・Google・Microsoft ・Appleのいずれかで登録 2 支払いの設定 カードを登録し、5ドル からクレジットを購入 3 利用上限の設定 ハード上限を最初に設定 アラートは通知だけ 4 APIキーの発行 表示は作成時の一度だけ プロジェクトごとに発行 5 Playgroundで試す 指示文と答え方を確認 トークン数=費用も確認 6 システムで使う Pythonなどから呼び出す 基本はResponses API 運用(毎月の管理) プロジェクトとメンバー 月の上限とアラート 費用の確認と領収書の保存 不要なキーの削除
図9 OpenAI Platformを使い始めるまでの6ステップと、その後の運用(当事務所作成のイメージ図)

準備するもの・ロール(権限)

準備するものは、ログインの方法(メール、またはGoogle・Microsoft・Appleのアカウント)、請求先の会社名・住所、クレジットカードかデビットカードです。日本は、APIの対応国です。

ロールできること
組織のOwnerメンバー・プロジェクト・上限・APIキーなどの管理、支払い、利用状況の閲覧、APIの利用
組織のReaderモデルの呼び出しと、APIで扱うデータ(ファイルなど)の読み書き。設定の管理や利用状況の閲覧はできない
プロジェクトのOwnerそのプロジェクトの管理(メンバー・サービスアカウント・レート制限など)と、APIの利用
プロジェクトのMemberそのプロジェクトでのAPIの利用
プロジェクトのViewer読み取りのみ。公式の権限表では、モデルを呼び出す権限は付いていない

※公式のRBACガイドの要約です。組織のReaderは、読み取り専用ではなく、モデルの呼び出しとデータの読み書きができます。ロールの変更の反映には、最大30分かかります。

主な画面と、開くアドレス

Playground ブラウザでモデルを試す /playground API keys APIキーの発行・削除 /api-keys Projects 用途ごとの区画 プロジェクトセレクタ People メンバーの招待とロール People > Members Billing 購入・自動チャージ・領収書 …/billing/overview Limits ティア・処理量・予算 …/limits Usage 利用量・費用・CSV出力 /usage General 組織名・組織ID・本人確認 …/general Data controls データ共有・保持の設定 …/data-controls 試す・作る 人・区画・組織の管理 お金と上限 見える化 「…/」は、アドレスの platform.openai.com/settings/organization/ より後ろの部分を表します。
図10 Platformの主な画面と、開くためのアドレス(platform.openai.com の後ろに付けます)(当事務所作成のイメージ図)

どの画面も、アドレスで直接開けます。管理画面のナビゲーションは2026年6月5日に再設計され、ヘルプのアドレスも /account/… と /settings/organization/… の2系統があります。表示が違うときは、同じ名前の画面を探します。

ステップ1:アカウントと組織を作る

  1. 登録する画面:platform.openai.complatform.openai.com を開き、メール、またはGoogle・Microsoft・Appleのアカウントで登録します。
  2. 電話番号を認証する求められたときに認証します。
  3. 組織の名前とIDを確かめる画面:SettingsOrganizationGeneral組織の名前は、あとから表示名だけ変えられます。組織IDは変えられません。どの組織にも「Default project」があり、削除できません。

組織の本人確認(Verify Organization)は、求められたときに行います。場所は、SettingsOrganizationGeneralの「Verify Organization」です。政府が発行した身分証の原本と、顔写真の照合が必要です。同じ身分証は、90日以内に別の組織の認証には使えません。

Platformの支払いと利用上限

ステップ2:クレジットを買う

  1. Billingを開く画面:SettingsOrganizationBilling組織の請求を管理できる人(組織のOwner)が開きます。
  2. 支払い情報を追加する初めての購入ではAdd payment details(日本語のヘルプでは「支払い情報を追加」)を押し、カード情報と請求先(会社名・住所など)を入れます。
  3. 金額を入れる最低額は5ドルです。日本語のヘルプには「デフォルトの金額は$10」とあります。
  4. 自動チャージを決める「Use auto-reload」の項目を確かめます。日本語のヘルプは、セットアップの時はオンが既定と書いています。自動で買い足されたくないときは、確定の前にオフにします。
  5. 購入する残高への反映に、数分かかることがあります。2回目以降は、Buy creditsかAdd to credit balanceから買います。

補足公式の資料の違い

自動チャージの既定(オン)と、初期値の10ドルは、日本語版のヘルプ(2026年10月27日確認、更新「3 days ago」)に書かれています。英語版のヘルプ(更新「over 9 months ago」)には、この2点の記載がありません。購入の画面の表示で、必ず確かめてください。

クレジットのルール

米ドル建て
クレジットは米ドル建てです。円の金額は、カード会社の換算で決まります。
カード
クレジットカードかデビットカードです。カード会社の拒否や、3-Dセキュア(本人認証)の失敗で、拒否されることがあります。
有効期限
購入から1年で失効します。延長はできません。
返金
原則として返金されません。確認された請求エラーや不正利用などの例外は、サポートが窓口です。
残高の上限
利用と支払いの履歴にもとづく信頼レベル(trust tier)で決まります。具体的な金額は公開されていません。

請求書に載る会社名・住所・税番号(Tax ID)は、Billing preferences で更新します。変更が反映されるのは今後の請求書だけで、発行済みの書類は変わりません。最初の購入の前に整えておきます。

ステップ3:月の上限を設定する(最優先)

使いすぎを防ぐ一番の手段が、月の支出の上限です。「上限」には次の4つがあり、混同しやすいので先に整理します。

上限決めるのは到達すると
支出のアラート自分通知が届くだけで、APIは止まりません
月のハード上限自分APIが止まり、429エラーになります
月の使用上限(ティアごと)OpenAI429エラーになります。引き上げは、Limitsの画面の案内かサポートへの相談です
レート制限(1分あたりの処理量)OpenAI(ティア別)429エラーになります。少し待てば直ります
  1. Limitsを開く画面:SettingsOrganizationLimits
  2. Edit spend limitを押す「Spend」の欄にあります。
  3. 月の上限額を入れる「Monthly spend limit」に入力します。
  4. 「Enforce a hard limit」をオンにして保存するオンにしたときだけ、上限でAPIが止まります。止まる処理はその場では反映されず、設定した額を少し超えることがあります。止まったあとは、上限を上げるか、翌月まで待つと再開します。

組織の上限は、すべてのプロジェクトに効きます。プロジェクトの上限は、そのプロジェクトだけに効きます。プロジェクトに月の上限を作ると、100%のアラートが既定で付きます。

利用ティア(Free・Build・Launch・Grow)

Free 月の使用上限 $100 許可地域のユーザー Build 月の使用上限 $500 累計の購入が $5 以上 Launch 月の使用上限 $5,000 累計の購入が $100 以上 Grow 月の使用上限 $200,000 累計の購入が $500 以上 累計の購入額が基準に届くと、自動で上のティアに上がります(「Upgrade tier」ボタンもあります) Freeでは GPT-6 系のモデルを使えません (各モデルのページの表で Not supported) 最初に5ドル以上買うと、Buildになります。 有料のティアは、2026年10月6日にTier 1〜5の5段階から3段階に再編されました。
図11 OpenAI Platformの利用ティア。金額は、月の使用上限です(当事務所作成のイメージ図)

利用ティアは、買ったクレジットの累計額で決まり、基準に届くと自動で上がります。2026年10月6日に、有料のティアが5段階(Tier 1〜5)から3段階に再編されました。このページの4つのモデルは、Freeのティアでは使えません(各モデルの表で「Not supported」)。5ドル以上買うと、Buildになります。

ティア累計の購入額月の使用上限Astra・Sol・Terra(RPM/TPM)Luna(RPM/TPM)
Build5ドル以上500ドル5,000/100万5,000/200万
Launch100ドル以上5,000ドル10,000/400万10,000/1,000万
Grow500ドル以上200,000ドル15,000/4,000万30,000/1億8,000万

※公式のレート制限の表(2026年10月27日確認)。RPMは1分あたりのリクエスト数、TPMは1分あたりのトークン数です。正確な値は、Limitsの画面の「Rate limits」で確かめます。

自動チャージと、残高がゼロになったとき

自動チャージ=残高を保つ仕組み(例) 月初 月末 残高 100ドル 20ドル 自動で買い足し 自動で買い足し 青の線:残高の動き(買い足すと100ドルに戻る) 赤の点線:買い足しを始める残高(しきい値) 月の予算:ハード上限で止める ハード上限 アラート 今月の 支出 アラートは通知だけで、通信は止まりません。 ハード上限に達すると、APIが止まります。 反映に少し時間がかかり、超えることがあります。
図12 自動チャージと、月のハード上限の関係。金額はすべて例です(当事務所作成のイメージ図)

自動チャージ(auto-reload)は、残高が決めた額を下回ると、自動でクレジットを買い足す機能です。業務に組み込んだAPIが止まると困るときに使います。設定は、しきい値、戻す残高、1か月の自動購入の上限(任意)です。

自動チャージは「残高を保つ」仕組みで、「使いすぎを止める」仕組みではありません。止めるのは、ハード上限です。残高がゼロになると、429エラー(credit_balance_exhausted)が返ります。処理の遅れで超えた分は、マイナスの残高になり、次の購入から差し引かれます。

APIキーを発行し、安全に管理する

APIキーは、システムがOpenAIを呼び出すときに使う「鍵」です。他人に使われると、その費用は自社のクレジットから引かれます。クレジットカードの番号と同じつもりで扱います。

発行の手順

  1. プロジェクトを選ぶキーは、プロジェクトごとに発行します。プロジェクトの選択(プロジェクトセレクタ)で、使うプロジェクトを選びます。
  2. 新しいキーを作る画面:API keysCreate new secret keyAPI keys の画面(platform.openai.com/api-keys)で、+ Create new secret keyを押します。
  3. 名前と権限を決める用途と作成月が分かる名前(例:accounting-prod-202610)にします。権限は、All(既定)・Restricted・Read Only から選びます。有効期限を付けられるときは、付けます。
  4. すぐに保管するキーの全体が表示されるのは、作成したときの一度だけです。なくしたときは新しいキーを作り、古いキーは削除します。

キーを作れないときは、組織やプロジェクトで「作れるキーの種類」が制限されている可能性があります(2026年9月15日に追加された機能)。管理者に確かめます。

キーの種類と使い分け

種類特徴向いている用途
ユーザー所有のキー作った本人の権限で動きます。権限は All・Restricted・Read Only から選びます自分の開発・試作
サービスアカウントのキープロジェクトに作る、システム用の利用者のキーです。作成時にだけ表示されます社内システム・自動処理など、共有で使うもの
Adminキー組織のOwnerだけが作れます。メンバーの管理や、利用量と費用のAPI(Usage API・Costs API)に使い、モデルの呼び出しには使えません組織の管理や、費用の自動集計

※サービスアカウントは、プロジェクトの「Members」→「+ Service account」から作ります。Adminキーは、SettingsOrganizationAdmin keysから作ります。ChatGPTのワークスペース管理者向けの「Admin keys」は、別のものです。

安全に管理するための7つのルール

OK(安全な扱い方) 環境変数(OPENAI_API_KEY)で渡す プロジェクトごとにキーを分ける 期限をつけ、定期的に作り直す 権限は必要な範囲にしぼる 不要になったら、すぐに削除 NG(漏れる原因) メール・チャット・共有フォルダに貼る コードに書き、GitHubに上げる 1本のキーを全員で使い回す ブラウザやアプリの中に埋め込む 退職者・委託終了者のキーを放置
図13 APIキーの安全な扱い方(OK)と、漏れる原因になる扱い方(NG)(当事務所作成のイメージ図)
  1. 1人に1本、用途ごとに1本作り、共有しません。開発用・テスト用・本番用も分けます。
  2. プログラムには書かず、環境変数 OPENAI_API_KEY で渡します(公式のライブラリが自動で読みます)。
  3. キーを書いた .env ファイルは、Gitの管理対象から外します。
  4. ブラウザやスマホアプリの中には埋め込まず、AIの呼び出しはサーバー側から行います。
  5. メール・チャット・問い合わせなどに、キーを貼り付けません。
  6. 有効期限を付けて定期的に作り直し、権限は必要な範囲にしぼります。
  7. 退職・異動・委託の終了のときは、その人のキーとメンバー登録を、すぐに削除します。

キーが漏れたときは、API keys の画面で、キーの横のゴミ箱のアイコンから削除し、新しいキーに入れ替えます。取り消しは数秒で反映されます。接続元のIPアドレスを制限する「IP allowlist」も使えます。

Playgroundで試す・モデルと料金の目安

Playground(platform.openai.com/playground)は、プログラムを書かずに、ブラウザでモデルを試せる画面です。システムに組み込む前に、指示文の書き方と、モデルごとの答え方・費用を確かめます(図14)。

イメージ図(実際の画面の配置とは異なります) 1 モデルを選ぶ 迷ったら上位モデルから始め、 定型の大量処理は軽量版も比較 2 指示文と入力を書く 役割とルールは指示文に、 処理するデータは入力に書く 3 実行する 実行のたびに料金がかかる。 金額はトークン量で決まります 4 答えと使用量を見る 答えの中身、途中で切れていな いか、入力・出力のトークン数 5 1か所だけ直す モデル・指示文・設定のうち 1つだけ変えて、もう一度実行 6 合格したら実装 指示文と設定を手順書に残し、 プログラムに書き写す 合格するまで、手順4と5を繰り返します。
図14 Playgroundで試す流れ。配置と文言はイメージで、実際の画面とは異なります(当事務所作成のイメージ図)
  1. プロジェクトとモデルを選ぶ画面:PlaygroundPlaygroundを開き、使うプロジェクトを選んでから、モデルを選びます。
  2. 指示文と入力を書く指示文(システムプロンプト)に役割とルールを、入力の欄に処理させたいデータを書きます。
  3. 推論の手間と出力の上限を決める推論の手間(effort)は、まず low から試します。出力の上限は、最初は25,000トークン以上にします。
  4. 実行して、答えと使用量を見る答えの中身、途中で止まっていないか(状態)、入力と出力のトークン数を確かめます。
  5. 1か所だけ直して比べるモデル・指示文・設定のうち1つだけを変えて、もう一度実行します。合格したら、手順書に残します。

注意Playgroundの注意

  • Playgroundで実行した分も、APIと同じ料金でクレジットから引かれます。
  • 試すデータは、架空のものか、個人名や口座番号などを消したものにします。
  • Playgroundの「Prompts」(指示文の保存と版の管理)、Evals、Agent Builderは、2026年11月30日に終了します。Evalsは、10月31日から読み取り専用です。うまくいった指示文は、社内の手順書に控えます。

モデルの選び方と料金

主なモデル(2026年10月27日時点・米ドル)

モデル(APIの名前)向いている用途(公式の案内)料金(入力/出力・100万トークンあたり)推論の手間(effort)
GPT-6 Astra(gpt-6-astra)難しい推論・コード・専門的な仕事。迷ったときの出発点10ドル/50ドルnoneは指定できない
GPT-6.1 Sol(gpt-6.1-sol)Astraに近い性能を、より低い費用で2ドル/10ドルnoneは指定できない。標準はmedium
GPT-6.1 Terra(gpt-6.1-terra)画像の読み取り、正確な画面の操作、自然な文章(2026年10月26日提供)1ドル/5ドルnoneから指定できる。標準はmedium
GPT-6 Luna(gpt-6-luna)大量・定型の処理。4つの中で最も安い0.10ドル/0.50ドルnoneから指定できる。標準はmedium

※標準の処理の料金で、クレジットの残高から引かれる額です。消費税はクレジットを買う時に請求されますが、上乗せか込みかは公式の資料に明記がないため、最初の購入の領収書で確かめます。4つのモデルとも、扱える量(コンテキスト)は105万トークン、最大の出力は12万8,000トークンです。1回の入力が27万2,000トークンを超えると、入力は2倍、出力は1.5倍の料金です。Terraの知識の期限は2026年6月1日で、Freeのティアでは使えません。

OpenAIのモデル一覧のページは、「迷ったらGPT-6 Astra」と案内しています。ただし、明細の分類や請求書の読み取りのような定型の処理では、Luna・Terra・Solでも十分なことがあります。同じテストデータで実行し、正確さと費用を比べて選びます(当事務所のおすすめ)。

処理のモードとキャッシュ

  • 急がない大量の処理は、Batch(24時間以内に処理)かFlexで、標準の半額になります。
  • 急ぐときは、Fast(標準の2倍)や、Ultrafast(6倍。AstraとSolのみ)を選べます。Terraの料金表に、Ultrafastの記載はありません。
  • 同じ指示文を何度も送ると、プロンプトキャッシュで入力の料金が下がります。キャッシュの読み出しは入力単価の0.1倍(6.1 SolとTerraは0.05倍)です。キャッシュへの書き込みは1.25倍(30分)で、12時間の保持にすると2.5倍です(Responses APIのみ)。
  • 2026年10月21日から、プロジェクトごとに、使える処理の種類(service tier)を選べます。組織の設定で、全プロジェクトをまとめて制限することもできます。

結果の読み方(答え・状態・トークン数)

{ "status": "completed", "output": [ … 答えの本文 … ], "usage": { "input_tokens": 180, "output_tokens": 520, "output_tokens_details": { "reasoning_tokens": 280 }, "total_tokens": 700 } } 状態 completed なら最後まで答えた。 incomplete は途中で止まった (出力の上限に達したとき) 答え ここが本文。中身を確認する 使用量(トークン数) 出力には「考えた分」 (reasoning)も含まれる 費用の計算(GPT-6 Lunaの例) 180×0.10ドル÷100万 +520×0.50ドル÷100万 =約0.00028ドル (1ドル150円なら約0.04円)
図15 APIの応答(レスポンス)の読み方。数値は例です(当事務所作成のイメージ図)
状態(status)意味対処
completed最後まで答え終わった中身を確認する
incomplete途中で止まった。理由が max_output_tokens なら、出力の上限に達した(考えた分で使い切り、答えが空のこともある)出力の上限を増やすか、effortを下げる
failed処理に失敗したエラーの内容を確認し、時間をおいて再実行する
答えの中に refusalモデルが回答を断った指示やデータを見直す。別のモデルでも試す

出力のトークン数には、画面に見えない「考えた分」(reasoning_tokens)も含まれます。公式のガイドは、出力の上限を、最初は25,000トークン以上確保するよう勧めています。上限は使い切る必要はなく、費用は使った分だけです。

経理で試す3つのレシピ

指示文の書き方は、ChatGPTと同じく、目的・背景・望む出力・境界の4つが基本です(指示の書き方)。処理させるデータは、<data> のような区切りで囲み、指示と分けます。

レシピ1:明細から勘定科目の候補を出す(架空のデータ)

指示文あなたは日本の中小企業の経理担当者を補助します。明細ごとに、勘定科目の候補を最大3つ、可能性の高い順に挙げ、理由は20文字以内で書いてください。判断に迷う明細は「要確認」とし、確認すべき点を書いてください。明細にない情報を推測で補わないでください。

入力<data>10月3日 コピー用紙 3,300円 現金/10月5日 電力会社 口座振替 18,700円/10月8日 取引先と打合せ 喫茶店 1,540円</data>

設定モデルは、GPT-6 Luna・GPT-6.1 Terra・GPT-6.1 Solで比べます。effortは low から、出力の上限は25,000トークン以上から始めます。

確認第1候補の正答率、「要確認」の付け方が妥当か、1件あたりのトークン数を見ます。

レシピ2:請求書の文章から項目を抜き出す。構造化出力(Structured Outputs)を使うと、答えを決まった形のJSONで受け取れ、会計ソフトへの取り込みに向きます。出力の形式で「JSON schema」を選び、次のように指定します。

{
  "type": "object",
  "properties": {
    "vendor_name": {"type": "string"},
    "invoice_date": {"type": ["string", "null"]},
    "total_amount": {"type": ["integer", "null"]},
    "tax_amount": {"type": ["integer", "null"]},
    "registration_number": {"type": ["string", "null"]}
  },
  "required": ["vendor_name", "invoice_date", "total_amount", "tax_amount", "registration_number"],
  "additionalProperties": false
}
  • 書かれていないことがある項目は null も選べる形にし、推測で埋めさせません。strict では、全項目を required にし、additionalProperties を false にします。
  • JSON mode(json_object)は、正しいJSONになることまでしか保証せず、項目や型は保証しません。
  • 請求書の画像を読み取るなら、画像の読み取りに向くGPT-6.1 Terraも、比較の候補になります。

レシピ3:取引先へのメールの下書き。「分からない部分は【 】で空欄にし、推測で書かない」と指示文に入れます。送る前には、人が読み直します。

大量の判定には Decisions API も。2026年10月22日に一般提供が始まったDecisions APIは、GPT-6 Lunaで、1回に最大400問の判定をまとめて行えます。料金は入力が100万トークンあたり0.10ドルで、出力の課金はありません。仕訳の分類の候補になります(当事務所の考え)。

費用の見積もり方

Playgroundに表示されるトークン数から、1件あたりの費用を計算できます。式は「入力トークン×入力単価+出力トークン×出力単価」です(単価は100万トークンあたり)。3つのレシピの目安は、次のとおりです。

作業(1,000件あたり)1件のトークン(入力/出力)GPT-6 LunaGPT-6.1 TerraGPT-6.1 Sol
勘定科目の候補(明細1件)80/120約0.07ドル(約10円)約0.68ドル(約102円)約1.4ドル(約204円)
請求書の読み取り(1通・JSON)1,500/150約0.23ドル(約34円)約2.3ドル(約338円)約4.5ドル(約675円)
メールの下書き(1通)400/600約0.34ドル(約51円)約3.4ドル(約510円)約6.8ドル(約1,020円)

※米ドルの単価で計算した概算です(1ドル=150円。消費税の扱いは、上のモデルの表の注のとおり)。トークン数は仮定の値で、答える前に考える分(推論のトークン)を含みません。実際の数は、Playgroundの表示で確かめてください。急がない大量の処理は、BatchかFlexで半額になります。

プログラムから使うとき

システムから呼び出すときは、公式が勧める Responses API を使います。キーは、環境変数 OPENAI_API_KEY で渡します(公式のライブラリが自動で読みます)。最小のコードの例は、公式のクイックスタートに載っています。

  • effortを none 以外にするときは、temperature や top_p など、答えのばらつきを決める設定を指定しません。
  • GPT-6 AstraとGPT-6.1 Solは、effortを none にできません。noneから移すときは、まず low が勧められています。
  • 古い記事のサンプルに出てくる gpt-4.1-nano・o3-mini・o4-mini などは、2026年10月23日に終了しました(提供終了の予定)。新しいモデルに置き換えます。

本番に移す前のチェックリスト

  • 合格ライン:何をもって「使える」とするかを、数字で決めた(例:10件中9件で第1候補が正しい)
  • テスト:よくある例・まぎらわしい例・例外を含む10件以上で確かめた
  • 費用:1件あたりの費用と月の件数から、月のハード上限を決めた
  • データの扱い:個人情報や顧問先の情報の扱いを決め、試験は架空のデータで行った
  • 人の確認:仕訳の確定やメールの送信など、最後の判断は人が行う流れにした

プロジェクト・メンバー・費用の点検

メンバーを招待する

  1. メンバーの画面を開く画面:PeopleMembers組織のOwnerが開きます(日本語の表記は、ユーザー → メンバー)。
  2. Add memberを押すメールアドレスを入れるか、「Select user」で選びます。
  3. ロールとプロジェクトを選ぶ組織のロール(OwnerかReader)を選び、「Invite to projects」で参加させるプロジェクトを選びます。管理を任せない人はReaderにします。
  4. Inviteを押す状況は People → Invitations で確かめます。期限が切れた招待は、もう一度招待します。

プロジェクトで区画を分ける

プロジェクトは、組織の中を用途ごとに区切る「区画」です。APIキー、サービスアカウント、ファイル、処理量の制限、月の上限が、プロジェクトごとに分かれます(図16)。

組織(会社) クレジット・請求・メンバーはまとめて管理 Default project 最初からある区画 削除できません メンバーを直接 追加できない → 用途には使わない 経理(仕訳・読取) 月の上限:100ドル 80ドルでアラート キー:本番1本    テスト1本 使えるモデルを限定 営業(提案書) 月の上限:50ドル 40ドルでアラート キー:1本 メンバー:営業部のみ 社内検証(試験) 月の上限:20ドル 軽量モデルだけ許可 試すデータは 架空のものだけ 組織全体の月の使用上限(ティア)や組織のハード上限は、プロジェクトの設定とは別に常に効きます
図16 プロジェクトの設計例。金額やキーの本数は例です(当事務所作成のイメージ図)
  • プロジェクトを作れるのは、組織のOwnerだけです。削除はできず、アーカイブ(元に戻せない非表示)だけです。
  • 「Default project」には、メンバーを直接追加できません。用途ごとのプロジェクトを別に作ります。
  • プロジェクトごとに、レート制限、使えるモデル(Limits → Model usage)、月の上限とアラート、使えるservice tier(2026年10月21日から)を設定できます。
  • 組織全体の上限(ティアの月の使用上限、組織のハード上限)は、プロジェクトの設定とは別に、常に効きます。

本番と試験はキーを分け、試験用のプロジェクトには軽量なモデルと小さな上限だけを許可すると安心です(当事務所のおすすめ)。

使った費用を確認する(Usage・CSV)

費用の確認は、Usage(platform.openai.com/usage)で行います。プロジェクト・ユーザー・APIキー・モデルなどの単位で集計できます。時刻はUTC(協定世界時)のため、月初の日本時間0時から9時までの利用は、前の月に入ります。

  1. 期間を選ぶ画面:Usage右上で、日付の範囲を選びます。月次の点検には、月初から月末までを指定します。
  2. Exportを押す「Cost data」(費用)を選び、Downloadを押して、CSVを保存します。

経理に渡す月次の資料の設定(公式ヘルプの月次エクスポートの例)

項目設定
データCost data(費用)
Group by(集計の単位)Line item(明細)
ProjectAll(すべて)、または個別のプロジェクト
形式・間隔・期間CSV、1 day(1日ごと)、月初から月末

※このCSVは、前払金から費用に振り替える金額(使った分)の根拠資料になります。月ごと・プロジェクトごとに保存します。使用量と費用は、Usage APIとCosts API(Adminキーが必要)でも取得できます。

毎月の点検リスト

  • 残高と有効期限:Billingで残高を確かめる。クレジットは1年で失効するため、使い切れる額か
  • 自動チャージ:しきい値と、月の購入の上限が、意図どおりか
  • 支払い履歴と領収書:Billing historyから、当月分の領収書や請求書を、電子データのまま保存したか
  • 費用のCSV:Cost dataを月初から月末で書き出し、プロジェクト別に保存したか
  • 上限とティア:ハード上限・アラート・ティアが、今の使い方に合っているか
  • APIキーとメンバー:使っていないキーや、退職者のキー・登録が残っていないか

旧モデル・機能の提供終了の予定

日付終了するもの
2026年10月23日(終了済み)gpt-3.5-turbo・gpt-4・gpt-4-turbo・gpt-4o-2024-05-13・gpt-4.1-nano・o1・o1-pro・o3-mini・o4-mini・gpt-image-1 など
2026年10月31日Evalsが読み取り専用になります
2026年11月30日Evals・Agent Builder・v1/prompts
2026年12月1日gpt-image-1-mini など
2026年12月11日GPT-5系(gpt-5・gpt-5-mini・gpt-5-nano・gpt-5-pro など)・o3・o3-pro
2027年1月6日旧い読み上げのモデル(tts-1 など)。ファインチューニングの新しいジョブも作れなくなります
2027年1月14日GPT-4系(gpt-4o の2024-08-06・2024-11-20、gpt-4o-mini、gpt-4.1、gpt-4.1-mini など)
2027年1月20日旧い音声とリアルタイムのモデル
2027年2月26日whisper-1 など

※公式の提供終了の予定(Deprecations、2026年10月27日確認)。

APIのデータの扱いと、経理の注意点

入力した内容はどうなるか

項目取扱い
学習への利用オプトイン(自分で同意)しない限り、モデルの学習や改善には使われません。契約書(Services Agreement)にも同じ趣旨の記載があります
ログ不正利用の監視のためのログは、最大30日間保管されます
応答の保存Responses APIは、既定で応答を30日間保存します。保存したくないときは、store を false にします
ファイルなどアップロードしたファイルは、削除するまで保存されます
データ共有(Sharing)既定では無効です。OwnerがData controlsSharingで有効にすると、入出力が学習や評価に使われます
ZDR・MAM保存しない設定(Zero Data Retention)や、監視の緩和(Modified Abuse Monitoring)は、OpenAIの承認が必要です
データの保存場所日本の地域は「保存は対象、処理は対象外」で、MAMかZDRが必要です

※公式ドキュメント(Your data。2026年10月27日確認で変更なし)と公式ヘルプ(データ共有)をもとに、当事務所が整理しました。

ただし、学習に使われないことと、顧問先の資料をAIに送ってよいことは、別の問題です。顧問先との契約、守秘義務、個人情報の取扱いのルールに沿って、送ってよい範囲を先に社内で決めます。データ共有は、有効にしない運用が無難です(当事務所の考え)。

支払いと領収書

過去の支払いは、SettingsOrganizationBillingの支払い履歴(Billing history)で確認します。公式ヘルプは、個人・チームの前払いでは請求書(invoice)は発行されず、領収書(receipt)が出ると書いています。

書類の名前ではなく、記載の内容で確かめます。適格請求書の記載事項(発行者の名称と登録番号・取引年月日・取引内容・税率ごとの対価の額と税率・消費税額・宛名)がそろっているかを、最初の購入のあとに実物で確かめます。

Enterpriseの契約で、月ごとの請求書払いにしている場合、請求書は暦月(UTC)単位で発行されます。2026年4月1日の発行分から、請求書にAPIの費用の明細は載らなくなり、明細はUsageのExportで取得します。

消費税(インボイス)の扱いは、ChatGPTと同じです。OpenAI OpCo, LLC(T3700150133253)が消費税10%を請求し、Enterpriseなどの個別の契約はリバースチャージです。登録番号の確認と、国外事業者の取引の注意点は、経理の章の消費税の項をご覧ください。

記帳:前払金から費用へ

APIのクレジットの処理について、国税庁やOpenAIの資料に直接の記載はありません。以下は当事務所の考えで、課税仕入れの時期を、役務の提供を受けた日とする原則(消費税法基本通達11-3-1)にもとづきます。

  • APIのクレジットは、使った量に応じて減る前払いです。購入時は前払金とし、使った分を費用に振り替える処理をおすすめします。期間に応じて受けるサービスではないため、短期前払費用の特例には、なじみにくいと当事務所は考えます。
  • 消費税の課税仕入れは、1回だけ計上します。購入時と失効時を対象外、使った分を費用に振り替える時を課税仕入れ(10%)とする処理を、当事務所はおすすめします。
  • 有効期限(購入から1年)が切れた分は、失効した時点で、雑損失などに振り替えます。
  • 使った分を円に直す方法も、先に決めます。一例は、支払った円の総額(消費税を含む)に、使ったドルの割合をかける方法です。

APIクレジットの処理の一例(当事務所の考え・架空の金額)

購入100ドル分のクレジットを、消費税を含めて合計16,500円で購入しました(消費税が上乗せされる場合の例)。前払金(対象外)16,500円を計上します。

使用その月に20ドル分を使いました。16,500円×20÷100=3,300円を、前払金から費用(科目は一例で、通信費など)に振り替えます。この3,300円が課税仕入れ(10%)で、うち消費税は300円です。

失効使い切れずに失効した分は、失効した時点で、前払金から雑損失などに振り替えます(対象外)。

金額が小さく、購入時にまとめて費用にする運用にしたい場合は、法人税(所得税)と消費税の扱いを顧問税理士と決めてから、毎期続けて適用します。

つまずいたとき:429エラーの見分け方とよくあるエラー

APIが動かないときは、まずエラーの番号と、エラーの code を確認します。特に429は原因が4種類あり、対処がまったく違います(図17)。

429 エラー credit_balance_exhausted 前払いの残高が ゼロ クレジットを 購入する organization_spend_limit_exceeded project_spend_limit_exceeded 自分で決めた ハード上限に到達 上限を見直す (または翌月待ち) organization_usage_limit_exceeded OpenAIが定める 月の使用上限 ティアを上げるか サポートに相談 Rate limit reached/slow_down 短時間に送り すぎた 少し待って再実行 送る速さを緩める 赤系の3つは、再実行しても直りません。緑の1つは、待てば直ることがあります。
図17 429エラーの見分け方。codeを見て、再実行で直るかどうかを判断します(当事務所作成のイメージ図)
HTTPエラーの内容(codeや文言)意味と対処
401Incorrect API key providedキーの誤り・失効、別の組織のキーなどです。キーと組織IDを確かめ、なければ作り直します
403Country, region, or territory not supported対応していない地域からのアクセスです。接続元(クラウドのサーバーの所在地など)を確かめます
429credit_balance_exhausted前払いの残高がゼロです。クレジットを購入します
429organization_spend_limit_exceeded/project_spend_limit_exceeded自分で決めたハード上限に達しました。上限を見直すか、翌月まで待ちます
429organization_usage_limit_exceededOpenAIが定める月の使用上限に達しました。ティアを上げるか、サポートに相談します
429Rate limit reached/slow_down短時間に送りすぎました。少し待って再実行し、送る速さを緩めます
400Invalid service_tier argumentプロジェクトで許可されていないservice tierを指定しました。設定を見直します
500・503server error/server_is_overloadedOpenAI側の混雑や障害です。少し待って再試行し、ステータスページを確かめます

※公式のエラーコードの一覧と公式ヘルプをもとに、当事務所が整理しました。

残高・ハード上限・月の使用上限による429は、再実行しても直りません。原因を取り除いてから再開します。古い記事にある「You exceeded your current quota」という文言は、現在の公式のエラーの一覧にはありません。429が出たら、文面ではなく code で見分けます。

よくある質問

無料のままで、どこまで使えますか?

Freeは、テキストのチャットが無制限(悪用対策あり)で、アップロード・画像・音声・Deep research・メモリ・Codexには上限があります。ファイルは1日3件、スケジュール済みタスクは3件までです。仕事で毎日使うなら、Plus以上をおすすめします(当事務所の考え)。

日本円では、いくらですか?

公式の資料で確認できた金額は、米ドルです(Plus 20ドルなど)。通貨のヘルプは日本円(JPY)での請求に対応すると書いていますが、円の金額の一覧は確認できませんでした。円で請求されるか、金額と消費税は、購入画面と請求書で確かめてください。App StoreやGoogle Playで買う場合は、各ストアの通貨で請求されます。

ChatGPT Plusに入れば、APIも使えますか?

使えません。ChatGPTとAPIは、別に課金・管理されます。APIは、OpenAI Platformで前払いのクレジットを買って使います(OpenAI Platform(API)の使い方)。

入力した内容は、AIの学習に使われますか?

個人プラン(Free・Go・Plus・Pro)は、既定で使われ得ます。設定データコントロールの「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにすると、以降の新しい会話は使われません。ただし、サムズアップ・ダウンで送ったフィードバックの会話は、使われ得ます。Business・Enterprise・EduとAPIは、既定では使われません。

顧問先の資料を入れても、大丈夫ですか?

一律には言えません。顧問先との契約や守秘義務で、AIの利用が許されているかを先に確かめます。許される場合でも、学習をオフにし、会社が管理できる契約(Businessなど)を使い、個人名や口座番号は匿名にします。マイナンバーやカード番号は入れません(当事務所の考え)。

「エージェント」や「Atlas」が見当たりません。

エージェントモードは利用できなくなり、長い作業はWork、ブラウザを使う作業はWorkのクラウドブラウザで頼む形になりました。専用ブラウザのAtlasは、2026年8月9日に停止しました。代わりに、デスクトップアプリとブラウザ拡張が案内されています。

ChatGPTで動画は作れますか?

2026年10月27日時点の公式のページには、ChatGPTで動画を作る機能の記載がありません。Soraのアプリ・Webは2026年4月26日に、APIは9月24日に終了しています。動画を作れるAIは、AI比較のページで比べています。

解約したのに、請求されました。

契約した場所(Web・Apple・Google)で解約する必要があります。アプリを削除しても、解約にはなりません。次の請求の24時間以上前に手続きします。アカウントを削除しても、AppleやGoogle Playで購入した分は、別に解約が必要です。

エラーが出て、使えません。

ページを更新し、新しいチャットで試します。改善しないときは、status.openai.com で障害を確かめ、キャッシュとCookieの削除、拡張機能・VPNの停止、別のネットワークを順に試します。サポートには、help.openai.com の右下のチャットから連絡します。

APIは、無料で試せますか?

Playgroundで実行した分も、APIと同じ料金でクレジットから引かれます。また、Freeのティアでは、このページで紹介した4つのモデル(Astra・Sol・Terra・Luna)は使えません。5ドル以上のクレジットを買ってBuildにし、先に月のハード上限を決めてから試します。

出典・参考(確認日:2026年10月27日)

AI活用ガイドのページ一覧

ガイドのトップAI活用ガイド(Claude・ChatGPT・Gemini)7ページの入口。目的別にどのページを読めばよいかを案内します。 ページ1AI比較|Claude・ChatGPT・Geminiでできること一覧と使い分け動画生成・パソコン操作・クラウド実行などの可否を7製品で一覧にし、料金・データの扱い・用途別の使い分けを比べます。 このページChatGPTの使い方|登録・プラン・安全な設定とOpenAI Platform(API)登録から画面の見方、学習に使わせない設定、経理の注意点、OpenAI Platform(API)の使い方まで。 ページ3Claude Consoleの使い方|画面の場所・APIクレジット・セッション・情報を漏らさない設定画面のどこに何があるかを写真で示し、APIクレジット、Managed Agentsのセッション手順、情報を漏らさない設定を解説します。 ページ4Geminiの使い方|始め方・プラン・主な機能・安全な設定とGoogle AI Studio(Gemini API)Geminiアプリの始め方・プラン・主な機能・安全な設定と、Google AI Studio・Gemini APIの使い方。 ページ5Claude Codeで仕訳データを作る|架空の通帳と領収書から会計ソフトの取込CSVまで実演架空の通帳データと領収書から、会計ソフトに取り込むCSVをClaude Codeなどで実際に作った結果と注意点。 ページ6Claude CodeとClaude(旧Cowork)の使い方|導入・安全な設定と実務の実例インストール、権限・安全な設定、実務での実例まで。Claude(旧Cowork)との使い分けも。

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